散歩する侵略者 公演情報 散歩する侵略者」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★★

    散歩する侵略者
    初日と楽日を観ました。雑踏の中にいくつもある物語の一つに焦点を当てて浮かび上がらせる手法。初日は雑踏の中に物語が埋もれ閉じてしまっていた。物語を作るはずの役者たちがただ再生するだけだったのが残念。雑踏にばかり注目してしまった小生も悪いのですが。楽日、雑踏と物語のバランスと役者の奮起で雑踏の中に物語がふっと湧いてみえた。確かにイキウメは最後に向かって登って行く演出なのでそれに比べてしまうと軽い幕切れとなってしまうのですが、見せたかったのはそこではなく、ありふれた日常にひっそりと存在する物語を浮かび上がらせたかったのでは、と思いました。この辺の解釈が既成台本の面白さです。ただ残念なのが回によって出来がまちまちだったということ。噂によると土曜の朝がよかったとのこと。その回は観ていない。。学習進化するピンク地底人、次はどう攻めてくるのか楽しみです。

  • 満足度★★★

    初ピンク地底人
    もっとSFちっくな内容かと思ったけれどそれほどでもなくほっとした。

    舞台は一つしかないから
    それをいくつものシチュエーションに変えて見せなければならなくて
    すんなりそれに入れるというのはすごいことだと思う。

    演劇人は皆それをやってるのはわかっているけど
    改めて今まで観てきた芝居を含め、そう感じた。

    音の使い方、役者の使い方・・・
    面白かった。


    ネタバレBOX

    だけど私にはちょっと五月蠅いと思わせた。
    冒頭部分、行きかう人々でそれは縁日だとわかった。
    一気に役者がたくさん出てきてそれを追っていた。
    花火の音や的屋の呼び込み・・・

    そこからずーっと信号の音やら雑踏の音を
    台詞を言ってない役者たちが発してるのだけど
    私にとっては雑音でしかなかった。

    よく見るとマイクが上からぶら下がっていた。
    だからこんなに雑踏の音が拾われたのか。
    もしかしたらマイクがないくらいがちょうど良かったのかもしれない。

    中央の台詞を拾うマイクも設置されていたけれど
    音響のことよくわからないけれど
    拾う音量を強弱つけられたのなら良かったのかもしれない。

    こんなこと思ったのは他にはいないかもしれないが
    私は気になった。

    しかし、侵略者他二人が現れ始めたころからは
    話に集中出来た。
    面白くなってきたと感じた。

    面白かった。
    が、最後のテープの台詞を聞き逃してしまい
    つながりがわからなくなった。
    多分大事なところ。

    イキウメさんのも観てみたい。

    そしてピンク地底人さんのをもう一度観たい。
    そして、他の作品も観てみたい。

  • 満足度★★★

    最後が良いシーンだから。
    良かった。良かったけど。。。イキウメで観たのと比べると、ひと回りパワー不足な様な。
    あの夫婦が、、あの奥さんが、最後にああするまでになった過程が、見えなかった。最後が良いシーンだからなぁ。ちょっと惜しかったかな。。。

    (最初に見たのが自分の中のスタンダードになっちゃっていて、それを越えるのって難しいですね。そういうわけで、たぶん、このコメントは渋めです。)

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