五月の桜 公演情報 五月の桜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    立ち姿が印象的(笑)
    こぼれ出る一つ一つの言葉に体全体で集中。この戯曲×演出の出会いに拍手。

    ネタバレBOX

    個人的瞬間最高視聴率(?)は、牧田から一基への「一基も、お姉ちゃんに幸せになってほしいよね」なひと言の瞬間。っぁあー!ってなります。
  • 満足度★★★

    自分本位な気持ちのぶつけ合い。
    人を思いやっているようで、実はそんな自分が一番、みたいなキャラがバリアー張りまくりで相手を受け入れず、思いを押しつけて。93分。

    ネタバレBOX

    決して気持ちがすぐれるような芝居ではない。個々の人物に感情移入できる訳でもないが、組合せの違いによる緊張感の差や、少しずつわかっていく背景の解き明かしは見応えがある。何も背負っていない天明留理子さんの無遠慮で脳天気な役柄が地方の狭い地域を象徴しているようで◎。
  • 満足度★★★★★

    お~、演出が細かくなってさらに良くなってる!
    ラストもグッと染みる感じに。
    今日の18時の回はまだ席があるそうです。
    会話劇の演出方法としては、
    かなり斬新な手法なので、
    まだ観ていない人はお見逃し無く!

  • 満足度★★★★

    ドS演出炸裂!
    戯曲そのままを普通に演出してしまうと
    かなりベタな演劇になってしまうと思われる作品ですが。

    ま~、やってくれました!
    多田淳之介(東京デスロック)のドS演出炸裂!

    ネタバレBOX

    役者に動かさせない!という強烈な負荷をかけることで
    普段は使わなさそうな言葉も
    身体と切り離されるコトで
    嘘っぽくは聞こえなくなり、
    さらに登場人物同士のビミョウな心の距離感も
    上手く表現されているなぁと。

    しかしながら表現方法が振り切っているので
    ウェルメイドな芝居が好きな人には
    感情移入するのが難しいかなと。

    登場人物それぞれが悲しみを持ったまま
    結局は全く何も報われない話なのですが、
    感情移入ができれば、
    各キャラクターで泣けるツボの
    ピンポイントが散りばめられているので
    観る人によってその違いが出て面白いかなと。

    長野海(青年団)は、
    感情を薄皮一枚で隠す
    割れた感じの声が良い。

    カワイイ男子新人 桜町元(青年団)は、
    青臭い感じが良い。

    天明留理子(青年団)の
    「ジャパン」が不発だったのが悔やまれる。(笑)
  • 張り詰めた空気。
    タネ明かしのないマジックを観ている様な感じ。訝しさと共に沸く緊張。時間の流れを支配されてしまって自分が何処にいるのか分からなくなる。不思議だ。

    ネタバレBOX

    とにかく動かない。動けないのではなく、動かない。いつ動くのかという思いで、そのまま集中して観てしまう。そんなヤラレタ感がアリ。結局、主役は登場から60分くらい動かなかったのでは?
    個人的にはそれぞれが誰かを思う気持ちの理由が見えなかったのが残念。誰にも移入出来ず、好きな人物もいなかった。
  • 200712061930
    200712061930@こまばアゴラ劇場/ポストパフォーマンストーク有

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