『ガラクタとペガスス』 公演情報 『ガラクタとペガスス』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★★★

    飛躍を期待!!!
    2012年の10周年を機に,大きくメンバー入れ替わりありましたが,中心線がブレず,しっかりした,変わらぬ方向性をみて安心しました。一説,仲間がだれもいなくなってからが本当の勝負だとも。8割の優れているところは変におもねらず,野球でいうところの『置きにいった感』が無いところでしょうか?主催もメンバーも活躍の場を広げつつあり,将来楽しみが大きく膨らみます。いろいろ大変だとは思いますが,がんばって下さい!!!

  • 満足度★★★★

    願い事を聞いてくれますか?
    初8割世界観劇でした。今回は原さんが出演ということで、久しぶりに会いたくて観に行きました。脚本の石原美か子さんは、以前別の団体で作品を観たことがあったので、面白いのではないかなと思っていました。

    処分しようとしたガラクタたちに「最後に1つ願い事を聞いてほしい」と頼まれ、それを叶えようと奮闘する兄弟たちの姿がコミカルに描かれています。
    ガラクタを演じていた3人それぞれいい味を出していました。
    弟のライブ、最初はちょっと白け気味だったのですが、歌詞を聴いて振りを見ているうちに、気がついたら笑っていました。

    楽しくてほのぼのとするいい話でした。

  • 満足度

    うーん
    面白いっていう人もいたけど

    ネタバレBOX

    正直ずっと苦痛でした。
    勢いだけで会話にもなってないし、
    面白いでしょ?ってのばっかりが目立って
    全然ひいき目にみても笑えないし
    誰もそこに存在してるように見えなかったし
    芝居に対する姿勢に対して
    とても不愉快に感じてしまいました。
    話題になってた劇団だと思ってただけに
    自分の感性を疑ったりもして
    やっぱりすごくつまらなかったので
    感想書くことにしました。
    ただ、主宰の人のコンテナ演技は
    人間ではない役でしたが確かに
    そこに存在していて面白かったので
    それだけに色々と残念でした。
  • モノを大事に。
    最初から最後までテンションはずっと高かったのだけど、
    もうちょっと起伏が欲しかったかも。
    モノを大事にしようという話で、主旨は好きでした。

    ネタバレBOX

    現代人はモノを大事にするという風潮が薄い。昭和に比べたら断然薄い。
    アナログからデジタル時代になって、新しいものを求めるのが当然になった。
    だから、デジタル世代の人々には、この話、共感しづらいかもしれないと思った。
    若い人は鳩時計すら見たことない人もいる。招き猫に縁起を感じる人も少ないし、
    星座早見表もいまやケータイアプリという寂しい時代。
    家族の思い出にどれだけ参加できるか?がこの作品のキモなのだけど
    その導入部分がちょっと薄かったように思う。
    となると、「他人んちの事情」を最後まで眺めているだけになりがちで、
    入り込めた人とそうでなかった人の評価が大きく別れる作品だと思います。
  • 満足度★★★★

    いい感じに
    脚本の石原と演出、主宰の鈴木雄太くんのコンビが完成度が増したように感じました。前作の「タンバリンスナイパー」は設定が あまりに突拍子なくて、
    作り物感を感じてしまったけど・・ 
    何気ない日常の中の "メルヘン"っぽさが 12月という季節にもぴったり!!

    劇団が目指す コメディ に深みが増してきた気がしました。
    キャラの設定も 楽しく、面白かった~!! の後味が良かったですね☆

  • 満足度★★★★

    類稀な劇団の刺のない笑いが心地いい
    8割世界を、縁あって長く拝見して思うことは、こういう劇団って、たぶんあまりないよねって感想です。

    好きな人は、滅茶苦茶好きだろうし、嫌いな人には、馬鹿らしいと思われるほど、好みが分かれそうな劇団の特質があります。

    前回の石原さんの脚本の「タンバリンスナイパー」は、芝居としての完成度は、今回の作品より優れていたと思います。ただ、8割世界ファンにはやや不評だったみたい。今回のガラぺガは、そこへ行くと、え?これ、本当に石原さんの脚本?と感じる程、鈴木雄太さん色の色濃いものでした。

    だから、現実性も、社会性も皆無。ただただありえない展開が続き、あまりにも下らない世界の中で、役者が奮闘しています。
    でも、これが、妙に心地良い観劇タイムになるのは、紛れもない事実です。

