トロイラスとクレシダ 公演情報 トロイラスとクレシダ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    身体
    動かし方、使い方が素敵で憧れました。

  • 満足度★★★★

    素晴らしいお芝居には違いないが
    お芝居自体が微妙な台本
    シェークスピアの中でも問題劇と言われるだけあって
    落ちがなく、妙なところで終わるので
    消化しづらいところがある。
    それでも役者さんの動きは素晴らしく
    特にカラスで演じられるギリシャ側がかっこ良くて
    萌える

    しかししかし、最後が終わったかどうかわからなくて
    ええ!?今終わったのってなってしまった
    戯曲自体が尻切れとんぼかんがあるから
    最後は音楽等も使って
    もうすこし最後雰囲気がでなかったもんだろうか

    もう一つは、所作
    山の手はある動作を解体してしまって
    別の動作で表現するという手法をとる事が多いのだが
    今回はハグやキスはそのまま表現された
    またクレシダがトロイラスにもらった袖をギリシャのひとにあげちゃうとかも
    ホントに袖だったり、ホントにあげたりしていたので
    むしろ意外に感じた
    これはテーマの人間っていうのは情欲(セックス)を情動として
    動くしかたのない生き物というところ
    ある意味直接あらわしていたのか
    何かすっきりしないところがあった。
    ちょっとシェークスピア読んでみようかな・・・

  • 満足度★★★

    不思議な『トロイラスとクレシダ』
    一風変わったお芝居でした。
    独特の方法論と演出で構成されていました。

    ネタバレBOX

    大地震直後のパーティー会場のような舞台。
    大きなテーブル(ですよね?)がふたつひっくり返り、折り重なり、スロープになっている。
    それが舞台の中央を占めており、メインの演じる場にもなっている。
    椅子も周囲にいくつかひっくり返っている。

    登場する人物たちは、パーティーの出席者のように正装している。
    でも彼らは人間ではない。
    カラスと犬に別れて、戦争をしている。
    そんな感じ。

    不思議な『トロイラスとクレシダ』でした。

    女優だけの場面で、ぼくには意味がわからなかったところがありました。
    歌いながら、喧嘩みたい感じになる、、、あれは何だったんだろう。

    それからええと、名前何でしたっけ?トロイラスの兄さん。彼が殺される場面。面白かったけれども、いちばんの見せ場だと思ったので、もっともっと派手に何かやって欲しかったなあ。と思うのは、贅沢でしょうか、、、

  • 満足度★★★

    オスメス
    カッコよかった。

    ネタバレBOX

    トロイア戦争を舞台に、両陣営の話とトロイラス&クレシダの愛を描く。

    人物名とキャラを把握するのに苦労してしまった。横文字苦手だからかな。

    ギリシア=カラス、トロイ=犬って衣装やメイク、デハケのポージング(犬のがいい)でイメージを植え付ける。関係の根源はSEXとか感情で、人間性ってなんなのかって舞台。実際、絶世の美女で戦争の引き金になったヘレン(植田麻里絵)をギリシアへ返すかどうかでもめたりする。人間いっぱい死んでるのに。クレシダ(山口笑美)もギリシア将軍のダイアミディーズ(文秉泰 )と肉体関係を持つ。んでトロイラス(川村岳)は復讐を誓う。
    人間の中の動物を描いたかっこいい舞台だった。

    人物よりもそんな「感覚」を観てたほうが良かったのか。実際、照明や音響、衣装や舞台装置、ダンス含めた演出は好みだった。ジャズな音楽が似合うかっこ良さというかセンスの良さがあったし。

    サーサイティーズ(倉品淳子)だったかが言った「男は手に入らないものをありがたがる」ってセリフが印象的。

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