満足度★★★★★
まさに
語られざりし物語。怪人であるエリックの人生。そしてクリスティーヌへの想い。ナーディルに対しての気持ち。いろんなものが入り混ざり、またエリックの人となりなどがわかった気がする。何度観ても心が痛く、そして美しい。いつまでもこの世界に浸りたい。
満足度★★★★
PHANTOM 語られざりし物語~The Kiss of Christine~
前作とパリのオペラ座を思い出しながら鑑賞。やっぱり映像の美術と暗い目の照明がいい。衣装も豪華で良かった。きっといつも通り原作小説に忠実で、生真面目な台本なんだろうな。長く感じる場面もあったけど、力作。休憩込みで三時間。
シアターサンモールに高校生男女いっぱい観にきてた。門限ゆるいのか、都心に住んでるのかな。客席に若い人がいるとそれだけで嬉しい。
満足度★★★★★
PHANTOM
映像が本当に綺麗でPHANTOMの世界観をより深く堪能できました。
エリックのクリスティーヌを愛するが故のいろんな葛藤が切なすぎて、胸がぎゅうぎゅうと苦しくなりました…
後半は涙なくして観れませんでした。
満足度★★★★
山本芳樹さん圧巻
山本エリックのプレビュー公演、拝見しました。
私がスタジオライフのファンになったきっかけは、山本さんと及川さんと石飛さんだったのですが、本当に、今回のエリックも素晴らしくてなりませんでした。
「オペラ座の怪人」は、四季では市村さんは見逃していて、その後何度か観た四季版では、一度も満足できるレベルのものはありませんでした。
ミュージカル原作が、人間ドラマが希薄なのかと思っていたら、昨年映画で観た50周年記念コンサートが素晴らしかったので、ミュージカルの不出来は、上演劇団の演出に起因するものだとわかりましたが…。
で、かねてより、日本の怪人には辟易していたので、山本さんのエリックには、苦悩と存在感と、愛の渇望が痛いほど伝わり、後半は、涙を禁じえませんでした。
ただ、怪人がオペラ座に住むようになるまでの場面が、やや冗長だったのが残念でした。
オペラ座が完成してからの、バックのスクリーン映像が素晴らしく、ため息が出ました。ちゃんと前面にいる役者とフィットして、全く映像とは感じさせないリアルさがありました。
ただ、人間ドラマとしての完成度から言えば前回の「ファントム」前篇の方がクオリティが高かった気かします。
ミュージカルでは、ただの変質者ストーカー的にも見受けられかねない怪人の人となりや周囲の人間の彼に対する関わり方が丁寧に描かれているので、ミュージカルのファンの方にも腑に落ちる作品になっていると思います。