    世知辛い世の中だからこそ、現実を忘れて、ひと時、刺のない笑いの世界に身を委ねたくなる人間には、なくてはならない劇団かもと思わせられました。

    ネタバレBOX

    多くの意見にあるように、始まりから、出演者のハイテンション台詞の連鎖に、しばらく、疲れを感じました。

    特に、最初から、兄役の一芯さんの声が大き過ぎて、耳障りとさえ感じます。
    兄弟のキャラが違うという設定なら、喋り方から、二人の相違を克明に表現する演出で良かったのにと思います。

    たぶん、これは、役者のせいではなく、雄太さんの演出に、右へ習えで、役者が異を唱えることなく、素直に演じているからだと思うのですが、個性ある味わい深い演技をする劇団員が、次々と、櫛の歯が欠けるように抜け落ちて、今や、ご自身の特性を体現できる役者さんが小早島モルさんだけになってしまった、当然の帰結なのかもしれないと感じます。

    これこらは、益々、鈴木雄太さんの作劇が性に合う方には、たまらない劇団になるでしょうし、そうでない方には、どんなに気になる役者が出ても敬遠したくなる方向に向かうような気がしました。

    嫁から聞いた通り、鳩時計役の原さんの好演が、芝居に元気を与えて下さいました。今日から、21種類さんとなられた小林さんは、今の8割世界には、なくてはならない要の俳優さんだとつくづく感じます。
    怒涛のように、うるさい台詞の応酬の中で、小林さんが登場した途端、救い主が現れたような喜びを感じました。
    小林さんには、これからも、他劇団の舞台でも、どんどん活躍の場を広げて行って頂きたいと切望します。

    前回の公演で、ファンになった、弟役の白川さんは、歌の場面がとにかく面白くて、この舞台で一番笑いました。あの歌は、バックで踊る石田さんと橘さんの白熱演技も含め、絶品場面でした。歌詞がとにかく、笑えて、受けます。

    アキラさんの評で、妹役と書かれていた日高さんは、本当は、兄弟の従妹役ですが、彼女のキャラ設定が、前回公演とほぼ似ていた感じなのが、やや残念でした。日高さんにも、たくさんの引き出しがありそうなので、次回は、是非薄倖の女的なキャラ設定をリクエストしたい気がします。(笑)

    8割世界参加三度目の亀山さんは、私的には、今回の招き猫役が、一番適役な気がしました。

    今回の作品では、兄の嫁役の木原さんただお一人が、まともな現実性のあるキャラ人物でしたが、それもあって、彼女の演技には、ほっとするものがありました。従弟の正人役の中村さん、木原さん、小林さんと、ハイテンションと対抗する役柄の人数がもう少し増えていたら、きっと、もっとそれなりに舞台に深みが増していたのではと思います。
  • 満足度★★★★

    良かったです♪
    捨ててしまおうとする古い者たちが語りかけてくると言う物語の切り口が良く、ほのぼのした気持ちにしてくれる中でのコメディー・タッチな演技・演出が無理なく見ていて楽しい気分にしてくれました。バンドのボーカル役の方が歌う歌詞が最高!役者個人個人が意欲を持った力作です!

  • 満足度★★★★

    思い出のもの
    自分は観劇経験があまりないので、役者さん達の上手い下手はよくわかりません。でも、強いエネルギーはビシビシと感じました。
    設定が面白かったので、純粋に楽しめました。
    今まで簡単に捨ててきた物たちも、言葉に代わる何かを発していたかも
    しれませんね。そう思うと、これから物への考え方が変わって来ます。
    いいお芝居だったと思います。

  • 満足度★★★★

    「家族」をつなぐ「モノ」がたり
    アットホームなコメディだけど、少し気負いすぎたかな。

    ネタバレBOX

    今や妹1人しか住んでいない実家。
    その妹も引っ越しをすることになり、家の整理をするために、久しぶりに集まった兄弟と従弟たち。

    両親の思い出の詰まった、星座早見表、招き猫、鳩時計をどうするか揉めている兄弟。
    その当の本人たち(星座早見表、招き猫、鳩時計)が、捨てる前にお願いを聞いてほしいと言い出す。

    百鬼夜行ではないけれど、モノに生命が宿り、いろいろ語り出すという趣向は面白い。
    正確には、生命が宿って語り出すのではなく、モノの声が聞こえるようになる、ということなのだが。

    登場人物全員の暖かい気持ちが伝わってくる。古いモノを持って帰ることに反対していた長男の嫁も、実は……ということがわかってくる。

    アットホームなコメディ。

    ただし、その見せ方は、勢いで見せようとしすぎたのではないだろうか。
    つかみの雰囲気は、多少のテンションがあるのはいいのだが、3つのモノもそれぞれがすべてテンションが異常に高く、見ていて疲れてしまう。
    もろちん、テンションの高いところとそうでもないところは、はっきりと分かれているのだが、とにかくテンションが高いところのレベルが高すぎるのと、テンションの高いのを、テンションの高いのが受けてしまっていること、さらにその部分が長く持続するので、全体的に無闇にハイテンションとなっているように感じてしまうのだ。

