ハリケーン嬢 ~The Queen of EMERALDAS~ 公演情報 ハリケーン嬢 ~The Queen of EMERALDAS~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    「ヤラれたぁ!」
    前半はどことなく既視感があったが、現実界と小説界の接点を明らかにするところで「ヤラれたぁ!」と思い、以降は評価急上昇。

    いざ明かされてみると、オープニングのシーンにちゃんとヒントがちりばめられていて、初めて観る時は当然気付かないのだが、後で納得させられてしまうのは巧い。

    さらに安易なハッピーエンドにせず、問題を観客に突きつけて終わるというのも挑戦的。ビターではあるが、ここでも「ヤラれたぁ!」な感アリ。

  • 満足度★★★★★

    観たぞ!!
    ハリケーン嬢面白かった。
    見事に期待を裏切られました。スパグラらしかぬ終わり方のようで、
    スパグラらしい終わり方でもあり。
    見事なファンタジーでした。
    次回作も期待

  • 満足度★★★★

    終わり方 重っ!
    終わり方がとっても重く,脚本家が多分言いたかったであろうことについて,考えさせられる芝居でした。正直,年の終わり向きではなかったかな?でも,芝居自体は面白かったです。スト-リーはよく出来おり,芝居中のダンスも素晴らしかったし,所々に笑いのネタを仕込んでいた。個々の役者さんの演技も上手で,また次を見たいと思わせる劇団でした。

  • 満足度★★★

    オズの魔法使いのパクリ
    オープニングのショーが素晴らしかった!ただ、ワクワクしたのはこのショーを含む前半部分。

    ショーは確かに相当なレベルで、おやおや、ミュージカル?なんつーて思えるくらいプロ並、劇団四季バリバリのハイレベルで、かなり練習したのだろうね。。

    以下はネタばれBOXにて。。(2009・4・20)


    ネタバレBOX

    主人公の引きこもりの女子高校生・東ひとみが自宅の部屋でPCに向かい小説を書いている。

    その小説が今回の物語「ハリケーン嬢」
    ひとみはハリケーン嬢になって現実の世界の大人たちを物語の中で抹殺しようと企む。

    物語自体は『オズの魔法使い』のパクリです。
    だから、東の魔女、西の魔女、そうしてドロシーが最後に行き着く南の魔女も出てくる。。

    ファンタジーのようだが、最後の終わり方は現実的で尚且つ本当の現実を知らなかった東ひとみの世界がそこにある。

    母親が亡くなる瞬間、「助けて、助けて!ひとみ・・」と訴える母に対して、

    『私あなたのこと嫌いじゃないけど、でも、助けてあげるほど好きでもないの。』 と突き放す。
    ワタクシの嫌いな言葉である。

    コミカルな演出でこの言葉を吐くなら解る。

    しかし・・・相手は母親なのだ。

    母親に対して

    『私あなたのこと嫌いじゃないけど、でも、助けてあげるほど好きでもないの。』

    と、見捨てるのだ。結果、母親は死ぬ。

    ぜんぜん「清く、正しく、美しく。」ないのだ。


    そうして・・・本当の現実を知らない東ひとみはひとみを気遣って様子を見に来た兄や教師や友人や同級生の藤堂に、

    「小説の中と同じように死なないよね?本当は死んでいないんでしょ?」
    と、まるで空気中を彷徨う行き場を失った哀れな蝶のように言い放つのだ。


  • 惜しい
     配役もよし、オープニング、テンポよく、ギャグもよかった(ただし、説明が多いのは興ざめでしたが)のですが…

    ネタバレBOX

     無理に難しいテーマに持っていこうという感じが鼻につきました。ファンタジーならファンタジーだけに絞った方がよかったのでは?この劇団を見慣れてないからかもしれないけど、現実と非現実の切り替えが難しく、エンディングを含め、納得できないものでした。
  • 期待感高まる!
    身内なので☆はつけませんが
    まず、ロビーの展示を見て期待感が高まり、客席に入るとなんと舞台上にはチラシを飛び出してきたかのようなセット!!でさらに期待は高まります。
    このワクワク、好きだなぁと思いました。

    まだ公演中ですので多くを語ることは避けますが、期待以上の作品でした。

    やっぱり演劇っておもしろい!

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