俺がヤギでもその手紙だけは食えない 公演情報 俺がヤギでもその手紙だけは食えない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
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  • 満足度★★★★

    オッサンROCK
    間延びとか変なのは演技なのか。それが好みとして出そうに思えます。人はネガティブに陥りやすいもの。それをポジティブに出来れば素敵だけども、そう容易ではなく年齢のことは尚更に思えます。僕もオッサンの領域に入りつつあるので、分かるような気もします。気にしないようになれたなら、それは幸せでしょう。以下

    ネタバレBOX

    間が独特に感じます。ボケとツッコミのやり取りは比較的自分には良い方でした。若者だっていつかはオッサン、オバサンへ変貌していくけれど、今この瞬間は分からない当人達のささやかで広大な悩み。最後のえー。は長いし端折っても良かったように思えます。皆さん、おいくつなのでしょうか。テンポとか根本的な芝居のタッチも雰囲気を維持しつつ変えていったら、合わない方にもまた違った印象を与えるのでしょうか。ありがとうございました。
  • 満足度★★

    自分には合いませんでした
    ここでの評価が高いので期待して観劇しましたが。

    ネタバレBOX

    あまり笑いもなく、殆どが動きのない会話劇でした。内容も記憶に残らない内容で、20代の若者が20代の自称おっさんのおっさん化現象を小ばかにしたり、応援したりで、薄っぺらな気がしました。
    なぜこりっちユーザーが高得点をつけているのか、不思議に思いました。
  • 満足度★★★★

    テーマは好き
    ヘタウマとでもいうのか演技は上手じゃないんだけどその下手な感じが独特で味となって笑いにつながってる感じ。30分くらいの短編ならそれでいいんだけど90分だとちょっときついかな 台詞回しはあまりよくないけど笑いを逐一挟むのであまり感じさせない。でも面白くなかったときテンポが悪くなる。自分は同世代なので非常に興味深いテーマだった。学生ノリの範疇を出ないヘタウマな芝居がそれはそれで好きだったんだけどマスターの冷ややかな正論がちょっと不快だった。そういう人が1人いなきゃダメなのかもしれないけど正論とかとは一番遠いとこでおっさんと若者はぶつかってたので。

  • 満足度★★★

    みました
    ”最高にちょうどいい軽演劇”ってなんなのかなぁ。今日は一日中眠かったのでこんな感想で勘弁してください。

  • 満足度★★

    初見
    会話中心で動きもたいして面白く無く引き込まれなかった。
    テンポが良くて笑える所もあったが大体テンポがくずれていて勿体無かった。
    役者さん達が意味もなくただ立っているだけなのは力量不足か。

    内容は面白いだけに残念。

  • 満足度★★★★★

    若さと老いの対比をコミカルに表現
    若さと老いの対比をうまく笑いにもって行ってたと思いました。
    避けられないネガティブな宿命を、こういう形での表現の仕方もあるんだなと思いました。
    初ゴアでしたが、随所で笑わせてもらいました。

  • 満足度★★★★★

    面白かった!!
    4回目のGORE GORE GIRLS観劇。今までの中で一番おもしろかったです。細かすぎるネタ(?)がいろんなところにちりばめられていてとにかく笑いました。ちょっとドキッとさせられるセリフもあって、自分の現在と重なる部分もあってなぜか泣きそうになりました。次回公演も楽しみにしています。

  • 満足度★★★★★

    ツボな笑いが満載!!
    社会派を謳う(?)劇団だけに、今回も”老い”という逃れられない深刻なテーマを扱った作品にもかかわらず最後まで笑いっぱなしでした。

    ユルさ加減はちょうど良かったけど、笑いのさじ加減は分量多すぎだったかなと(良い意味で…)。

    ネタバレBOX

    若者にはその存在すら認識されないという、自称おっさん3兄弟の卑屈っぷりが凄まじい(笑)。



    余談だけど、タイトル全然関係なかったね。
  • 満足度★★★★★

    意外と
    オッサンに厳しいのはオッサンだったりする(苦笑

    自分も三十路なので(笑
    まァ、オッサンでないとか言うつもりも無いんだけど、
    でもまぁ敢えてオッサンと言うほどのことでもなく、
    ただ、俺らオッサンだよな、
    と口に出して言うのは同じ三十路の人だったりする(苦笑

    でもまぁ、もう死んじゃったけど自分の親父が、死ぬまでメッチャ元気だったんで、
    それより遥かに若いのに自らをオッサン呼ばわりして
    勝手に足枷をはめてる感じなのが、
    なんか鬱陶しくもあったり(笑

    例えばなんだけど、
    ロックとかでもないんだケド
    この前、ジェフ・ミルズ聴きに三ノ宮行ってきたんだけど、
    あの人もうすぐ50で、
    でも昔のファンク使いのウィザードの頃からテクノ、今は毛利衛とコラボって?
    凄くコズミックなWhere Light Ends って、
    直接話したことは無いケド、
    音聞いてるとひょっとしたらこの人、
    オネアミスみたくめっちゃミサイル飛び交ってても
    目の前の宇宙しか見えないみたいな(笑
    そんなイカズチのような心で俺らを宇宙にいざなってくれてるのかな、みたいに思ったもしたり。

