グロリアストラベル 公演情報 グロリアストラベル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 映像鑑賞

    満足度★★★

    ・最後ファンタジーになっちゃった
    ・ほんとに地獄の釜を開けるんかい

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/07/20 (日) 14:00

    青森で開催される「こどもパン祭り」に参加すべく向かうが渋滞に囚われたパン屋一行(+α)の物語。
    「ドライブ中あるある」を誇張したような会話だけでも楽しいが、後半で「底が抜けて」からの展開に度肝を抜かれる(笑)。
    さらに、もしかして危機?と思わせた家族の絆復活を思わせる終わり方が心地よい。
    あと、前半での2台の車内を表現するシンプルな装置も舞台武術として見事。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/07/19 (土)

    本州最北端を目指すロードムービー!しかしその場に留まることでむにゃむにゃ。そこで動き出すのは夫婦と家族とチームメンバーのあれやこれやがむにゃむにゃ。そして野田さんの登場にニヤリ。そう来るかの gloriousさの向こう側への旅物語へと展開する!
    朝ドラのあんぱんは先週朝田家の釜爺が亡くなったけど、朝田パンの釜は使えた!さぁニシカワベーカリーの爺さんは/釜は、どうなるのか ?!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    (笑えた度)4(今感)5(完成度)5

    ビターでスイートな“笑”撃のジェットコースターロードムービー。

    骨格は家族の危機と再生を描くホームドラマ。

    何それ、矛盾してない? 観た人にしかわからない斬新さ。

    軽妙な会話で綴られているので、楽しく見ていたら、、あらら。

    ※後日、ネタバレ追記しました

    ネタバレBOX

    後半。
    突然、地獄が出現。

    すわ、フロムダスクティルドーンか、阿修羅城の瞳か、と思ったが、
    180度世界が変わるわけでもなく、ホームドラマとして、とても綺麗に終わる。

    個人的には、作者の、適度な軽さとわずかな重みの適温ヒューマンドラマが好きなので、
    途中で大ボケがかまされていてもなお、
    会話の細部がとても洒落ていて少しドッキリの仕掛けがあるホームドラマに見える。
    ビターな現代社会の現実を軽妙な笑いに昇華する技の妙。

    地獄をネタとして半ば放置しているが、ご自身の鬼キャラも含め、
    少しシリアスに寄りすぎてしまったメインストーリーの照れ隠しなのか。

    ラストシーン。娘が粉からパン生地を打つ。舞う小麦粉がリアル。
    父が見かねて手を貸す。こういうミニマムな表現はとても上手い。

    結果、笑いと軽妙さとシリアスと、バランスがとてもいい塩梅に収まっている。

    不思議な読後感。ある意味、個性的、現代文学の香り、唯一無二である。



    と、いやあ、以上のコメントを当日書いたのですが、バックパッカー2人の存在が少し弱いよなあ、と、なんか引っかかっていまして、、、
    後日になってそのヒッチハイクを始めた理由が「世界が終わるから、金を使いはたしたい」みたいなことだったことに今更ながら気づきました。
    地獄になった瞬間にタランティーノの顔が思い浮かんで余計なことを考えてしまい、つい、7月地球滅亡説が壮大な前フリだったことを、すっかり見落としていたのですね、、、、

    「愛が終わることに比べたら、たかが世界の終わりなんて」みたいな感じでしょうか。
    セカイが滅亡してもなお、いや滅亡したからこそ再生する家族のおはなし。
    今年の7月に観るのがまさに旬。
    めちゃカッコいいです。


  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    無茶苦茶面白い。笑いとして今年観た中で一番高レヴェル。こういう笑いが好きなんだな。
    キャスティングが秀逸。文句なし。

    佐野剛氏はウィレム・デフォー系。声が誰か(お笑い芸人?カミナリのたくみ?)に似ていて特徴的で味がある。聴き入ってしまう。
    加納和可子さんもズバリ。この人じゃないといけないと思わせる。横澤夏子っぽいキャラ。
    小笠原遊香さんは強烈な飛び道具。最初の泣き顔からこの界隈じゃかなり有名な人なのかと勘繰る程。
    林竜三氏が出ているとは思わなかった。何か似ているなあ、と思ったが。出演してはいないが劇団チョコレートケーキの名作『帰還不能点』にかこつけたのか「point of no return」の語句が作品内に出る。
    海上学彦氏は毎度ルックスに似合わぬ抜けっぷり。実は言っていること考えていること相当意識が高い。
    片桐美穂さんはフワちゃん系の破壊力。闇が垣間見える。
    堀靖明氏は凄腕。要チェック。
    宝保里実さんは今回の役が一番板に付いていた。かなり面白いキャラ。
    青山祥子さんは手足が細すぎて驚く。

    こういう作品を観れることが演劇の醍醐味。
    何も上手く行かない時こそ心を澄ませ。
    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    東京のパン屋「ニシカワベーカリー」が青森県のイベントに参加する為、車を走らせる。店主(佐野剛氏)、妻(加納和可子さん)、中2の娘(小笠原遊香さん)、店主の父(林竜三氏)、ヒッチハイカー(海上学彦氏、片桐美穂さん)が乗る。もう一台には古株職人(堀靖明氏)、新人(宝保里実さん)、ホールスタッフ(青山祥子さん)が。店主と妻は口論が絶えず、娘は離婚を心配して気が気ではない。店の経営状態も悪く、ムシャクシャする店主は今回の旅行が何かの切っ掛けにならないかと夢想。車は大渋滞に嵌って動かない。

    コートニー・ラブのガナリ声の印象が残る。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/07/16 (水) 19:00

    90分。休憩なし。

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