朝日一家の挑戦状 公演情報 朝日一家の挑戦状」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★★

    野心作!
    白坂作品っぽさもありますが,設定が野心的!ともすれば,ダサくなりそうなところを園田さんなどの演技力で...これは凄かった!

  • 満足度★★★★

    よいでき
    シリアスとコメディのバランスがよく楽しめた。

  • 満足度★★

    泣けず笑えず
    このお芝居の核となっているテーマが私にとってはあまりにも重く感じられ、とても素直に泣いたり、笑ったり・・という心境には最後までなれませんでした。かなり強引な展開が多様されたり、アイドルっぽい女の子たちが取ってつけたような、中途半端な扱いになってる所などもやや違和感を覚えました。
    ですが後半のクライマックス的なシーンでは周りにけっこう泣いてる方達も
    いて素直に感動してる方もいるのだなぁ・・と。相いれない感性の人達がこんなにいるのかとちょっと不思議な気持ちで帰路に着きました。ただ金崎敬江さんの演技はテーマうんぬんを超えてとても素晴らしかったと思います!!

  • 満足度★★★★

    流石
    オープニングで、振る舞いに特徴のある人が出て来て、正直「あっ、これは俺の嫌いなやつかな」と顔を歪めましたが、そこは流石に「はらぺこペンギン!」さん、単純な「良い話」に落とし込みませんでしたね。エモイけど笑える、笑えるけどエモイと言った絶妙な感じでしたね。
    人数出て、けっこうガシャガシャした荒れた舞台なんだけども、裏主役の立浪さんと辻沢さんが出ると、荒れてるんだけど収まりが良くみえるんですよね。勿論、他の演者さんも素晴らしかったですけどね。

    ネタバレBOX

    他の観てきた感想にもありましたが、ラストが台詞も含めて完璧。途中に何で?って感じたのも回収してくれるだけじゃなく、作者の照れ隠しとしてのゲイ、レズネタを入れたんだなと思ったら、きっちりネタ振りだったのも気が利いてました。最高にバカバカしく最大限に感動しましたよ。

    ただ、一点注文があるとしたら憑依された立浪さんの元の人格がクズ人間らしいくだりがあるので、この憑依された経験で変わったと言うのがあれば、もっと良かったですのが、まあそれだと話がぶれるし、無い物ねだりかなと思いますね。
  • 初めてのぺこペン!
    カンフェティを見ていて見つけた公演でしたが、出会いに感謝しています。
    技術とか構成について何かいう気は一切なくて、ただただ役者さんの作る世界を共有できたことが楽しかったです。
    嘘偽りのない気持ちがこもった、演技ということを忘れさせる演技。逸脱した(ネタ的な)部分もほどよいなと思いました。
    ファンになりました。

  • 満足度★★★

    のりうつりすぎ
    そのこと自体もそのシーンも陳腐。それらのシーンは全体的にうけていたようだが私は寧ろ白けた。天上のシーン(両家の先祖が集っていたというおちにはほっこりしたが。)も余計なものではなかったか。確かに目頭熱くなったがこんな芝居で泣いてたまるかという思いの方が強い。

  • 満足度★★★★

    じん、と。
    ゆっくりと、どたばたのリズムのからみあいがとても面白かったです。

    ネタバレBOX

    知的障害者という、いろんな意味が難しい役どころ。
    本当にそのひとに見えた。素敵でした。

    歌をうたうシーンで号泣しました・・・。
    観られて良かった!!
  • 満足度★★★★★

    後半畳みかけてくる
    面白かった。

    前半、入りはどうかなあ、と思ったが、
    後半で、それもちゃんと下地を作っていたのだと感心。

    ぱっとみ、よくできているようには見えないけど、
    すべてうまく仕組まれていて後からもいろいろぐっとくる。
    舞台が見やすいので、全体を見ると細かい仕掛けがいっぱい。

    ネタバレBOX

    結婚式でのお父さんの(他の役者さんが演じているのであまり注目されない)芝居がしびれた。

    ネタ的にも、最後のどんでん返しにあんぐり。大天使様が母親だったと気づいたときにほんとに口が開いた。
    犬も、瞬間(”ワン!”の前に)気づいた。

    どの役も全部印象に残るし、どれもしっくり来るいい芝居だった。

  • 満足度★★★

    にぎやかな舞台
    2時間越えの力作。登場人物も多く、歌なども交えてにぎやかな舞台でした。
    シビアな題材を扱ってはいますが随所に笑いの要素を入れ、全体として暗くならずにあたたかな喜劇となっています。ただ、笑えたかといえば必ずしもそうではなく、もう少し間の取り方とか演技の切り替え方を変えたほうが良かったのではないかと思える所が散見されました。

