公演情報
「驟雨(Syuuu )」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
いつもながら昭和ノスタルジックで安定感のある舞台ですね。今回はトラウマを抱えた骨太な家族ドラマ。中盤かなり切れまくりますが、ぐっときました。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
形見分けの品物の中に何が隠されているのか、どんどん惹き込まれました。
長年の確執が解けるのが、少し呆気なく感じましたが、素敵なお話でした。
役者さん達の熱演、表情がとても良かったです。
良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初めて観させていただきました。
まず、劇場の雰囲気がとても好みでした!
芝居屋さんというだけあり、登場人物1人1人の感情の変化をみている側がとても感じることができました。
後半のたたみかけ、素晴らしかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
劇団芝居屋の公演は、さすがの安定感と余韻付け(照明・音響効果)。説明から、喪われた者と決して失わないものが 温かく優しく描かれている。
ヘラ絞りを専門とした霧島製作所の社長 霧島旭が亡くなり、四十九日の喪が明け 形見分けをする日を描いた珠玉作。亡くなっているから旭は登場しないが、集まった人々によって その存在感を示す会話が紡がれる。大きな事件や出来事は起きないが、確かに そこに家族を思う父親の姿が立ち上がる。
物語は、霧島製作所というヘラ絞りを専門とした会社、そしてタイトルになっている「驟雨」という設定と天候が肝。日本の産業は、多くの中小企業・零細企業で成り立っている。霧島製作所は、旭が大手の下請けから独立した経営方針を打ち出し、何とか事業を続けてきた。自分の家族はもちろん、従業員とその家族の暮らしを守るため必死に働いてきた。しかし その結果…。
初夏、形見分けの日(夕方迄)の 数時間の話。少しネタバレするが、旭の長女 板倉竹子の父への恨み辛み、それが物語を動かす。親の心子知らず、逆に子の心親知らず たとえ親子であっても本当のところは解らないかも…。そんな微妙な心の襞をなでるような、言葉に表し難い感情を描いており上手い。
(上演時間1時間25分 休憩なし)