演劇

えだみつ演劇フェスティバル2012、フェスティバル/トーキョー12公募プログラム参加作品

不変の価値

デザイン:松見真之介(morishworks)

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演劇

えだみつ演劇フェスティバル2012、フェスティバル/トーキョー12公募プログラム参加作品

不変の価値

実演鑑賞

集団:歩行訓練

スタジオイマイチ(山口県)

他劇場あり:

2012/12/16 (日) ~ 2012/12/17 (月) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://walkintrainin.net/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
えだみつ演劇フェスティバル2012参加作品
フェスティバル/トーキョー12 公募プログラム参加作品


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わたしたちの生活には明瞭な理由がある。

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集団:歩行訓練初の全国ツアーは、昨年『ご近所計画2011』で物議を醸した「返金演劇」を全編リメイク。メンバー...

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動画1

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F/T12公募プログラム応募用に作成したプロモーションビデオです。
テーマは「貨幣経済と他者」。

わたしは、わたしのモノの価値を測ることができない。それがどのように有用で貴重であるのか、表明したいと思いながら、けれどもいつも不充分です。だから共有するために、お金にします。それはとっても便利で、なんでも交換できて、なのにいつも、少しだけ足りない気がしてしまうのです。

「お金を貰わないとパフォーマンスしない」ことから始まるマネーゲームとお金がないと進まない物語。お金を使って/お金に使われて描く、生活について、芸術について、そしてわたしたちの信じる価値について。

youtubeスタジオイマイチチャンネルにて『ご近所計画2011@山口』のヴァージョンを、なんと全編公開中!

公演詳細

期間 2012/12/16 (日) ~ 2012/12/17 (月)
劇場 スタジオイマイチ
出演 人見彰、高橋勇作(突劇!?喜劇病棟)、齋藤寛貴(劇団シバイヌ)、石下未和
脚本
演出 谷竜一
料金(1枚あたり) 1,400円 ~ 1,500円
【発売日】2012/08/06
前売/1400円 当日/1500円
(早割有り、詳細は劇団web参照)
公式/劇場サイト

http://walkintrainin.net/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 2012/12/16(日) 19:00
2012/12/17(月) 19:00
説明 えだみつ演劇フェスティバル2012参加作品
フェスティバル/トーキョー12 公募プログラム参加作品


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わたしたちの生活には明瞭な理由がある。

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集団:歩行訓練初の全国ツアーは、昨年『ご近所計画2011』で物議を醸した「返金演劇」を全編リメイク。メンバーの現地取材を取り込み、成長する作品として生まれ変わります。各地域を巡回する中で生まれた小さなスケッチが、お金を使って/使われて連鎖し、ひとつの価値体系を持つコミュニティを描き出します。

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(ボツになったあらすじ)

数年ぶりにパチンコに行った。

パチンコといっても1パチといって、1玉1円で安心して遊べるやつだ。1玉4円だった頃は1時間もあれば5,000円やそこらが簡単に溶けてしまうので、打ってるほうは気が気じゃなかった。その点1パチは2,000円もあればそこそこの時間が潰れる。

(この玉1個が1円か。)

そんなことを考えながら打っていると、上手く中ってじゃらじゃら玉が出だした。4パチと比べたらいくら引いても飲み代にもならんぜ、とスカしてみたが、玉が出てくるあいだはそんなことは関係ないようで、結局閉店まで打ってしまった。にやにやしながら、

玉が入る。抽選され、中る。玉が出る。反復。その事象を確認しようと注視する。けれどもそれらの事象は常に同時多発的に、連続して進行し――や、進行させているのもまた僕なのだが(だってもうすぐ閉店だしもう1回確変引かないと)、既に僕は機械の一部であり、片目は上空からその機械を眺め、そしてもう片方の心で、箱いっぱいの玉を台から下ろしてくれる店員さんに、申し訳なく思っている(あの連チャン早く終わんねーかな)。

機械。僕を活動(というにはあまりに寄る辺ない)せしめる運動と、僕を機械の一部たらしめるより大きな機械。螺子の思想。螺子は螺子としての生活に、その環境の不義を見抜いていたとして、それを変革することはできないのだ。ただあるとすれば、構造の緩みからくる振動にまかせて、持ち場から吹っ飛んで消滅する(誰にも気付かれずに?)。

結局、ニルバーシュがだいぶ頑張ってくれて、最終的に大当たり30回、計30,000発ほど出した。

交換所に行くと、18,000円余のお金と摩り替わった。

(この玉は1個1円じゃなかったのか。)

得心して、自転車に乗った。

僕はもうパチンコは打たないと思う。

かわりといってはなんだが、演劇とかする。

僕らは螺子でありながら、螺子ではない。



その他注意事項 未就学児は要保護者同伴。
枝光公演は小学生以下無料。
各会場ポストパフォーマンストーク等、関連企画有。
詳細は劇団webをご参照ください。
スタッフ 【舞台監督】眞鍋智浩(劇団シバイヌ) 【音響・システムデザイン】石井通人(buffer Renaiss) 【照明】別府僚太(突劇!?喜劇病棟)、福岡嗣与(万能グローブガラパゴスダイナモス) 【制作】橋本奈々美 【制作補助】伊藤智子、細川ゆかり 【協力】スタジオイマイチ、ご近所計画

[情報提供] 2012/05/07 09:22 by taniryu1

[最終更新] 2013/04/01 19:22 by taniryu1

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