ずっと4時 公演情報 ずっと4時」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    ドロ
    ドロっとした部分、どうしようもないダメな部分が、ゆっくりと見えてきた。まるで、時間をかけて抽出する水出しコーヒーのよう(今回は紅茶みたいでしたが)。

    登場人物5人が、各々のダメ人間で、前にも後ろにも進めず、誰にも感情移入できなかったけど「もどかしさをワザと残す演出」ならば成功でしょう。

  • 満足度★★★

    淹れ過ぎた紅茶
    4時の感覚は渋みが出過ぎたような後味でした。

    ネタバレBOX

    紅茶を専門とする喫茶店での話。限られた中でのグズグズな人間関係…、これから昼の作業をしようとするにはもうすぐ日が暮れる、例えば酒を飲もうとすればまだ日が高い、確かに4時は中途半端です。

    約束したのにグズグズしてはぐらかす対応…、行きたくないなら行きたくないって言ってよね、誘った方もいい加減察してあげてよ、こっちの方が大事ですね。つまんないコントのような同じ事の繰り返しには本当にイライラします。

    痩せた女性は神経質なのか、祖母の介護でムシャクシャするなら両親に相談しろよって、両親も顔出せよって。そのあげく、結局新聞屋の押しに負けてグズグズの関係になってしまったとは、ああ愚かしい。

    姉の失踪後に妹と付き合い妊娠させた男性の言葉、善処します的な言葉、何だこの中途半端さは、嘆かわしい。

    妹には姉の代わりという気持ちが常にあって本当に愛されているのか信じ切れなくて、結局男に婚約破棄を宣告。両親のDNAを通して妹には姉と同じDNAが混じっているという意味で、この子は誰の子か分からないと言ったのを、痩せた女性は婚約破棄された男に、文字通り誰の子か分からないと言っていたと伝える意地汚さ、やだねー。

    こうした4時の感覚にドップリ浸りましたが、あまり後味のいいものではありませんでした。

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