初時代劇
初めての、生粋時代劇の舞台として、観劇させていただきました。
役者のみなさんの丁寧な台詞回しや発声、全く無駄を感じさせない美しい動作、そして客席通路などを利用したダイナミックな演出など、大変勉強になりました。
そして何より、ストーリーを通して伝わってくるメッセージに心を打たれ、大変楽しく観劇させていただきました。
満足度★★★★
忘八
恥ずかしながら日本の古語には知識が無いのだが、今日の舞台で忘八(ぼうはち)ということばを知った。劇中、吉原の楼主が科白で説明してくれたのだが、楼主などをやれば仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌の八徳を失くす、それで楼主のことをこう呼ぶ、と説明していたが、ちょっと特殊な言葉の説明は随所にあり、三味の音も良い味を出していた。筋立て、演技、演出も楽しめたのだが、いかんせん、観劇しにくい劇場である。吉祥寺シアターのような段差のある観客席であったら、もっとずっと楽しめたであろうに。観客のなかにも、レベルの低いのが、普段あちこちで観劇する時より、多かった、という印象を持った。
満足度★★★★
無題536(12-279)
19:00の回(曇)。18:40会場着、受付(全席指定)。ここは初めて、前列から「い~ほ」がパイプ椅子席で平地。Aからが段差ありの席、「ほ」だったので平地...舞台みえませんでした。とくに、座ってのシーンは前の方の間からちょっとだけ顔がみえるくらい。事前に説明をよく読んでいないので始まってどうなるかと思いました(時代劇のお芝居はまずみないので)が、面白かったです。結構くだけた前説(場内アナウンス)、19:02開演のお知らせと諸注意、ブザーが鳴り19:03三味線の音~暗転~20:59終演。途中の暗転、三味線の演奏が聴こえてきました。スピーカーから届く音と直接楽器から届く音は違うので、生で聴くことができたのはよかったですし、普段みないのでそういった点でも個人的にはよかったです。
満足度★★★
見えない舞台
拝見しましたが、実は殆ど見えませんでした。舞台が低く、フラットな床面に5列。4列目端の席でしたが、前の席に大柄な男性が3人並んだので、舞台上の役者は立っていてもほぼ見えず、座った途端にいなくなりました。ラジオドラマみたい~と割り切って見ましたが、見せる側の姿勢に疑問が残りました。ト書きを読んでくれたら、もう少し楽しめたんですが(笑)