Cordemoria 公演情報 Cordemoria」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-15件 / 15件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    せつなくてグッときて、うるっときて、ラストは明日への勇気をいただける劇団さん。今回は短編。3作品とも良かったです。良い時間が過ごせました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    素敵で心が浮き立つようなシーンにドキドキしましたが前作の様なドキドキ感はなかったかな。問題(ある事象)を乗り越えてく、爽快感はなかった感は有ります。幸せな気持ちにはさせていただきました。ありがとうございます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    心があったまるような2つのストーリー、良かったです!

    ネタバレBOX

    最後の話で、人間模様などが解ったのですが、少しモヤモヤも残りました
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/11/08 (土) 18:00

     主に48分と45分位の不思議な古書喫茶店が舞台で、そこを訪れるお客の悩みや願いを叶える短編2つと、その2つの短編劇のキーパーソンとなる、2つの短編より短い戦後直ぐの混乱期に古書喫茶店『コルデモリア』を創業した真壁八重子の創業のきっかけとなる話。
     この3つの短編、時代、店長も、主人公となる人たちも違えど、古書喫茶店『コルデモリア』が舞台となっているということでは共通しており、母親と殆ど一緒に過ごしたことがない30代の女性や会社でのミスで上司や同僚から酷い冷遇を受け、そのうちに会社に行けなくなって、引き籠もりになってしまった男性など、昨今の社会問題を物語のなかに組み込んでいるが、その解決方法がどこか少し不思議で、劇中暖かく笑える場面も多くて、肩の力を入れ過ぎずに楽しめながらも、最後には心温まるほっこりとした気持ちにさせ、知らず、知らず、感動させる終わらせかたが、非常に映画化もされた小説『コーヒーが冷めないうちに』と似たような空気感のある作品だと感じ、この戯曲を書いた人は『コーヒーが冷めないうちに』を読んで、相当影響されたんじゃないかと感じ、意外とここまで演劇で『コーヒーが冷めないうちに』と似たような空気感の劇はないと思うので、新鮮だった。

     また、本にだって意思がある、本が人に早く中身を見てもらえないかとソワソワする場面等が3つ目の短編で描かれるが、そういった視点が非常に面白く、興味深かった。
     古書喫茶店コルデモリアを舞台とした短編劇の総まとめとしての3つ目の劇の最後のほうでは戦後直ぐの混乱期が舞台ということもあり、第二次世界大戦中の日本の言論が封殺され、着たいものを着れず、自由に話せず、どんな本でも自由に読めるとは言い難い不自由な世の中からようやっと脱却しようとし、物資には相変わらず不足しながらも、これから戦後日本を踏ん張って行こうという時だからこそ、戦中の反動で人々は知識を欲しているはず、もう2度と戦争なんか真っ平御免だ。だから、本を読んで、知識を吸収して、戦時のようにお上の号令になんの疑いもなくただ従うのでなく、知識をつけることで、簡単に利用されないようにすると言ったようなことを真壁八重子役の人が言い切るのを聞いて、深く考えさせられた。
     そして、どことなく今年が戦後80年だということを考えさせずにはおかなかった。
     最近では、日本でも『日本人ファースト』を声高に叫ぶ政党が躍進したりと排外主義や軍靴の足音がすぐ側まで迫ってきていてもおかしくない状況になってきている。
     だからこそ、無関心を決め込まず、おかしいことをおかしいと言うことができる社会、著作権侵害にならない限り自由に創作できる状況、演劇含む文化が軽んじられない世の中、本を読み、知識を吸収して、簡単に政府や行政に丸め込まれないようにすることが大事だと改めて感じた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    不思議な古書店が舞台の3作品オムニバス。情感あふれる話で、グッときましたね。舞台セットも実にいい。大いに楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白かったです。
    笑いや切なさありの優しいストーリーで、温かな気持ちになりました。
    登場人物達のキャラクターを役者さん達は好演していて、とても良かったです。
    そして、その登場人物達の優しい心に、涙腺が緩みました。
    素敵な舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    きれいで優しいお話ですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    舞台セットと脚本が印象的でした。

    ネタバレBOX

    丁寧につくりこまれた舞台のため、物語がすーっと入ってきたので、あたたかなセリフが心に沁みました。優しい気持ちになれたオムニバスでした。劇場を出るときに、やさしげな余韻が残りました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    久しぶりにセットを観て「すごい…」と思いました。しかも、エピソード3に入る前にセットがまさにリセットされて再び「すごい…」と思いました。全体的に家族がテーマになっていたかと思いますが、さらにコアコンセプトに喪失と再生をもってきたところがいいですね。しかも、喪失から再生にシフトするフックとなるのが本というのもいいですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ほんに希望へと 物語を紡いでいた
    マイナス要因を感じらぬ
    巧みで上手な舞台でした
    舞台セットも綺麗に 作り込まれており
    見応えのあるオムニバス 3作品でした

    ネタバレBOX

    古書 カフェを舞台セットとして
    人との繋がりを丁寧に見せてくれた作品でした

    #1 母親に捨てられた思いから
    男関係にダラシなく 挙句に不倫相手の
    子を身籠ってをしまう主人公が
    母の残した絵本を求めて
    古書 カフェに来て
    母の思いと周囲の温かさを知り
    再生してゆくお話