    自分は、自分のコトオッサンて言うオッサンは嫌いかな(苦笑

    自分のこと、内心全然オッサンだと思ってないのに、社交辞令で
    ・・まぁ、おっさんスから、
    程度に合わせる位で良いと思う(笑

    この舞台を観て、
    「くだらねーな」とか言って笑っていられるくらいで健康だし、正解だと思う。

    この舞台もそのために作られてるんだと思う。

    要はそれだけどうでも良いことで皆テンション下げあってるんだって気付けばいいんだと思う。

    若くして死んだカート・コバーンは最高にカッコよかったかもしれないが、
    今、自分をオーロラの向こうの宇宙に連れ出してくれるのはミルズだ。

    カート・コバーンは今宇宙にいるのかもしれないが、
    今目の前で宇宙を見せてはくれない(苦笑

    ザ・クリブスだってほぼ三十路・・とか言い合ってたって、何の意味も無い。

    そう言えばこの前、子供鋸人のコノハナ・アドベンチャー2に
    「NASAボーイ」って登場人物が出てきて、
    メッチャ妄想全開で(笑
    四畳半SFパワーMAXだったけど、
    男には、オッサンとそうでない男の二種類とか分けるよりかは、
    自分にはあんな風に、
    心のどっかに少しでも宇宙に行きたいという炎があるのか、
    そうでないへタレか(当然のことながら教養や経済力とはまったく関係ない
    の二種類に分けた方が納得がいく(笑
    から、どーでもいーや、という気しかしないし、それでいいと思う。

    自分がオッサンかどうかとか酒飲んでグダグダ言っててヒマだな、コイツら、
    そんなんより、目の前で太陽の黒点は無理でも、
    いつか全開のオーロラくらい観たいな・・みたいな。

    この舞台で言うなら、それは
    ロックかそうでないか、
    と言えるんでないかと思ったり。

  • 満足度★★★

    おっさん
    面白い。

    ネタバレBOX

    とある音楽スタジオ。

    ミチロウ(久保雄司)…ロックに年は関係ないといいつつも、「老い」を意識し始める32歳。「I wanna be a 公務員」「俺がヤギでもその手紙だけは食えない」を作曲する。ギター。
    テル(柴田順平)…ミチロウをリスペクトし、土下座してメンバーになった26歳。ベース。
    ボーヤ(菊池洋)…ミチロウをリスペクトするドラマー。ミチロウにビンタされる。
    太郎(望月雅行)…おっさんを自認する28歳。
    二郎(野沢ハモン)…おっさんを自認する27歳。粉ふいてる。太郎三郎とは腹違い。アバズレな母より生まれた。
    三郎(河野純平)…おっさんを自認する26歳。チャゲファッションに憧れる。
    マスター(吉田泰高)…スタジオのマスター。冷静。

    太郎らを幽霊っぽい位置に置きつつ、実は若人からは目に入ってなかった(太郎らも若人の目につかないようにしてた)という、ある意味リアリティなとこがツボ。ロックバンドっていかにも「若者」な材料を持ってきて、老いを感じる男と若さを諦めた男たちの狂騒を描く。
    時間という抗えないものへの恐怖とか逆にパワーをシンプルな舞台でまとめたとこがいい。シンプルでいて笑えるとこが多いのもいい。そして、実は自称おっさんらが年下だったっていうオチもいい。

    人間ギターのシーンは最高だった。良くも悪くも「若さ」を体現してた。面白い舞台だった。
  • 満足度★★★★★

    エクセレント!!
    素晴らしい作品でした。
    10秒に1回笑いがある。
    感動したり、興奮したり、考えさせられたり、
    そんなの一切なかったけど、その分笑いが溢れてる。
    もう笑いがこぼれちゃってます。
    次回も必ず行きます。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    バカバカしくも切実で切ないテーマ、それにこちら側を惑わす手法が素晴らしく、センスの良さを感じました。

    ネタバレBOX

    こちらが勝手にどんでん返しと受け止めてしまいました。

    あっ、これはロック版『楽屋』かと思いました。ロックへの夢が破れ、チャゲスタイルに落ち着いた元ロッカーの兄弟が幽霊となって練習スタジオの控え室にいるのかと思いました。そして、ロックに限界を感じた男にしか見えないのかと思っていました。

    そうしたら、おっさん、というか若年寄、精神的におっさんになった三人兄弟のことが、夢に対する限界を感じない若者には全く見えていないという構図でした。

    おっさんとは夢を諦めた人間のこと…、夢にまっしぐらな若者にとって、そんなおっさんは見えないだけでなく、触れることもできず、存在すらしていないのでした。素晴らしい発想です。

    おっさん全員がバンダナ巻いてサングラスかけてチャゲスタイルになったり、身体を楽器に見立てて演奏したりと笑いどころも多く、ラストの新曲「俺がヤギでもその手紙だけは食えない」に、そう言えば本作品の題名はこれだった、すっかりヤギのことを忘れていたことに気付かされ、彼らがもう一度ロックに目覚めなければもしかしたら、「I wanna be 公務員」が題名だったかもしれないと思った次第でした。
  • 満足度★★★

    ロック
     自分はロックを自意識の崩壊する音だと捉えてきた。ジミヘンやジャニスなど天才ロッカーが生きていた時代、自分もロックを良く聴き、ライブハウスのスーパースターだった友人のライブに招待されて行っていた。そこで見たものは、ジミヘンやジャニスよろしく、地を這うような生き様に似た、自滅への彷徨だった。即ち、Lを含む麻薬、薬や、シンナーなどでラリっている多くの同世代だった。戦争に駆り立てられて罪も無い者を殺すより自滅する道を選んだ多くの若者、と言えば格好良すぎるだろうが、ベトナム戦争真っ只中、世界中で学生運動が燃え上がり、大人たちの既成社会に対して反抗し乍ら、同時に自らをも傷つけずには居られなかった世代から見ると、”オヤジ”という下らないレッテル貼りに一喜一憂するこの作品の登場人物は、浅く感じられる。

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