裏切りは僕の名前を知っているVol.3 公演情報 裏切りは僕の名前を知っているVol.3」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
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  • 満足度★★★★

    堪能しました☆
    原作は小田切ほたるの 少女漫画。

    その世界観を めまぐるしく変化する舞台美術や スピーディな場面転換、殺陣シーンなど 盛りだくさんの表現での作品でした。

    vol.1 vol.2を見ていなくても なんとなく前回までの流れもわかったし このvol.3 は舞台用のオリジナルストーリーだそうで 休憩をいれて2時間30分、 2階席でしたが とっても楽しめました!!

    悪魔悪魔(デュラス(悪魔) オーパスト(上級悪魔) ツヴァイルト,グリムワール・・

    原作を知っている人なら 当り前の単語も *papasan*には ちんぷんかんぷん

    でも物語が進むにつれ 段々 ワードも理解できてきて 世界観にどっぷり浸ることができました。

    いわゆる イケメン系舞台 なのですが 原作のキャラクターがあるので 役作りも十分できたのかなあ!?

    結構 皆 演技力もあって 「???」 的な部分はあまり感じませんでした。

    各要素が十分考えられている構成になっていたし ムダなシーンなどもなく 2次元の世界を うまく舞台で表現できていたと思います

    岩崎大くん(StudioLife) 岡田あがさちゃんは他の舞台でもよく知っているので 親近感あっけど、

    法月康平くん 2面性をもった ヴァンパイア一族の長 を見事に演じていたと思います!!

    ラストなんかじゃ 思わず ホロリとしちゃいそうだったもの。。

    おそらく、コミックから抜けだしてきたような感じの衣装を身につけ、仲間との絆、そして愛する人を守るために戦う彼らの想い。
    輪廻転生を繰り返しながら出会い、愛し、戦う“裏僕”ワールド。

    堪能させてもらいましたよ

  • 満足度★★★★★

    裏僕は僕の期待を裏切らない
    北千住の西口出て直ぐのマルイ(?)の11階です。
    駅近な交通の便の良い劇場だけど、いかんせん駅が広いから時間に余裕を持ってどうぞ。

    とても長いのでお時間ある方&多少のネタバレ大丈夫な方、ネタバレボックス格納部分の感想へ。

    ネタバレBOX

    今回は原作者様監修?だか書き下ろしだかの完全オリジナルストーリー。
    ゴメン実は公式サイト行ってない^^;
    1・2は原作を忠実に再現してくれていて、それはそれで美しかったんだけれど。
    原作ストーリーの中に綺麗に溶け込むお話。

    物語の舞台は山奥の小さな町。
    外界とは橋一つで繋がるだけの閉鎖的、そして自然豊かな場所で立て続けに起こった不可解な失踪事件。
    街の人たちは「神隠し」だと恐れ、祇王のところに調査の以来が舞い込み…。

    黄昏館のいつもの面々が調査に赴く、と言った設定。

    なんでも鬼門がある場所で、強力な決壊が張ってあるのだが其れを張り直すための儀式をしなくてはならない、とか。

    まぁ物語のあらすじは公式さんにお任せするとして。


    主人公サイドは一族勢揃い☆
    敵さんもSクラスのオーパストが雁首揃えてくれてますwww

    さてさて見所^^

    アンサンブルさんのダンス!
    これでもかって見せ場作ってくれるー!
    悪魔らしく衣装が黒揃えで、モダンダンスで私のド☆ストライクゾーン^^
    殺陣シーンの動きはダンスであり戦いであり…悪魔なのでね(良い意味で)動きが気持ち悪いwww

    さて。
    音。は、…何といってもカルテット生演奏+生歌!
    (多分カルテット。…クインテットまで居たかもウロサーセン。)
    弦楽器の繊細な音に女性ヴォーカルさんの透明でありながら力強く、そしてどこか儚げな声がシーンを盛り上げてくれます。
    主人公の心の内を音色にして歌い上げてくれるカンジ。
    ちょぃちょぃ歌ってくれるところがありつつ、時には歌がステージの主役で、時には役者を立たせるBGMとして。

    前に「源氏物語」で生演奏と芝居とがコラボしたのは観たことあったけど…
    確かコレにも元気さん出てたよね☆運命!笑
    其のときの3ピースバンドはミュージカルの歌パートのための演奏。って感で。
    今回のは演出の一部…って言うのか、そんなイメージ。

    歌詞に声にと例えば主人公の悲痛な想いや、戦闘シーンでの臨場感。
    いろんな場面でお芝居を彩ってくれました。

    そしてこの方の衣装もそうだけど、全体的にキャラのお召し物が好みドンピシャすぎてwww
    ビジュアル大事だよね^^

    で。
    光と幕の使い方も好きー^^
    板付きにどーん☆してるような大掛かりなセットはそこまで無いんだけれど。
    可動式の2~3mありそうな壁とか階段とか。
    スクリーン代わりになったり、はっきり場面転換してくれるから物語の進みが解りやすくて良かったすー。

    後、客席がちょぃちょぃ演出の一部になるので客席前方の通路席美味しい。笑


    原作が独特の世界観で完成され切ってるから、その設定にのめりこんじゃえると最高の舞台だと思います。
    そして何より、その世界へと役者さんたち全員が客席引きずり込んでくれる。うん。冒頭数分でどーん。