    #2 職場の圧力に負け
    引きこもってしまった主人公を
    祖母 軸として周囲の面々が
    温かく主人公 を助けてくれるお話

    #3 古書カフェの成り立ちを
    付喪神 風に上手に見せた
    ショートストーリーでした
    タイトルの説明をしてくれる話でもあります

    基本 上記は同じ店というわけではないらしく
    繋がっているような違う世界のお話
    という体にしておりました
    全体的に甘く優しい話であり
    現実の荒波と強風の世界とはちょっと無縁で
    その分 なんか心に来るなぁと思えた
    良い話の集合体 でした

    絵本を探す話とかは
    コレクターユイの第2シーズンかなぁ
    とか思い出しましたわ
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    愛しく大切な人に書いた、世界に一冊しかない本もある不思議な古書店を舞台にしたオムニバス3短編。

    3編は時代こそ違うが、その地に戦後間もなくからある書店に集まる人々の思いにそっと寄り添うような物語。とても心が癒されるような。それを印象付ける ピアノの優しく包み込むような音色が 実に効果的だ。
    (上演時間1時間50分 休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術はカフェ古書店内、中央に階段があり二階部にも本棚、一階は上手にカウンターがあり上手/下手に多くの本棚に本が収まっている。3話は時代や人物は違うが、店は共通しているよう。ちなみに3話目「コルデモリア」が、終わりの始まりになっている。3話オムニバスで綴るが、共通しているのは優しさ 寄り添い、そして希望といったところ。ワン・ドリンクで何冊も読める すてきな古書店。

    ●「めくり めぐる」(脚本・演出:沢田美佳さん)
    子供の頃、母が読んでくれた本を求めて古書店へ。その本は、糸音(イト)のために母 聡音(サトネ)が書いた世界に一冊しかない本。優しいと思っていた母が突然、自分と父を捨てて家を出る。糸音は悩み苦しみながら育ち、今も心は荒んでいる。今 不倫相手の子を身ごもり…。母は治療のため服薬していた副作用で居眠運転で事故を起こし、5歳の子を轢き殺してしまった。被害者の母の執拗な嫌がらせと脅しで、家族が危険な目に遭わないよう家を出た。糸音の 想い出は真実だったのか?

    ●「素晴らしき人生」(脚本・演出:吉原優羽さん)
    会社(仕事)で失敗し 自信を喪失した真壁悠平、今では引き籠っている。彼の祖母が古書店の常連客で、そこに集う人々の力を借りて悠平を立ち直らせようとする話。皆で一芝居打つ、その気づかれないように奮闘する姿を面白可笑しく描く。また中学の同級生は起業を考えており、悠平に一緒にやらないかと誘う。人間ひとりではない、時には頼ることも大切だと…挫折を乗り越え 希望へ繋がるような。

    ●「コルデモリア」(脚本:沢田美佳さん 加筆・演出:吉原優羽さん)
    戦後間もない頃、焼け残った店。そこには何も無い空の棚箱があるだけ。買主 真壁八重子(悠平の祖母?)と売り手の商談が成立し、八重子が残されたモノ(黒衣裳で役名なし=書の霊的な存在)に向かって、希望を繋ぐような言葉。古書店側が客の求めるものを聞いてはいけない。あくまで寄り添うような存在であり続けること。コロナ禍以降、無関心・不寛容といった風潮と向き合うような描き方。

    1話目は現在から過去を見つめ、2話目は現在から未来を見つめる、そして3話目が人生(人間)の循環を示唆しているようだ。
    全編、優しいピアノの音色が流れる。セリフに被らない工夫、そして暖(茜)色の照明が心温まるような雰囲気を醸し出す。そうした情景の中で、役者陣が中央の階段を上り下りする動きは、まさに生きているといった息遣いを感じる。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    不思議な書店を舞台に繰り広げられる、優しく温かい3編の短編集。それぞれの物語が静かに心に染みる作品でした。
    公演中なので、ネタバレで。

    ネタバレBOX

    「めくりめぐる」
    ある事故をきっかけに壊れてしまった2つの家族を描いた物語。悲しい場面も多いものの、それぞれが前を向いて歩き出すラストに希望が感じられました。

    「素晴らしき人生」
    仕事のミスで落ち込む主人公を、周囲の人々が温かく支える物語。1作目と同様、未来に向かって歩き始める姿が印象的で、登場人物のほとんどが挫折を乗り越えた“良い人”ばかりという優しさに包まれています。

    「コルデモリア」
    書店の始まりを描くエピソードで、2作目との繋がりも楽しめました。物語全体が循環していくようで、3作を通してひとつの世界が完成しているように感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/11/06 (木) 14:00

    脚本が面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    三本の短編。ワンドリンクを頼むと何冊でも読み放題のレトロな本屋で繰り広げられる人間模様。それぞれの話に発見や味わいがあり面白かったです。 役者さん達は皆、感情豊かな表現で、涙腺が緩むこともありました。 役者数も多く、それぞれに見応えがありました。個人的には1話目が一番よかったです。

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