かこちゃんの後悔 公演情報 かこちゃんの後悔」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2025/09/04 (木) 19:30

    価格5,000円

    ちょっと困惑するけど良い雰囲気の舞台

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/09/04 (木) 14:00

    レンタルビデオ店でアルバイトをしながら劇団公演に臨むかこちゃんの部屋に突然見知らぬ女性がいて……な物語。
    そんなかこちゃんの日常はタイトルで暗示されているようにほろ苦いものとなってしまうが「謎の女(実は未来から来た○○)」の言葉に救われる。これ、困難があってもたり挫折したりしても楽しんだモン勝ちじゃね?というポジティブなエールだよね。
    そしてそれが2年前にコロナ禍で公演中止になりながら今回の公演にこぎつけた事実と重なってホロリ。
    あと、本編との関係が見当たらないまま進行する場面が25年の時を隔てた一大浪漫に繋がろうとは! ここにもヤラレタ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/09/05 (金) 14:00

    初めましての "なかないで、毒きのこちゃん"
    笑いまくった。そして不覚にも、と言うのはそう言う展開は頭に無かったので、最後感動してしまった!笑 ちくしょう!なかないで、毒きのこちゃんの、作/演出の鳥皮ささみの、出演者達の、思う壺じゃないか!
    これがなかないで、毒きのこちゃんなの、作風かどうかはもう一度観ないとわからないなのか!笑。
    喜んでもう一度拝見して、作風を確かめたいと思う。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    これ、自分はかなり好きな芝居です。
    始まってしばらくは、あ、この系統か……みたいだったのですが、途中からぐぐっと引き込まれました。
    テイスト的には、自分の世代で例えるなら……、懐かしい一話完結のギャグ漫画的で。
    ジャンプで言うなら、キン肉マン、ドラゴンボール、聖闘士星矢みたいなののヒットで、何もかもがバトル漫画化する前にあった、 コント的なギャグ漫画。ドクタースランプとか、奇面組みたいな。
    ただ、そこに、純愛的なキュンキュンや、しんみりする要素がある。
    そして最後は意外な感じで、後味がとても良かった。
    後悔って言うくらいだから、苦いの来るのかなって思っていたのですが。

    主演の、みしゃむーそさんが、凄い素敵だった。
    みしゃむーそさん×タカハシシンノスケさん
    みしゃむーそさん×弘中麻紀さん
    って対になるのですが、どちらも凄い良かったな。

    サイドストーリーになる、他の方々のエピソードもかなり面白く観られました。

    ネタバレBOX

    ジャンル的には……世界観的には、実はSF巨大ロボットものでして。

    後悔をタイムリープで解決しようとするのと。
    もう一つあって、隕石落下をヒーローがスーパーロボットで食い止めるという、逆襲のシャアみたいなやつとのハイブリッド。この組み合わせをラブコメでやっちゃうの面白かったな。
    自分の好物ばかり状態だった。

    開場時からスズナリのロビーにさ、そのロボット置いてあるんだよね。
    このあたり、すごい洒落てて気が利いてるなって思いました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    (笑えた度)5(今感)4(完成度)5

    あの時、聞くことができなかった別れの理由を探して。
     
    傍からみればなんということもない、平凡な人生のほんの些細な物語にこそ、
    時空を超え、宇宙に届く無限の力がある。

    演劇愛に溢れたメタ手法でポップに描き切った、
    物語への愛に満ち満ちた、
    どこにでもありそうなくらいありふれた、
    だけど唯一無二のラブストーリー。

    軽妙と重厚、かなり軽妙寄り。

    すごくいい。

    ネタバレBOX

    普段は演劇ではストーリーは追わず、
    映画は細かい演技やセリフの一つ一つを追って、
    180度違う見方をしてしまうが、
    この作品では作者の映画愛に呼応して、
    映画の如く鑑賞した。

    でも相反して、
    目の前の作品は脈々と受け継がれ、みんなに愛されてきた小劇場演劇のあれやこれやのフォーマットの結晶のようで、
    懐かしさとか舞台への郷愁とか、いろいろなものが込み上げてきて感無量になる。

    物語を溺愛している人と憎悪している人は、
    つまるところ同じ表現に行き着くんだなあ、
    とかいらないことを考える。

    、、、いやいや、言葉が過ぎました。
    物語が嫌いな演劇人なんていませんよ、きっと。
    パロディ、オマージュ、リスペクト、天才、上等、、、おっと危ない、、、

    ラブストーリーのリアリティーは役者に左右されるところが大きいけれど、
    ラッパ屋の弘中さん、みしゃむーそさん、角度によって松ジュンと見間違いそうになるタカハシシンノスケさん、
    皆さん表情がとてもいい感じ。

    猫ホテのガンツさんもとてもいい味。

    浅見さんの「前島」役も最高。
    某大富豪と一字違いが、w。剛力、w。忘れてた。

    そして、猪股さん。一番伝えたかったであろうセリフを自分で言うのは、作家冥利に尽きるんだろうなあ。滑舌が悪くて誰も聴いてない、という設定はきっとご本人の照れ隠し。フィクションへの溢れる愛がワタクシごときにも真っ直ぐに刺さりました。

このページのQRコードです。

拡大