『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!! 公演情報 『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
41-48件 / 48件中
  • 満足度★★★★★

    『熱狂』観劇
    圧倒的迫力!恐れ入りました!

    ネタバレBOX

    ずばり、ヒトラーの話。一揆から選挙による基盤拡大方針へ切り替え、第一党にはなれたものの過半数には届かないとなると、次の手段として大統領側近への働きかけによって組閣にこぎつける、ドイツを支配するまでの過程が克明に描かれていました。

    演説するうちに顔がどんどん紅潮する様子が凄かったです。

    側近たちの側頭部を剃ったような髪型は当時どうだったかは知りませんがそれらしく、そうなるとヒトラーは髪型も顔付きも本物には似ていませんでしたが、指導者原理による絶対服従を強いる様子や側近たちの緊張感を見るにつけその迫力は充分に伝わりました。

    とにかく凄いの一言でした。
  • 満足度★★★★★

    あの記憶の記録
    とても素晴らしかったです。
    突きつけられる現実は、痛くも辛いが、観劇後の余韻は、とても素敵でした。

    ちょっと、気が早すぎますが、私的には、今年もアワード(上位)入りです(私の昨年1位の劇団ですが、全国で3位だったのは、東京でしか公演がなかっただけだと思ってしまいました。)
    どちらかだけでも、楽しめるが、やはり両作品観た方が、意味も価値も感慨深いです。

    ネタバレBOX

    40年程前のイスラエルを舞台とした物語。

    アウシュビッツ収容所での、辛すぎる日々を過ごした兄弟は、イスラエルに移り住み、それぞれの家族を持ち、幸せな日々を送っていた。
    兄(根津茂尚さん・あひるなんちゃら)は、忘れる努力をするべきと思っていたが、弟イツハク(岡本篤さん)は、忘れる事ができず、ドイツ兵看守の亡霊のような幻影(浅井伸治さん)に、悩まされていた。
    この兄弟の、同じ痛みを持つ故の、互いを想う言動が、とても良かった。

    イツハクの子供達の女教師が、二人の経験を記録に残したいので、話してほしいと求められる。

    それは、あまりにも、辛すぎる記憶・・・
    二度とあってはいけない事は、
    彼等には消し去りたい事実であり
    戦争を知らない私達には、忘れてはいけない記憶でも、ありました。
    だからこそ、現実を直視する勇気
    互いを思いやり、耐える事、
    受け止める真の包容力等々・・・
    平穏な日々のありがたさ
    なんて、、、、使い古した言葉では、
    表せられないほど感慨深かったです。

    そして、弟を悩ます幻影の真実・・・と運命

    重い記憶が題材なのに、ラストが、とても感動で、深い余韻として、心に残る作品でした。

    全役者さん魅力的でしたが、特に、弟イツハク(岡本篤さん)が秀逸でした。
    兄(根津茂尚さん・あひるなんちゃら)も、とても素晴らしかったです。
    ドイツ兵看守の亡霊のような幻影(浅井伸治さん)も、素晴らしかったです。ビルクナーという同一人物でありながら、『熱狂』時のドイツ再建を夢見る青年と、今作品では、弟イツハクが生み出した幻影との演じ分けが、とても素晴らしかったです。

    古川さんの魅力的な本に、深い色と味を引き出す日澤さんの演出と、達者な役者陣に大満足でした。今後も見続けたい劇団です。
  • 満足度★★★★★

    『あの記憶の記録』観てきた!
    もうね、これはね、ぜったいにたくさんの方々に観て欲しいですよね。そして、観劇後はお家に直帰したくなります。帰っても誰も待つ人がいない場合は家族持ちたくなります。文学座の『NASZAKLASA(ナシャクラサ)』を観ているのでさらに感慨深く物語を受取りました。

    ネタバレBOX

    劇団チョコレートケーキ。次は何をみせてくれるんだろぉ。そんな期待感ふくらませても裏切らない劇団になってますね。
  • 満足度★★★★★

    『熱狂』観てきた!
    吸い込まれるまま舞台に酔(す)い込まれてきました。そうか、…。

    ネタバレBOX

    「演説」なんだよ!!あとね、「裏切り者!!」の台詞にはドキッ!なんか胸が張り裂けた。堰がきれた。男芝居だよ。
  • 満足度★★★★★

    「熱狂」観劇
    まさに人々の熱狂を感じさせる素晴らしい舞台。最初から引き込まれ2時間の芝居は途中だらけることもなく最後まで興奮の中を進んでいく。チョコレートケーキらしい骨太の芝居である。
    個人的な事情によって10日ほど東京を離れていた。もちろんその間の観劇予定はすべてキャンセル。外せない仕事があり,1度戻ってきたが,明後日あたりにはまた東京を離れなければならない。そのような中での観劇。心配事を抱えていると集中できないのではないか,一抹の不安もあったが,芝居中はただ芝居のみと向き合っていた。観劇後は興奮と力強さが残り,頑張ろうという気持ちになれた。
    このチョコレートケーキの本公演,もちろん「あの記憶の記録」も観劇の予定でいた。観劇できるかわからない状況ではあるが,できれば観劇したいと思っている。それだけ「熱狂」は素晴らしい舞台であった。見逃すのはもったいない。オススメである。

