ケルベロス 公演情報 ケルベロス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-8件 / 8件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★

    鑑賞日2025/06/28 (土) 14:00

    価格2,900円

    時間があったのでふらっと雑遊
    初観劇のとこ
    老舗感はあったけど、ちょっとマッチしなかったかも
    なかなか無理ある設定も突っ走るスタンスは好きだし、面白さもあるが

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    B級な雰囲気満載でしたが面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     解散と何度か唱えて、その度に復活するバカバッドギターを悪く云う者は余り居ないような気がする。というのも演劇は一種の麻薬のような吸引力を持つ芸術だからだ。誰が好き好んで離れたりするものか! んなこたあ、謂わずもガナなんである! 華4つ☆

    ネタバレBOX


     という訳で今回も復活の狼煙を挙げた訳だが、とはいえ多少の人生経験も積みいきなり本公演で臨む等ということはしない。今回は短編3本、1本目『タイムスリップおばさん』原作矢島ヨーコ/脚本・演出 片寄直樹約40分、2本目『楽屋、ではなく喫煙所。』脚本佐藤ホームラン/演出 片寄直樹、3本目『グッバイ三ツ山』脚本矢島ヨーコ/演出 片寄直樹は各々約20分であるが、矢島ヨーコが脚本を書いたのは初とのこと。また、タイトルのケルベロスは3つの頭部を持ちギリシャ神話に登場する怪物であることは衆知の事、だが何故頭部が3つあるかと言えば冥界に入る者と冥界から逃げようとする者を同時に監視する為である。前説から登場するがちゃんとリードを取り付けられており先導者に引っ張られるとベニヤで作られたケルベロスの顔出し穴が顔を突っ込んでいる役者陣に当たって痛がったりするのをアピールするものだから、思わず客席から笑い声が起こったりもして如何にもこの劇団らしい雰囲気で始まった。
     さて『タイムスリップおばさん』から参ろう。タイトルから明らかなようにタイムスリップ物であるが、そこはバカバッドギター。タイムマシン第1号は通常なら試作機に当たる段階の未完成品だがこのマシンで出発してしまう処がまずもって常識外。何となれば行きはよいよい帰りは…の片道切符マシンだからである。行く先は搭乗員の出身高校、1991年(つまり彼らの高3時代=バブル期)。
     ところで、出発のあれやこれやの最中、インド諸島に生息していた偶蹄目の“トウヘンボク”が乱獲によって2020年に絶滅しましたとのアナウンスが流れる。過去に戻った3人は加藤、タマ、京子の3人。加藤は弱小高校野球部であったが、現役時代ライトフライを取り損ね珍しく初戦敗退を免れ強豪校と当たることになった時に甲子園への夢を果たすことが出来ずにいて、戻れた今回はこの失敗を取り返したいと考えていた。そして今回は見事にその念願を果たした。だが、これがまずかった。歴史が変わってしまったのである。理由は歴史を改変したことだ。これを修正する為に身体の大部分をアンドロイド化し而も教え子たちより後に開発された帰ることのできるタイムマシンによってここへやって来た担任教師・武田に助けられ歴史の重大改変は回避された。無論、物語はこれだけに終わらない。タイムマシンで到着した3人と仲良くなっていた転校生・ユカが謎の失踪を遂げてしまったのである。理由はパラレルワールドが関与してきたことであった。そしてこのパラレルワールドでの結末はハッピーエンドに終わるのだが、彼らが戻っていた時期、戻っていた世界でトウヘンボクに関する絵本を出版しており絶滅の危機を訴えていたことからパラレルワールドでは元の世界で絶滅後もこの生き物は数十頭生息している。落語のオチのような結末である。
     次に控えしは「死神」。有名な落語ネタを矢張り舞台上演回数日本トップで有名な清水邦夫「楽屋」ではなく『楽屋、ではなく喫煙所。』として創作した落語物、落語は語りを中心にした一人芝居と取れる芸術であるから芝居ネタとしては極めて相性が良いのは当然だ。これを2人の噺家が演ずる。但し物語中盤迄、1人は生きている噺家として機能しており、もう1人だけが喫煙所に巣食う霊である点、役者が男性2人であり清水原作の女性4人とは異なる点や相違点として挙げられる。前半生きて「死神」を語る役者の噺ぶり、霊の役者の噺ぶり、前者は故立川談志流でテンポの良い江戸を感じさせる噺っぷりで上手く、後者も上手い。そう思って見聴きしていたのだが後でパンフを見てみるとそれもそのハズ、ライブハウス等で噺しているのである。
     さて第3話に参ろう。『グッバイ三ツ山』である。所謂推し活によってデビュー曲が大ヒットし一躍スターダムにのし上がった三ツ山地方出身の歌手・近藤銀八とファンクラブ会員No.1,No2の往時と現在を巡る物語。推し活の熱狂と持続力、その活況と悲哀をも感じさせる。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    なんかリハビリと言い切れる感じで
    ツッコミどころ満載の3作品に
    タイトルのケルベロスが
    幕間で小話入れる形式でした
    下ネタ入れてB級王道での進行は
    自分的に楽しかった♫
    全席自由の約90分の作品
    アンケート用紙にボールペン付き

    ネタバレBOX

    ケルベロスちゃんは書き割りで
    顔出ししてて散歩途中でチョイと繋がれ
    ミニコントする幕間は愉しめた
    基本 素舞台に いろいろと小道具配する感じです
    首の位置替えたりとか

    #1 タイムスリップおばさん
    過去に戻って高校生やり直す
    バック・トゥ・ザ・フューチャー話 40分
    女教師さんのインパクトが凄いです
    80代の今の先生が過去の自分に
    ハッキングして助言を与える設定とかね

    #2 楽屋、ではなく喫煙所。
    「楽屋」を落語メインに喫煙室と
    死神噺混ぜた20分の作品

    #3 グッバイ三ツ山
    地方出身の歌手のデビューから衰退
    その後を描いたブラックユーモア混ぜた
    ハートフルな話 ラストのステージは
    中々感動出来たなァッと
    ポスターが良く出来てたッス
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    出演者も観客も年齢高めかな。昭和レトロ感のあるツッコミどころ満載のユルさとイタさがイイですね。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「タイムスリップおばさん」「楽屋、ではなく喫煙所。」「グッバイ三ツ山」の3本立て。満員。くだらなくて(=褒め言葉)楽しかった。

  • 実演鑑賞

    ザ昭和的な舞台でいろんな意味でビックリしました。コンプラにうるさい昨今ですが、あえて下ネタを随所にぶち込まれ、おまけにパンイチ演出や悩殺下着のチラ見せありなどザ80年代な演出にも「おー、攻めてるな…」と思いました。雑遊らしからぬ舞台でこれまた別の意味で衝撃でした。暑気払いにちょうどいい舞台でした^^

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