公演情報
「恋愛漫画~鳳凰篇~」の観たい!クチコミ一覧
期待度♪♪♪♪♪
あれは14歳の夏だったろうか。日暮れ時にふと、商店街のアーケードの古びた本屋に立ち寄った。うず高く積まれていたのが恋愛漫画だった。新刊でもないのに、なぜそこまで一押しするのか?疑問を感じつつ、店主の方へ目をやった。初老だった。そうか、恋愛漫画とは人生の先輩からのエールなのかもしれない。確信した翌昼、いつも教室の片隅で可愛らしげに本を読んでいる佐藤さんに告白した。フラれた。若気の至りというやつか、身の程知らずなのか、くってかかる。「他に好きなやつがいるの?」
3秒ほど迷った佐藤さんは答えた。
「白馬に乗った王子様が迎えにくるの」
「はぁ、、、」
こういう感性を育むのは恋愛漫画に違いない。佐藤さんが読んでいたのは実は恋愛漫画だったのだ。つまり、私は恋愛漫画に謀られ、そして恋愛漫画のせいで夢破れたことになる。
ライオンパーマの定番にして至極の公演が始まります。
期待度♪♪♪♪♪
数度にわたり上演されてきた「恋愛漫画」だが、今回が最後の「恋愛漫画」だという。だが、鳳凰篇となっているから、燃えつきた灰の中からまた復活するやもしれぬ。
それにしてもチラシ裏面はモノクロかと思いきや劇場の地図の劇場名(RED/THEATER)だけ赤色で表示されている。シャレているなぁ。
期待度♪♪♪♪♪
タイトルの【恋愛漫画〜鳳凰篇〜】は、聞き覚えがあるなぁと思ったら、再々再演らしい。ん?ということは4回目?
他の劇団でも再演、再々演というのはよくあるが、4回というのはさすがに珍しい部類だろう。
しかし、初めての人にはいいけど毎回観に行くファンには既視感があってつまらないんじゃないか、などと邪推する必要はない。
マドンナに恋してフラれて旅に出る寅さんの「男はつらいよ」も、毎回既視感のあるストーリー展開だ。でも飽きることなく、むしろ期待して観てしまうのはプロットが素晴らしいから。ライオンパーマも同じだ。世界観、キャラクター、方向性などコンセプトにブレがない。だから新作、再演などに関係なく、いつ観ても作品を楽しめる。これこそがライオンパーマの真骨頂だろう‼️
で、「鳳凰」で思い浮かぶのは歌手で言えば美空ひばりの「不死鳥」、漫画なら手塚治虫の「火の鳥」、クルマならトヨタの「センチュリー」。どれもその道の王道である。ライオンパーマにはぜひ小劇場の王道を目指して欲しい(笑)
期待度♪♪♪♪♪
今度は鳳凰編ですか。懐かしくて本棚の奥から引っ張り出してしまいました。そうそうこんなお話、と思いながら読み始めたら止まらなくなって、最後まで読んでしまうっていう。そういうことってあるよね。
火の鳥がどんなふうに絡んでくるのか楽しみです。
いや、待てよ。「鳳凰編」といいつつ、ライオンパーマのことだから、火の鳥が出てこない可能性は十分にある。いや出てこない可能性のほうが高いように思えてきた。考えているうちに、これはもう絶対に出てこないんじゃないかと。
ぼくらは逆にライオンパーマのてのひらで踊らされているんだな。ライオンパーマ自体が火の、、、
期待度♪♪♪♪♪
鳳凰といえば吉兆を告げると伝えられる霊鳥、雄と雌は尾羽の数が異なるので見分けがつく。フライヤーで皆が空を見上げている構図は、当然鳳凰の出現か、期待を意味していると取るのが一般だろう。が? ここにもライオン・パーマならではの仕掛けがあるやも知れん。幾度も改変され上演されてきた作品というが、今回はどのような趣向で楽しませてくれるか、拝見するのが楽しみ。
期待度♪♪♪♪♪
恋愛漫画は,6年前の「真・恋愛漫画」以来である。そして,今回は「鳳凰篇」とのこと。説明にもあるように,この作品はライオンパーマさんにとって定期健診のような作品とのこと。どう観せてくれるのか?多分,想定を大きく裏切ってくれることだろう(良い意味で!)。期待度大で楽しみにしています。