尾﨑優人一人芝居 北極星のがなりマイク 公演情報 尾﨑優人一人芝居 北極星のがなりマイク」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 実演鑑賞

    この劇団の公演は、昨年10月に「歌っておくれよ、マウンテン」を観ており、熱く勢いのある といった印象を持っていた。今回は主宰 尾﨑優人 氏の一人芝居で、登場人物54人を演じ分ける。仕草や声色で違いを表しているが、主要な人物は特定できるため 違和感はない。舞台セットはパイプ椅子1つ、そして演じるだけではなく、照明や音響などの装置の操作まで自分で行う。

    今回 観劇しようとしたのは、他の人も「観たい!」に書いているが、「吉田小夏さんが『観たい!』に投稿している」ことが決め手。物語は 説明にある通りだが、劇中というか休憩時に 三場面で構成されている旨説明する。その場面毎の内容も 纏まっており分かり易く、例えば 三話を三色団子の串刺しのように捉えれば 全体が理解し易い。

    演劇愛に満ち溢れた台詞が印象的…演劇には可能性がある、出来ないということはない。舞台という創造の世界、それを観客の想像する という無限に訴えかける。限りなく広がる空想の世界が演劇、そんなことを熱く語る。 劇団の特徴であろうか、台詞を”大声で熱く語る”のだ。
    (上演時間1時間35分 休憩?場と場の間に2回 1回3分程度)

    ネタバレBOX

    前説が 既に一人芝居のようで、開場時から上演直前まで喋り続け、そのまま本編へ。舞台と客席を一体化し、大いに盛り上げ楽しませようとする。

    数千年後の未来。地球から遠く離れた人工惑星〈スペース第七ナゴヤ〉、そこにあったのは「ばみり」。悠久の時を超え、「ばみり」は小さいながら存在感を示す。まさに舞台(演出)の質を左右し、語源は「場(を)見る」と言われているほど重要なもの。

    壮大な物語の中に小さな「ばみり」、しかし それがなければ舞台の質は保てない といった比喩であろうか。ちなみに本公演、照明の位置に「ばみり」はあったが、他にあったのだろうか?
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    舞台にはパイプ椅子1つ。スマホで音響操作もしながら登場人物50人以上を演じる、演劇愛に溢れた一人芝居。終盤には何とも言い難い妙な感動が。

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