    ネタバレBOX

    終盤、さすがに乗り移りが多過ぎたかなと思います。あれだけで展開をまとめようとするのは、多少無理があるかと。
  • 満足度★★

    難しいところです
    「笑って、泣いて」という物語なんだけど、少し盛り上がりに欠ける感あり。

    ネタバレBOX

    主人公、朝日健次の生前のシーンが短くて、感動的な兄弟再会のシーンでも、こちらは作り手の気持ちに追いつけなかった。障害者を演じる二人の役者の(作りすぎなのか)言動の不自然感が否めなくてしらけてしまった。(役者の頑張りは評価したいが、こういう役は本当に難しいと思います。)コミカルなシーンはSM、ゲイ、レズなどの下ネタ系が多くセンスに欠ける。もう少し「兄弟の絆」に焦点を絞り、物語を膨らませていたら印象が変わったと思う。少し辛い採点かもしれないが伸びしろのある劇団だと思うのであえて辛くした。
  • 満足度★★★★

    楽しめましたです
    家族っていいものだなぁという感じが見終えた後に思いました

    ただひたすらに温かい喜劇に感謝(^^)

  • 満足度★★★★★

    泣き笑い
    笑った直後に泣いてしまう。涙もかわかぬ内に笑ってしまう。
    それができてしまう脚本・演出・演技。全部良かったです。
    ともすれば悲観的になりそうな状況なのに、全く不幸を感じさせない朝日一家に拍手喝采。

  • 満足度★★★★★

    無題606(13-031)
    14:00の回(晴、コートを着ていると暑い)。13:30会場着、きょうは「A」「B」ブロックとも1Fから入場、2階の扉は閉じられていました。1/31に続いて2回目、他をみようか散々迷って…日付が変わる前に予約、「B」でした。一昨日の感覚はちゃんと残っていて、1回みてるから余裕だと思っていたのにダメですね…どんどん入り込んで、そこかしこでウルルッときてしまいました。

    ネタバレBOX

    両サイドの席に座っている間に、次の身支度。当たり前のようだけど、正方形の舞台へ向かい、上がり、下りる、会場外へ完全に消えるまで役者は「登場人物」。最前列だったので結婚式のシーン「咲子の父」は目の前…ずっと、ずっと悩んでいる…それがひしひしと伝わってくる。咲子は自分の名前が聞こえると必ず返事をする。

    オープニング、朝礼時の体操、天井のスクリーンが下り、キャストが2名ずつ表示され、合わせて体操中の役者さんはポジションを変える。

    今日は地上から呼ぶ白煙の量が多かったような気がした。

    新郎新婦退場のシーンで流れるビートルズナンバーがアップテンポに聴こえたのは、自分の気持ちがそうさせたんだろうと思う…それだけよかったということ。

    それにしてもお茶目なご先祖様たちだこと。

  • 満足度★★★★

    ほのぼの
    障害者と家族が力強く生きる姿が印象的でした。亡くなった次兄と大天使が現世に蘇るシーンが笑えました。

    ネタバレBOX

    障害を持って生まれた人や家族に対する世間の目として、黄色いTシャツのテレビ局を登場させた点が良かったと思います。デフォルメも風刺が効いていて、面白かったです。

    天界の描き方も面白く、下界に戻る条件付けなどの設定も良く出来ていたと思います。魂の入れ替わりが大声とアクションで分かりやすく、照明効果も抜群でした。終盤の次々に入れ替わるシーンも、良く伝わりました。

    ラストもとても良かったです。両家の先祖が集まっているのは予想外で、ほのぼのしました。お爺ちゃんが若い女性になったり、お父さんだけ分裂してしまったり、オチも楽しかったです。劇中では触れられませんでしたが、天界で課長とデキていた天使が、実はお爺ちゃんだったのがツボでした。

    演技では、主演の二人が素晴らしかったです。終始、障害者になりきって演じ続けており、本当に障害のある人のようでした。最後の挨拶で、演技だったと確信出来た位です。あとは、リーさんと大天使が好きでした。リーさんの手品はスゴかったし、変な日本語や中国ネタも笑えました。大天使のカラオケも選曲の古さが良かったです。お母さんが好きっぽい曲を入れても良かったと思います。

