音楽付きコメディ《病は気から》 公演情報 音楽付きコメディ《病は気から》」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    白衣のチカラ
    面白い。浣腸が万病に効くことがわかった。

    ネタバレBOX

    自身を病気と思い込み、医者からの処方箋を信奉して止まないアルガン(阿部一徳)が、娘のフローラ(マチルド・エティエンヌ)を医者の息子と結婚させ、医者を傍に置こうと企む。死んだふりで娘の愛情を受け止め、結果、医者になるアルガンだった…。

    医療風刺な作品。生きたいって本能的に願う「人間」を揶揄した作品。笑えるところが多いけど、実際はなかなか重い作品なのか。「病」と「人」とのつながり(むしろ畏怖)を滑稽に展示してくれた。

    オペラはほとんど観ないけど、演劇を中心に古楽オケ+声楽を加えた舞台はとても見やすくて飲み込める。セミ・ステージらしく、演奏者や指揮者へのカラミも程よくあって、楽しい舞台だった。オチの、指揮「お客様の中に医者はいますか」ってのも綺麗。あと、追い出されたベリー(本田麻紀)の落下具合もいい。

    後半は楽曲が少なくなってたけども、しょうがないのかな。
  • 満足度★★★

    楽しい歌と芝居
    モリエールの戯曲をノゾエ征爾さんが現代の日本人でも楽しめるように脚色した台本を、1673年の初演の時に近い形の、役者と歌手とオーケストラによる編成で上演し、300年以上前の作品にも関わらず、普通に笑える喜劇となっていました。

    本筋とは関係ない、ルイ14世を讃えるプロローグが、医学部受験の予備校でのシーンに置き換えられていて、元々の歌詞ともあまり合っていなくて意図が分からなかったのですが、実は最終場面の医者達の形式的な儀式のシーンと重なり合うようになっているという伏線の張り方が洒落ていて面白かったです。

    第2幕間劇ではシックな赤いドレスにサングラスを掛けた6人の女性(1人は背の高い男性アルト歌手が女装)が青い帯を持って妖艶に動くシーンは、いかにも宮城聰さんらしい演出で独特の美しさがありました。
    役者が指揮者や演奏家にちょっかいを出したり、演奏家が役者の動きに合わせて楽器で効果音を出したりと、オーケストラピットを設けず、同じステージ上で演奏と演技が行われるという条件を上手く使っていて楽しかったです。

    SPACで上演されたストレートプレイ版の『病は気から』をベースにしたとのことで、オペラ版としては初日でありながらも役者達のコミカルな演技が冴えていて楽しかったです。
    歌手の人達の演技も達者で、特にエミリアーノ・ゴンザレス=トロさんがユーモラスに何役も演じ分けていて見事でした。

    現代のピッチより1音低いチューニングによる演奏は古風で優雅な響きで美しかったです。時には調子外れに演奏したり、ノイジーな特殊奏法を用いたりと、古楽器オーケストラながらも柔軟性に飛んでいて、芝居を盛り立てていました。

  • 満足度★★★★

    贅沢よねぇ
    音楽と歌と芝居。全てが一つとして楽しく観て聴いて、楽しむことが出来ました。しかし何でもこなせちゃう方々がたくさんだったのがまた開いた口がふさがらないというか、笑ってしまいマイsた。良かったです。

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