公演情報
「さらば黄昏」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
Aチーム観劇。
過疎村という、小さく狭いコミュニティ。守る駐在さん。
過去に大騒動を起こした反社なものたちが刑期を終えて帰ってくる。
プレトークによると、幼少に親しんだ西部劇がベースってこと。
血のりは結構使われますが、派手な銃撃アクションとかは無いです。
会話劇がメイン。
フォーマット的には西部劇をベースに置きながら、現代的、普遍的なテーマを描いている感じは、
イーストウッドの映画『許されざる者』を思い出したり。
笑えるシーンも適度にはさみながらも、問われて考える部分ありました。
実演鑑賞
満足度★★★
〈Ver.B〉
人口500人程の小さな町、踊田(おどりだ)。駐在所に暮らす定年間近の警察官、中村まこと氏。新たに赴任して来た若手、大久保祥太郎氏。町役場の長塚圭史氏。
背景は水墨画のような山の稜線が壁やブラインドに跨って描かれているもの。
MVPは志甫(しほ)まゆ子さん。オープニングから強烈。どんどん話に熱がこもり、いつしか「楽園」の観客にまで話し掛け同意を求める。圧倒的話術で観客は虜に。
そして中村まこと氏と村岡希美さんのワードがなかなか出て来ない掛け合いトーク。アドリヴのように見えるがきっちり脚本なのだろう。もう芸だな。
観客の想像力を刺激する構成。阪本順治の『トカレフ』みたい。
是非観に行って頂きたい。