    8割世界は全編ハイテンションではないものの、明るく元気な劇団だと思う。
    しかし、その元気の良さ、明るさは、物語の盛り上がりに寄り添いながら、あるいはキャラクターの明るさが際立つように使われていた。
    しかし、今回はなんとなく気負いが先立ちすぎているように感じた。

    例えば、3つのモノでいえば、それぞれが方向性の違うキャラづけをされているにもかかわらず、テンションの高さで同じように見えてしまう。
    何十年も家にあり、兄弟たちよりも年齢の高いモノたちなので、老人、と言わないまでも、もっと落ち着いていてもよかったのではないだろうか。
    落ち着いた口調で兄弟たちが振り回されるという図式だ。そして、「ここぞ」というときには声を張る、でよかったように思える。

    つまり、モノと兄弟たちが同じようにハイテンションなので、そういう意味においてはメリハリに乏しいと思う。

    明のファンの女性たちも、両者とも同じようにハイテンションで、舞台の上が賑やかになる、を通り越してしまっている。彼女たちをそうするならば、テンションを下げて、バランスを取る登場人物や、シーンが用意されていないと、可哀想。

    また、そういうテンションに全体があるので、長男の妻が、キレて怒鳴るシーンが生きてこないように思える。

    朝から片付けでバタバタして、少し疲れ気味の兄弟たちが、古びたモノたちに振り回される、という、普通と言えば、普通の演技で進めていたとしても、コメディとしての演出のうまさと、役者が揃っているのだから大丈夫だったと思う。

    長男夫婦のこと、弟の仕事のこと、妹と幼なじみの恋の行方のこと、などや、兄弟たちの過去の思い出、両親の思い出などが、「モノ」たちによって、うまく盛り込まれているのだから、そういう物語を大切に演出していけば、「家族」がテーマとなった、さらに味わいの深い作品になったのではないだろうか。

    「モノ」は実際に声を出さなくても、「家族」の歴史を語るものである。それが「実際に語り出す」ことで、テーマがくっきりとしているのだから。

    例えば、星座早見表が話す、ペガススのことなんか、とてもいいのだから。そこに向けての道程は、もう少し丁寧にしていってもよかったということなのだ。

    「元気」な8割世界という特徴づけというか、差別化、というか、「こうありたい」が先に出すぎたのかもしれないけど。

    ラストは、ちょっとホロっとさせた。こういうのをベタと言うのかもしれないが、それでもいいものはいい。
    そして、ラストのあとの「オチ」はさらに「家族」というキーワードを絡めて、笑いつつ、いい締めであったと思う。

    兄弟たちは、実家を片付けに来ているということなので(ほぼ片付いたという設定ではあるが)、軍手をしているとか、頭にタオル巻いているとか、ほうきがあったりとか、そういう細かい設定もほしかったところだ。

    役者は、2人の兄弟(佐倉一芯さん、白川哲次さん)がいい味。妹役の日高ゆいさんも良かった。星座早見表の小早島モルさんは、何をやってもいい役っほいのでズルイけど面白い。嫌みにならないところがこの人の持ち味かも。

    客入れのときに、鈴木雄太さんと小林肇さんが舞台の上から挨拶し、客を誘導するというのは、なかなかのアイデアではないかと思う。

    今回、小林肇さんが芸名を付けるということで、アンケートに欄が設けてあった。どんな芸名になるのか楽しみだ。いい芸名を書いたので採用される・・・わけないか(笑)。
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    ドメステックなファンタジー・コメディ、楽しめました。ちょっとクドいくらいにハイテンションなのですが、人情モノなのですね。ホロリとさせられました。

  • 満足度★★★★★

    泣けてしまった!!
    8割世界「ガラクタとペガスス」素晴らしかったです。何よりクライマックスで涙がぽろぽろこぼれて来たのには自分でもびっくりでした。最近涙もろいのは自覚してますが、まさかこの劇団にまで泣かされるとは…。過去5作品以上見ている私としては野球コメディで初ダンスシーンが取り入れられたこちらの劇団。今回も初〇〇シーンが効果的かつ印象的な作品となったと思います。
    何より石原みか子さん作品ですから、8割世界まだ未経験という女性の方にオススメです!

