ミュージカル「ディア・マイ・ドクター」 公演情報 ミュージカル「ディア・マイ・ドクター」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    前向きな気持ちになれるミュージカルでキャストの皆さんも秀逸でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    座席数100席程度の小劇場サンモールスタジオ、そこでミュージカル。ストレートの芝居としても十分耐えられる作品内容。ミュージカル化にまだ熟し切っていない印象もありますが、今後、再演を重ねて進化させて欲しい。まだ女性の社会進出がほとんど無いどころか、教育も満足に受けさせてもらえない時代。そんな時代があったことを知識としては分かっていても舞台化すると素直に心に伝わります。そう、出演者の歌唱力も素晴らしい。劇団四季や東宝だけがミュージカルではありませんね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白い、お薦め。旗揚げ公演?とは思えないほどだ。
    明治という新しい時代になっても 家父長制、男尊女卑という差別(制度)・偏見・慣習等に立ち向かう女性たちのヒューマンドラマ。いや奮闘劇といってもよい。脚本・演出は勿論、ミュージカルと謳っているから歌も見事。さらに出演者がスタッフ的な役割も担っており、まさに公演に向けてチーム一丸になって といった気概が舞台上に表れていた。特に 劇の要である歌唱指導は大変だったと思う。

    公演は、当時の状況や風潮を背景に 初めて医師免許を取得した3人の女性たちが、どうして医師免許を目指したのかを描いた 虚実綯交ぜのフィクション。物語は、3番目に医師免許を取得した高橋瑞をモデルにした高水せい を中心に、彼女たちの生い立ちや性格などを描き、女性にとっての閉塞感を浮き彫りにする。劇中の台詞「道は違えども、すべては患者さんのために」、その精神は現代に通じるもの。現代といえば、3人が医師になってから起きた感染症の大流行、それをコロナ禍と重ねることで、いつの世の人の心の在り方を巧みに織り込む。

    (上演時間:1幕55分 2幕65分 途中休憩10分)【B】

    ネタバレBOX

    舞台美術は、段差を設え 左右非対称の壁。それが古色蒼然としており当時の雰囲気を漂わせている。また 衣裳やサーベル等の道具にも時代を感じさせる拘り、その丁寧な作りに好感。舞台技術の照明も柔らかく、丸みを帯びた光の中で人物が生き生きと映る。そして無人のときは美しい光景として印象付ける。

    没落士族の家に生まれた 高水せい(一役2人〈青年期・中年期〉)、子供の頃から好奇心が旺盛で知識欲もあった。しかし 女に学問は不要で 早く良縁に巡り合い嫁になること。そんな時代閉塞に不満を募らせる。いつしか 人の命の大切さ、それを出産の手伝いをすることによって知る。同時に医療行為は出来ないという現実にぶつかる。

    男社会や家制度、今でいうパワハラ・セクハラといったハラスメント問題を点描する。その生き難い時代にあって、人間らしく生きたい、人の役に立ちたい といった熱い思いを歌で表現する。台詞という直接的な言葉ではなく、歌の歌詞にのせて しなやかに 強かに しかも情感豊かに表現する。そこにミュージカル劇としての真骨頂がある。

    明治30年代に流行したペスト、その対応に奔走した女医たち。それを令和のコロナ禍に重ねているが、当時は演劇・映画といった文化 興行は「不要不急」といわれ大打撃を受けた。確かに命は大切、しかし文化という灯は灯し続けなければ、いずれ廃れてしまうかもしれない。公演では、生き方や社会との向き合い方、それを 明治という150年ほど前の出来事を今に生きる我々にも分り易く伝える。その意味では一種の教育劇のようでもある。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    27日に観劇。

    旗揚げ公演、初演、初日、初口でこの完成度、高クオリティは信じられないほど。

    ネタバレBOX

    予想していた通り朝ドラ的なテイストでした。

    主要キャストに有名どころを起用すれば、そのまま大劇場で商業演劇として上演できそうなくらいの完成度でした。
    きっと他の団体から上演許可の要請がくるのでは。

    おせい役二人をはじめ、魅力的なキャストも素晴らしかった。
    歌が上手い人が多いです。

    それと音響さんが大活躍でした。
    マイクで拾って、PA通した声をこれだけ自然に聞こえさせるのには相当苦労したのでは。お見事です。敬服しました。

    めったに5点つけないけれど、本公演には両手放しで満点つけます。
    ここから更に完成度が高くなると予想されます。大成功の旗揚げ公演となるでしょう。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    B班の回観ました。う~ん、これは実に見事な舞台ですね。近代日本の女性医師のパイオニアたちのミュージカル、込み上げてくるものがありました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    圧巻でした。最高を通り越して至高でした。たま〜にこのレベルの舞台に出会えるから観劇やめられません。女性のアファーマティブ・アクション的な話はよくありますが、それをこのレベルのミュージカルに仕立てているのはそうないのではないでしょうか。とにかく歌唱力がハンパないです。低い音域も高い音域もピッチが安定していて落ち着いて聞いていられました。とにかくすばらしかったです。感動をありがとう!です。

  • 実演鑑賞

    良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    A班を観劇しました。とても良かったです!
    展開が駆け足気味ではありましたが、医師を目指す女性達の思いや奮闘が描かれた、興味深い内容でした。
    ストーリーや演技は勿論ですが、役者さん達の歌声が素晴らしく、とても贅沢な時間でした。
    主役の高水せいを演じた松浦佑季さん、イキイキした演技や表情、歌声も素敵で、何とも魅力的でした!
    素敵なミュージカルでした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても贅沢なミュージカルと感じました。

    ネタバレBOX

    音楽はいい曲ばかりですが、役者の歌声が美しい音色となって心地よく、耳に入ってきます。さらに、歌っているときの役者の表情や澄んだ目がすばらしいです。すっかりと物語の中に入り込みました。女性医師たちの情熱に感銘を受けました。ストーリーも心が揺さぶられますが、曲と歌声と、うまく絡み合い、小劇場が別世界にも感じられました。

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