  • 満足度★★★★★

    熱狂
    まさに、『熱狂』でした。見えないけど、人々の心情が生み出したとも言える時代の波が、押し寄せてくる濃厚で濃密な空気は、すごい迫力でした。この作品2日目なのに、満席でした。チケット完売の日も出ているので、早めに劇場に足を運ぶ事をお勧めします。

    ネタバレBOX

    ヒトラーが党指導者に就任後、ミュンヘン一揆裁判で禁固刑の判決を受けた頃から、第二次世界大戦に向かう時代の物語。

    全役者さん、そのキャラらしい佇まいと、迫真の演技が、素晴らしかったです。
    前公演『一九一一年』にも出演されていた方々は、特に全然イメージが違い、驚きました。

    ヒトラー(西尾友樹さん)は、見た目のイメージは、ちょっと違うけど、キャラはヒトラーらしく、素晴らしかったです。
    演説で、賛同する民衆を増やし、国の有力者達も側近として固めながら、権力を絶対的なものとしてゆく姿は、熱を増し、どんどん加速してゆくので、迫力に呑み込まれました。

    見えない民衆の切望を叶える為だったのに、それぞれの立場故の、野心や譲れない思想。
    権力を握った故に、私利私欲や野望が絡んでゆく政府側。
    濃密な思いは、ルデコの空間と、やや暗めの照明に彩られ、深みを増してゆきました。
    作品のイメージに合った髪型、衣装、小道具、オペラ系クラッシックな挿入曲も、こだわっていて良かったです。
  • 満足度★★★★

    『あの記憶の記録』観劇
    初めてとなる劇団チョコレートケーキ。
    脚本、演出、照明、音響etc噂に違わないハイクオリティさ、見ごたえ十分、十二分で、観終わってドッと疲れました。

    アウシュビッツ強制収容所を生き延びた男によって、正視するにはむごたらしすぎる事実が語られていく、観客がまずその重さに打ちのめされながらも、そのショッキングさに留まらず、その先の、人間がもつ憎しみの感情の得体の知れなさにひきずりこまれていく作りはお見事。
    ただ「戦争」「憎しみ」といった大きな言葉の分量が心なしか多かったのではないかとは思いました。そうした言葉によってあらかじめ構えて作品を観てしまえる分、作品が観客に突き付けてくるものから客席の自分を割と容易に守れてしまう、そんなように感じました。
    個人的に観劇するときには作品にフルボッコにされたいと思ってしまうたちなので、もっと「優しくない」、逃げ場を残さないような罠に満ちた作劇だったほうが好きだったかもなあと。

    役者陣は熱演の岡本さんはじめ、目や声の濃さ、芝居の丁寧さが印象的。
    演出は動線まわりに違和感が。場面転換の際に、最初に出てくる登場人物と同じ出入口から次に出てくる(直前に出てきた登場人物を追いかけていたわけではない)登場人物が出てくるようなところ、登場する出入り口を変えるなど、もう少し上手く出来たのではないかとは思いました。

    最後に劇場ですが、やっぱりこういう静寂が求められる作品でルデコ、というのは違うのではないかと思いました。床の様子や客席とステージとの近さなどは今回の作品とも合っていたと思うのですが、あまりに外の音が入りすぎてところどころ集中をそがれてしまいました。

  • 満足度★★★★★

    「あの記憶の記録」初日
    2時間最初から最後までどきどきしっぱなし。

    前半で、涙が出始め、その後放心して、後半は目を見開いて観ていた。
    最後はホントに涙が枯れてしまった。

    話もそうだが、家族の熱演が涙腺に来る。

    主人公の夫の感情表現はとても好きなものでガンガンくるし、その妻がダメ押ししてくる。

    話は重い、複層的に重い。でもその分記憶にのこる。

    すばらしい作品だった。

    ネタバレBOX

    最後の「助けて」は、まさに心の叫びとして聞こえた。

    あまりにぐっとき過ぎてまだ、整理しきれていないが、

    イツハクの告白には苦悩が表れていた。
    机をたたいたりや大声を出したり、おそらくオーバー気味だと思う方もいるかもしれないが、自分には、それがまさに苦悩や葛藤をごく自然に観る側に伝える表現だったように思う。

    ああ、最後のSSのセリフ、忘れてしまった。めちゃくちゃ感動したんだけど。
    自分の記憶力の悪さうらみます。

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