    主役ツートップな二人がねぇ…本当凄い。
    特に元気さん。
    アイルさんは役的に感情を表にあまり出さないからちょっと距離を置いて見られるんだけれど。
    (代わりに、意志の強い言葉を口にしての役が興奮してるシーンとか凄い、てか、怖い。大切な相手を護ろうとするがゆえの鬼気迫る演技がねぇ…急に意識全部ガーって持ってかれる。それまでが元気さん中心で流れてた物語のセンターがあの人になる。…しかも美人だからさぁwww肌真っ白で手足長くて、どうみてもV系ですありがとうございました、な衣装が似合いすぎて逆に嫌味wwwなのに、中身コッテコテの関西弁使う面白い兄ーちゃんってスペック高すぎていっそ卑怯www笑)
    元気さんがねー…。
    純粋で、か弱く脆く見えるのに心の強い美少年。
    痛みを受ける演技には観てるこっちまで痛みを錯覚させてくれるし。
    他人の痛みに共感して涙を流す悲しげな声が、対象の「他人」を観てもなんとも思えなくても「共感する姿」にこっちが自然と涙があふれてくる。

    カンフェティのかわら本+で、「痛みを受けるシーンは本当に痛い」ってインタビューに答えてたけれど、嗚呼本当にそうなんだな、って思わせてくれた。
    もし死ぬ役やったら此の人本当に舞台上で絶命するんじゃないかって思わされた。なんだあの表現力、怖い。

    正直に言って、私のタイプの顔した役者さんのストライクゾーン離れてるんよね。
    でも、舞台出てこられると、駄目。目が行く。意識が彼を観ようとするし、彼の言葉に耳が全力。

    カテコの始まる其の一瞬まで、舞台の上で、完全に役として…、そのキャラクターとして生きる、人。でした。


    そのくせ赤也やってたからか知らんけど、殺陣で吹っ飛ばされた後に早く起きなきゃいけないときの身のこなしが完全に運動できる人だったりwww
    受身からの転がって立ち上がるまでが滑らか過ぎてwww
    まぁ多分一箇所だけなんだけど、体が弱く線の細い美少年じゃなく元気さんでしたwww
    …つかこの主役二人、動きが二次元過ぎて^q^パネェ。


    正直キャストさん全員分書きたくなるぐらい皆凄いんよー…ょーょーょー…。
    敵サイドは…冷徹なカリスマが時に漂わせる人らしい優しさだったり、力はあるのに何故か拭えぬ小悪党感だったり、口調は堂々としているのに言葉の端々が素敵に頭トんでそーな雰囲気だったり。
    全体的に腹立つぐらい偉そうなのに「力」がある存在であることを全身が伝えてくれるからなーんとも怖い。流石悪魔。

    なのに此の人ら、中身めっちゃオモロイおっちゃ…げふん、お兄様たちだからね!
    Vol.2のアフタートークショー参照!笑

    ロビーのファンからのお花が、「気合が入っていないものが無い」意味がよくわかるよ。
    こんなに惹き付けてくれる舞台作り上げてくれたら、キャストファンで原作知らなくても作品自体を愛したくなる。
    キャラクターの魅力こんなに伝えられたら、キャラクターまで愛しちゃう。

    2次元を3次元化することの意味ってこの辺にもあるんだろーなー…って思い知らされました。


    んーっと…。
    劇場がどこから観ても見易いので、2階席でも舞台全体綺麗に見えて其れは其れで良いかもでっす。
    ただ…音響ちょっと微妙かなぁ…。
    歌い手さんのハンドマイクはそこそこ綺麗に入るんだけど、役者さんのヘドセの音が偶におかしい^^;

    あー…本当、好き。
    殺陣もキレイなんだよねぇ。獲物デカいってのもあるかもだけど迫力凄い。
    そして玉ちゃんの殺陣やっぱめっちゃ綺麗。
    軽いのに力強くて、嗚呼マジ二次元。


    DVD化も期待しているけど、役者さんの気迫を肌で感じられる此の舞台はやっぱ生が良いなぁ…。

    メッセージ性が強いから観終わった後は疲労感覚えるけどそれが心地良い、みたいな。

    普段の何気ない挨拶、「いってきます」に対しての「いってらっしゃい」だとか、「ただいま」に返す「おかえり」だとか。
    言って、言われて、が、当前だと思ってしまっている日常で、其の言葉を言う相手がいること、其の言葉を言ってくれる相手がいること。
    当たり前過ぎていつの間にか忘れていることを思い出させてくれる。

    気付かせ方は酷く悲しく残酷だけれど、そんな話の中で、心に残るものはあたたかい。

    ラストまでを観て、主人公元気さんの言葉が本当に胸に響きます。


    イケメンだったり美人さんだったりが「大切な人と一緒に居られて幸せ」って笑ってる絵なんて観てるこっちまで幸せですよ ←


    千秋楽以外はチケット余裕あるみたい+リピ割引とかもあるぽなのでお時間ありましたら是非に。

    怪我無く無事に千秋楽の日をキャスト皆さん全員で迎えてくれますように(*´∇`*)
  • 満足度★★★★

    裏僕
    当日引換券で観てきました!
    皆さん、上手すぎだ!!
    噂は聞いていましたが、ここまでとは・・・!
    元気さん可愛いし、玉城さんもとても可愛かった♪
    元気さんの最後のコメントも最高でしたね(笑)

    それぞれのキャラの台詞には、とても考えさせられるものが沢山あり、本当に感動しました。
    vol3ということで、お客さんの方からも強い気持ちが感じられて、心から良いなと思える舞台でしたね。

    ネタバレBOX

    ただ、元が漫画ということもあり、場面転換が多く、舞台設置を動かすときの音が気になりました。また、舞台奥に出入り口があるのか、光が漏れてしまっていました。
    そして、今回は生演奏?で舞台上でのBGM的演奏&歌があるのですが、その音量調整が微妙で、台詞が聞き取りづらい箇所もチラホラ・・・(2階席だからかも?)
    極めつけは、マイクが服についているみたいで、振り向きながらの台詞などが聞こえない。逆に、ユキが抱きついて泣くシーンは大きすぎる。
    そういったところが、とても残念でした。

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