    全体的に滑舌が甘い場面が散見しましたが、サオリ役は声がイメージに合いませんでした。多分、体調不良だと思いますが、飛沫等で感染する病気でしたら、マスクを配布したり劇場内の湿度を上げるなど、心遣いがあると嬉しかったです。音響は、天界のシーンでせせらぎが聞こえたのが印象的でした。思いの外、良く合っていました。

    開演時間が遅いので、もう少し短いと助かります。後ろの中高年男性が疲れたのか、途中でいびきをかいて寝ていたのが困りました。観客に年齢が高い方も多かったので、早めに終わった方が良いと思います。

    受付の女性はちょっと怖かったですが、スタッフの案内などは良かったです。特にAブロックは席番号がわかりづらかったので、助かりました。「奥が若い番号」とアナウンスされましたが、加えて「手前が17番」と教えて貰えれば、探しやすくなると思います。
    作品を拝見して、温かい気持ちになりました。



  • 満足度★★★★

    最初?--最後!!
    幕が開いてしばらくは意味が分からないような展開に・・・・?ところが物語が進むうちに、「なるほど、うまい」となり、最後は泣けてきた。最後の「挑戦状」はいい台詞でした。初見の団体だったが、これからは気になる劇団だ。

  • 満足度★★★★★

    泣きました。
    この目から出る汗はいったい何かと思ったら涙でした。

    ネタバレBOX

    いわゆる障害者っていうんでしょうか。ああいった人達を描いた時点で挑戦的だと思いました。

    ああいう人達ってなんなんでしょうか。子供みたく純粋で、悲しいだの嬉しいだの、そのあたりを素直に表すところにとても感動してしまいましたし、それを演じた役者さん達がまたうまいなと思いました。

    途中で泣いたのですが、最後、もっと泣けることを期待しながら見ていたのでちょっとすかされた感じですが、泣くための芝居でもないので、それはそれでまぁ、うん、いいかなと。
  • 満足度★★★★

    観なきゃ損するぜ!
    最初のつかみが少々不安であったが、どんどん話しが面白くなっていく。
    すごいのが、めっちゃ緊張感のあるシーンの中で、笑いの要素をぶち込んでくるのが素晴らしかった!
    二時間という上演時間が短く感じました。
    泣いて、笑える、余韻がすごく残る舞台でした!!!

  • 観てよかった。
    ネタバレで。

    ネタバレBOX

    脚本に関しては、傑作に手の届くところまでいっていたと思う。

    あとわずかで、強烈なカタルシスが出来ただろう。

    いずれにしろ、ちょっとの推敲で傑作になる戯曲だと感じた。

    題材、設定、構造。

    重層な構造がとにかく良い。

    全体をあと2割切れば、と思った。


    演出に関してはこなれてて上手い。特に転換でそれを思う。


    役者、非常にレベル高い。

    特に、双数姉妹の女優さん。素晴らしい。

    あと劇団員の方々。



  • 満足度★★★★

    一人では生きていけない
    支えが必要、誰だったそうなのですね。

    ネタバレBOX

    知的障害者の二人の結婚式に小学校時代のクラスメートが誰も出席してくれないのは挑戦状のせい。招待状を挑戦状と書き間違えるというのはギャグとして昔からあるのでしょうか。以前、確かル・デコでも観たような記憶があります。

    あの世でも上下関係厳しく仕事をしている…、この世の人たちを見ていてくれる…、特別に来てほしい時は煙を焚けば来てくれる…、この世の人には直接見えたりはしませんが、亡くなった家族があの世から来てくれて二人の結婚式がスムーズに行われるように尽力してくれました。

    ただこれは、亡くなった家族に結婚式を見てほしいと願う無垢な二人がストーリーを作り作画した絵本の中の世界でした。しかし、実際もそうなのかもしれないと思わせる話でした。

    書いていることが本当になるような、あるいは本当のことが見通せているようなストーリーは良くできているのですが、結局は幽霊物、しかも直接言葉にして発信できるという一番安直な憑依物でした。

    もしあの世があんな風だとすると、自分を起点にして累々と連なったご先祖様たちがいる大家族制の許では落ち着いて過ごしてはいられませんね。

    この二人はきっと絵本作家として大成し、親の心配をよそに親よりも稼げるくらいに自立することでしょう。そんな二人の演技は素晴らしかったです。
  • 満足度★★★★

    ☆4.3の評価。(☆4よりは上という意味です)
    物語も役者陣の力量も舞台美術もとても良かったです。

    ネタバレBOX

    終盤、天界の人と現世の人の入れ替わるところがあまりにも多すぎて、頭がついていけませんでした。

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