公演情報
「『ガチゲキ!! Part3』」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/03/08 (日)
3月8日に6団体による対戦3番を一気観。
12時回は初見の団体でモチーフとした作品も未見という共通項あり。
露と枕「ジュノーのかたつむり」は「お気に召すまま」の5年後を描いた二次創作(?)で「そのテがあったか!」と。そして終盤のカタルシス場面での「お面を使ったトリック」が見事。
ほしぷろ「名前がカタカナの難しい人たち」、役者と演出家による稽古風景。先に目にした感想のように役者(役)が発する台詞がいかにもシェイクスピア劇なところに感心。
15時半回は存じている女性主宰の団体の対戦、劇団だるめしあん「死ぬばかりの人たちへ~シェイクスピア♂学園~」、二人の主人公が入り込んだ(←比喩ではない!)乙女ゲーム世界は沙翁作品の登場人物たちが「王子様役」で、という趣向。この企画のプロデューサーならではの作品と言えよう。
ZURULABO「GOLF」はゴルフ場で展開される「夏の世の夢」だが、元ネタが好きな身としてもっと原典の要素を取り入れて欲しかった。
19時回はよく観ている団体の対戦、劇団鋼鉄村松「ヴェニス系ビジネスガール」、全6作品中一番原典に近く、少し前に世間を騒がせたネタも盛り込むとはお見事!
エンニュイ「平面的な世界、断片的な部屋-ハムレットver.-」、ワークショップの同じ場面を繰り返す中に各自の過去/いきさつや心情を練り込むのはいかにもここらしい。
この回が一番投票に迷った。ってか、これ、対戦カードによっては投票団体が変わることもあるよね。
公開審査・表彰式、前半は審査員の方々の感想・選評が興味深く(かつ面白く)、後半はスタンプラリー投票の開票の「逃げる村松、追うだるめしあん、伏兵ZURULABO」という展開がスリリングで、さらに最終的な結果もあれこれバランスが取れていてとても面白かった♪
しかしスタンプラリー投票の開票、箱からランダムに票を取り出して発表しているので可能性としては土壇場の大逆転とか、最初から独走して他が及ばずとかの展開もあったワケで、それもそれで面白かっただろうなぁ。
実演鑑賞
最終日の14日は19時より審査会。結果がその日の内にサイトに挙げられていた。
ふむふむ。そうかそうか。
当初の印象では一位だるめしあん、二位鋼鉄村松という所であったが、その二団体が逆の順位で優勝と観客賞を獲得。だるめは劇作賞(これは当然に思える)、他に演出賞はほしぷろ、審査員賞がエンニュイ、俳優賞は審査員4名が俳優4名を選び、獲得数で3名が同立受賞(ほしぷろ出演の二人、鋼鉄のシャイロック役)。
本企画のプロデュースがだるめ・坂本氏でもあるので、賞金のある賞が他団体に決まった事には安堵した。
さて芝居については、ネタバレにて。
実演鑑賞
満足度★★★
露と枕「ジュノーのかたつむり」
シェイクスピアはロミジュリ以外ほとんど知らず。
人生の選択って大事、昔は良かったって思いがち。
やはり自分で決めないと…と思いながらの40分間
人間関係の妙を感じさせる面白い作品。
同時上演のほしぷろ、ちょっとよく分からなかったが、熱量は凄かったな。
実演鑑賞
満足度★★★
シェイクスピアをテーマにした二作の短篇を上演し、どちらが面白かったかその後の観客投票で決めるというバトルイベント。シェイクスピア好きとしても面白いイベントだ。
実演鑑賞
露と枕、ZURULABO、エンニュイ、ほしぷろ、でコンプリート。結局全て見た。
各団体の趣向と見せ所があり、楽しめた。
ただ出し物のレベルとしては、本企画の趣旨がコンペ、即ち優劣を競う建て付けな訳でもあって最終的に下位となるチーム対決の回は「外れ」となっちゃうのでは...との懸念がよぎるが、、組み合わせ(順番も)次第で劇の印象が変わる事もあるのかも。
またガチゲキを観に来る客と、贔屓劇団を観に来る客の比率も知りたい所。(自分はガチゲキを、それにかこつけて未見の劇団を、観てやろうという魂胆。)
シェイクスピア作品のごく一部から着想したもの、作品そのものを捕らえたもの、大胆な翻案、借景的に利用したものと様々。最初に観た鋼鉄村松とだるめしあんが、作品ないしシェイクスピアをガッツリ使ったものだった。
4作品それぞれについてはまた改めて記す事に。
実演鑑賞
満足度★★★★
開幕試合の日。シェイクスピアで遊ぶ6劇団約40分の出し物、これを総当たりの試合形式で最終的に勝者を決める、という「おまけ」付。おまけとは言え、終演後の投票も中々面白い。初日は鋼鉄村松 vsだるめしあん、いずれもコメディ色な団体なので良い勝負となり投票も結果発表も気持ちよくやれた。全く傾向が異なる他の4団体も観てみたい(シェイクスピアとは凡そ無縁そうな劇団から、一体何が出てくるやら。不安でもあり楽しみでもあり)。