煉獄アリス 公演情報 煉獄アリス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    根幹は変わらず
    初演も観ているが、物語の根幹は変わらないように感じたが、見せ方や展開は大幅に変更してきたかな。
    遊び心は入れつつも、物語の流れは一本道な感じかな。中盤が少し平坦と言うかもう少し起伏があってもよかったかも。

  • 満足度★★★★

    素人意見
    舞台鑑賞素人なわたし。ストーリーの展開がどうのとか、この動きの意味だとか、深いことはよくわかりません。いや、そこが重要なのかもしれませんが。。
    そんなわたしに、「こんなこともできるのか!?」と驚かせてくれる舞台でした。なんといいますか、正解はないのだと。テーマやストーリー、演出、メッセージ、演じ方、観客としての見方など、どれも間違いでもないが正解ではない。
    しいていうならば、どんな形であれ、その舞台に関わり、思ったこと感じたこと、それが自分であるという事実が正解であり、それに気づかせてくれるのが舞台の魅力である。
    と考えるキッカケとなりました。

    内容はシンプルでストーリーの展開は、個人的に理解しやすかったです。加えて、表現方法の発想が面白かったです。
    しかし、そのせいか、流れがブツブツ途切れていて繋がり感がイマイチかなと。
    あと、全体的に「のぺー」としていて、パンチが弱いというか、最後に振り返って印象(記憶ではなく)に残るシーンが少ないように感じました。

    えらそうにダラダラと書いてしましましたが、今後とも要チェケラっさせていただきますので、よろしくお願いします。

  • 満足度★★★★

    胸が痛い
    ときどき拝見させていただいています。

    場所はおなじみのサンモールスタジオ。
    狭いけど、規模はちょうどいいのかな?
    150センチのぽっちゃりにはまだいいけど、180センチメタボには座席は狭いですね。通路側席を取れてよかった。

    ネタばれ感想以下。あ、でもあんまりストーリーとか書きません。
    でも念のため。
    私にはちょっとつらい舞台だった。
    でもこれからみる人にはお勧めします。
    ムシラセさん、みるたびに面白いなって思うようになった。
    次の公演も楽しみにしています。

    ネタバレBOX

    正直言って、こんなに泣くと思わなかった。
    嗚咽もらしそうになって、こらえるのが大変だった。
    終わった後、知り合いに会うのも嫌だなと思うくらい泣きすぎて目が痛くて、つらかった。
    きっと目が真っ赤だったし、恥ずかしかったし、正直、気分はけっこう落ち込んでた(笑)

    脚本も演出もよかったと思います。
    最近、カムカムミニキーナさんの舞台みたばっかりだけど、松村さんの演出よりムシラセさんのほうが好きだと思った。

    内容は・・・最初はこんな主人公で大丈夫かな?
    私、共感できるのかな?って思いながら見始めて、ときどきくすっと笑わせてくれて、最後はぐっさぐっさと突き刺さって、痛くて、気がついたら号泣してた・・・

    父親不在の子供がもつ母親への感情っていうのは、どこかでこういうことなのかもしれない。
    私も父親がいなくて、母と叔母と祖父母で育ってきたけど、とても幸せな家族だったし、母を殴りたいと思ったことはなかった。
    でも、なんか自分の中で封じられた記憶というか感情というか、そういうものが入った箱をこじ開けてしまって、見たくなかったものを見てしまったという感じがした。なぜか涙が出てくる。いたい。胸が痛い。
    違うんだけど、違うんだけど、わかる。なんかわかる。
    待ってるけど、こないんだよ。いや、待ってなんかない。
    私は待ってない。だってこないもん。
    私は待ってない。別に待ってなんかない・・・

    自分がどうして生まれてしまったのか、本当に母親は私をどう思っているのか。祖父祖母は?とか。
    「当たり前」でない環境に、やっぱりいつも心のどこかで【不安】を抱えていて、確かめたい思いがある。
    これは両親がいて育った人にはわからない感覚なのかもしれない。
    どうなんだろう。

    でも私だったら、こんな風に現実は見たくないなーーーー
    どこかで自分の信じたいことだけを信じていたい的な?

    「人間はだれも不幸だから、いつも自分より不幸な人間が見たいんだ」って台詞があったと思うけど、ほんとそうなんだろうね。自分が不幸ではないということを確かめたいんだよね。

    要所要所で、心をえぐられる台詞があって、痛かったです。

    あと、最後にひとつだけ演技的なところでどうなんだろうなって思ったのは、凛子さんが泣いたあと「うまくやってよね、三田君?」(台詞違うと思いますがごめんなさい)っていうところは、笑顔じゃなくていいと思ったなあ・・・目が笑ってないといえば、目が笑ってないのかもしれないけど、凛子という役上、いつも目が笑ってない笑いになると思うし、舞台という上ではどの笑いもなんとなく一緒に見えてしまうから、差を付けるのは結構難しいと思いました。でも、あの台詞がいつもの凛子としていうのであれば、あの笑顔で正解なのかな。なんとなくあそこの台詞はひとつの転機なのかなと思ったから鬼の形相でもよかった気がしました。最後の最後に細かくてすみません(笑)
  • 満足度★★★

    構図はいいですね
    客席を減らして奥行きがあるセットと綺麗な映像。
    その中で主人公の現実と妄想、過去が絡まる物語で
    客席からも笑があったり、アサミの暴走と原因とが描かれる
    綺麗ではない物語が、上手く纏まってます。
    面白いとは思いますが、少々物足りなさを感じました。
    私には枝葉末節とか、理由とか欲しかったのかも知れません。
    そうじゃないと、ただ関係性とアサミの苦悩しか見えないから
    そんな事考えずに、目の前の世界だけ見れば良かったのかな?

  • 満足度★★★★★

    前作と同じテーマで
    相変わらずの美意識。そして、美意識に頼りきっていないところも相変わらず。
    テーマは前作と同じ。保坂萌氏は、母親との関係に何かトラウマを抱えているんではないかと、ついつい余計なことを勘ぐってしまう。
    前作は、観客に考えることを要求したが、今回は適度にガイドラインが敷かれている。
    それに乗るのも楽しいし、それを無視するのもまた楽しいであろう。

  • 満足度★★★★

    なるほどアリス
    なるほど確かにアリス。OPアニメほどではないにせよ、登場人物に原典のキャラが反映されていないかと勝手に照合しながら観る楽しさアリ(もちろんそれほど原典に詳しくなくても楽しめるだろうが)。
    また、不思議な世界の表すものを明かす前にヒントをちりばめて勘のイイ客には悟らせ優越感を与えるのも巧い。

    ネタバレBOX

    文字通りの「額縁舞台」にニヤリ。
  • 満足度★★★

    楽しさとストレスが共存
    上演時間1時間40分。ほぼ満席。狙い通りとは思うが、作品が持つじれったさにイライラ。変な言い方だが面白い部分に時間を割きすぎていると思う。

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