  • 無題541(12-284)
    19:30の回 (曇)。19:05会場着、受付、「スーパーエキサイティングシート」に座ります、確かに場面によっては真正面から見つめ合う距離感…。

    舞台は古い日本間、畳、大きなテーブル(もちろん座って使うので低め)、上手、襖、手前は縁側、落ち葉や蟻の巣、客席は庭。ダンボールがあり、部屋の整理中。
    私自身、先日、実家の整理をしてきました、不要なモノはすべて処分し、「実家(という場所)」はなくなり、たくさんのモノを記憶の中へと場所を移しました。

    すべてのものに魂があるのでしょうか、見失っていたことに気がつかせてくれる招き猫、鳩時計、星座早見盤…猫、鳩、馬たちのすったもんだで台風一過。思い出、それがつまったモノ…どうしようというお話。

  • 満足度★★★

    面白い
    ガラクタがこんな思いでいたのだという発想(擬人化)が、そもそも面白い。だけど台詞回しがひどい。どなり散らかす、しかも早口で。これでは何を言ってるのかが分からなかった。もったいないと思う。あと声の質的にみると、キャスティングに無理があったような女優さんがいたのは惜しい。

  • 満足度★★★

    お茶の間ファンタジー!?
    ちょっとばかり熱の入りすぎという気がする・・・擬人化したモノたちのキャラはくどくて面白かったが、対比にあるその家族はもっとサラッと流して欲しかった。関わりがどちらも強く、くどさを感じる。個人的希望としては、ラストには一番大きい存在の家、そのものを擬人化して、肉まんのような温かいおかあちゃんキャラなんか出して欲しかったかな!?懐かしいものを愛惜しむ気持ち、忘れられても、その思い出を大事にしていてくれたモノたちの係わり合いは素敵でした。ただ、観ている側が疲れるくらいパワーが有り余っているので、続けて何度もという気にはなれない。も少し抑揚のある作りを。

  • 満足度★★★

    迫力がありました
    久々に見るスタンダードなコメディに心が洗われました。
    大きな声と大きな演技、ハイスピードなセリフのやりとりはまるで大劇場。
    パワフル過ぎたのか、はじめは客席も圧されていたけど、中程からは一体感のある笑いが生まれていましたね。
    長丁場ですが、何とか体調に気をつけて、楽日まで突っ走って欲しいものです!

  • 満足度★★

    うーん
    声が大きいことが悪いとは言わないが、全編ずっと同じ調子でちょっとセンスが感じられなかった。笑わせようという感じにただひたすらひいてしまった。すいません。評判だったのに残念。私にはあわなかった。

  • 満足度★★★★

    視点の優しいコメディでした(^~^)
    Like Lifeやなぁ(^^)
    それはさておき、擬人化した”モノ”たちのキャラクターは楽しかった
    べったベタな展開が、かえって安心感もかもされて観ていて安心でした。
    観劇した回はアフターイベントも付いていて、お得感高かったです。

    (1時間45分:全席自由席)

    ネタバレBOX

    主人公の奥様が台詞を忘れて撒き戻すとことか、
    「どこから?」と冷静に突っ込みいれる主人公弟さんの冷静さが受けた(^^)。
    なんとか、まとまったとこがバランス微妙で楽しかった。
    主人公夫婦の馴れ初めを知る星座早見盤
    結婚や家の新築祝いの品だった猫や鳩などの設定も良かったです
    また次々とガラクタ(失礼)たちと会話できる能力が開花してゆく、
    (というか、濡れ縁の角から転ぶと身に付く!)
    出演者達が混乱延長してゆきます・・・・。
    ”モノ”達が現状に満足したり希望が叶えられると、
    擬人化が消失という設定も上手でありました。

    アフターイベントは、
    アンケートを記入すると交換でもらえる”こばや紙”の作者=
    怪談大好き小林さんが劇団員から直接聞いた実体験談の、
    再現コントでありました(^^)。
    ほとんどお笑いでした・・・・・
  • 満足度★★★★

    熱量
    役者さんの熱量が半端なく、圧倒される。
    思いっきり笑って、じんわりとあたたかい気持ちになれる、すごく完成度の高いコメディでした。
    若干のハプニングも、舞台ならではかな。面白かったです。

  • 満足度★★

    いつもこんな感じなのかなあ。
    楽しかった。うーん、いつもこんな感じなのかなあ。ベタな感じというか、なんだかとっても分かりやすい。でもなんだか押しつけがましい。面白いんだけど、うーん、なんだかなあ。あ、笑えはする。学生演劇っぽかった。

  • 満足度★★★

    ありがとうございました♪
    なつかしさとあたたかさを感じた作品でした。
    観劇後、久しぶりに実家に帰りたくなりました(笑)
    ちょっと大声すぎて、セリフが一部聞きづらかったような…
    もう少し力が抜けていた方が、もっと笑えたと思います。

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