第14回公演
第14回公演
実演鑑賞
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2012/11/09 (金) ~ 2012/11/10 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/ami_8archives16.htm
期間 | 2012/11/09 (金) ~ 2012/11/10 (土) |
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劇場 | シアター・バビロンの流れのほとりにて |
出演 | 嶋津和子、中島理乃、坂入友里香、福井陽介、小島一洋、石黒繭子、佐藤ペチカ、岡佐和香 |
脚本 | 岡村洋次郎 |
演出 | 岡村洋次郎 |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】 前売 2500円 当日 3000円 ペア 4000円(予約のみ) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11月9日(金)19:30 11月10日(土)14:00/19:30 |
説明 | 霧の立ち込める山深く、浮遊している存在たち。 生前の「カルマ」によってそこに留まり続け、 終わりのない異次元の時間の中での 果てしない モノローグから、 静かな狂気が滲み出す。 世界から孤立し、 降り積もる時間の狭間を彷徨う人々が、 行き着く先とは… 20世紀末以来、かつてない<少年犯罪>の時代を私達は経験しています。その少年達は、私達と地続きの、時代の最も純粋な当事者なのです。人間が根底から破壊されていくような、この時代の空気の狂気じみた閉塞感を、どう解消していったら良いのか、私たちは指し示す方向さえ掴めていません。自分の外の世界を恐れ、誰も信じられない触れ合えない圧倒的な孤独。目を閉じると、自分が宙に浮かんでいる様な、存在の不安。その不安ゆえに、時代を象徴する犯罪を辿る舞台を創造することは、私たち自身への切実な問いかけであり、また使命であり責務であると感じています。 阿彌一同 <岡村洋次郎プロフィール> 阿彌,主宰、東京バビロン,企画プロデューサー。1948年生。 竹内演劇研究所(故・竹内敏晴,主宰)において、「生命のレッスン」を通して、舞台創造の根源に触れる。その後、故・観世栄夫(観世流能楽師)に師事。日本の演劇史の流れの中に居ない希有な存在である。また、前衛的拠点劇場「東京バビロン」(pit 北/区域、シアター・バビロンの流れのほとりにて)のオーナーであり、演劇・舞踊等の企画プロデューサーとしても活動中。 http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/ <阿彌(AMI・劇団)> 1994年結成。役者や演出家の「自己表現の場」でなく、言葉を越えた「交流の場」を舞台上で実現している。その生の交流から、観客の無意識層に揺らぎを与え、そこから立ち上がる想像力において現れる、意識を超えたダイナミックな舞台を目指している。 日本古来の表現技術「観世流能楽」の身体性と同時にその厳しい即興性をも取り入れた、前衛と伝統のせめぎ合いの舞台。 <阿彌の舞台> 阿彌の舞台は、 日常のテンポから切り離された、静かで澄んだ空間… そこで初めて見えてくる人と人、 人間と空間の生きた交流、 静寂の舞台ゆえに、 観客の無意識層まで浸透してゆきます。 「 怖しくも美しい舞台 」として、 静かなしかし圧倒的な支持を得ています。 観るだけではない、体験していく舞台を 心ゆくまでお楽しみ下さい。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | [音楽・音響] 落合敏行 [照明] 三浦あさ子 [衣裳] 櫻井基順(MEME) [舞台監督] 佐藤一茂 [宣伝美術] 丘 美恵太 オブジェ作品(写真) 丸野由希子 [写真撮影] 阿波根 治(スタッフ・テス) [記録映像] たきしまひろよし(PLASTIC RAINS) [制作] 坂本康郎 |
生前の「カルマ」によってそこに留まり続け、
終わりのない異次元の時間の中での
果てしない
モノローグから、
静かな狂気が滲み出す。
世界から孤立し、
降り積もる時間の狭間を彷徨う人々が、
行き着く先とは…
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