煙の塔 公演情報 煙の塔」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    煙の塔
    スピーカーから聞こえてくる扉をたたく音が、手紙を書き封をする音、そして寝ている観客のいびきの生々しさに負けていた。そう生をあまり感じることができなかった。役者たちは上半身を動かさない。身体が縛られてるだけなのか、縛られてもなお意思があるのか、台詞を聞いているとはっきり違いがわかる。要は台詞を言わされているのか、言っているだけのか。それは役者の力、それとも演出でしょうか。

  • 満足度★★★★

    なんかとても良かった。
    不思議な世界観。ほんのひと昔前の風景のようでいて、妙にファンタジー。NHKの教育テレビでやっていそうだけど、テレビでは絶対伝わらないみたいな、独特な雰囲気。(・・・たぶん、私の表現が伝わらないな。)
    終わり方が、なんかとても良かった。

    上演時間が少し短くなったとかで、1時間40分でした。

  • 満足度★★★

    絵画を観ているような感覚
    薄暗い舞台の中で展開するとても静謐な世界は、どこか印象派の絵画を観ているような感覚でした。ストーリーの中心となる「塔」の謎をはじめ、全体としてもはっきりした答えが示されるわけではないのですが、まさに「煙」のようにモヤっとした感じが、逆に心地良くもありました。
    ただ、個人的な感想ですが、一部の俳優さんの台詞が少し棒読みっぽいように感じ、終始それが気になってしまいました。そういう演出だったのかもしれませんが…。

  • 満足度★★★★

    良いモヤモヤ感。
    役者さんがおひとり急病ということで
    代役を立てずに脚本を少し変えられた?とか。

    私は好きなお芝居でした。

    ネタバレBOX

    脚本を変えられたからか?
    多分違うと思うのですが、謎めいた、すっきりしない部分がたくさんありました。
    でもこの作品はその感じが良いとさえ思いました。
    タイトル通り
    煙のような霧のようなモヤモヤ感。
    それが嫌じゃなく心地よく感じる。

    こういう後味は初めてでした。

    いつもスッキリしたい方なのですが
    自分でも不思議です。

    個人的に村長のお母様のお声がとっても心地よかった。

    どこか異国の小さなコミュニティの村の雰囲気が出ていました。
    同じ舞台上で上手く部屋分けされてました。
    演じる側の力量と観る側の想像力で簡素なセットでもいくつもの場面が出来上がってました。

    なかなか良いお芝居でした。





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