満足度★★★★★
ただただ
どんどんそこの見えないものに引き込まれていくような感覚になりました。2月の公演も見たのですが、そのときよりも何か深い覗き見る行為を行なえた様に思いました。
勉強になりました。ありがとうございます。
満足度★★★
演劇の意義
演劇の意義を、多様な言葉に置き換えて発想できる人でないと
許容できない舞台。
ただただ人を楽しませるだけのものを〜、
とか、
メッセージがないとダメだ〜、
とかいう
頑なな意見を持つ人にはオススメ出来ない。
しかし、そんな人の心にも
もしかしたら、
最後には一矢報いることが出来るかもしれない
・・・そんな確かな力があると思う。
舞台空間で表現されるものを大きく包んでいる
すべての人に向けられた優しい眼差し。
それがこの演劇の個性だ。
某かのマイノリティのアイデンティティを持ってるとか、
そういうものへの深い理解がないと気づきづらいものじゃないかと推測。
しっとりwet.
ちょっとヨーロッパなアートっぽいかな。
セルフセラピーな部分もあるかもしれない?
でも、最後に向けて気持ちよくなるようエンタメ的な配慮もあった。
満足度★★★★★
いざはこぶねへ
HP内の何処にも劇場場所の記載が無く、、、。方向オンチなので、恐る恐る待ち合わせ付近に行きました。で、始まった演劇。鑑賞後の感想は、あのこわごわしながら劇場に案内される辺りから、もう芝居が始まっているという感じ。。。誰かティム・バートン連れて来て。絶対好きじゃないかな、こういうの。思い出したのは「マルコヴィッチの穴」+「時計じかけのオレンジ」です。
凄かったです!はこぶねの入っている建物が取り壊しになるそうで、次回の公演はどうなるかまだ未定とのこと。ざ、残念です。
満足度★★★
劇場に感服。
アトリエ「はこぶね」がどのような空間か、全く前知識無く観に行き、あのような場所で、ここまで作り込んだ舞台美術(空間)を観られることに驚愕した。狭い、高さがない、電源、もろもろの悪条件があるだろうに、それを生かし切ったあの空間の使い方は一体どういうことか。ただ驚愕。
劇団の作風等も、全く知らずに行ったので、少し驚いた感があることは否めない。
笑うべきか笑わざるべきか、迷った部分が多々あるのだが、個々のせりふや事象ではなく、全体を通して、男性の妄想というか、偏愛というか、それを示す作品ではあったと思う。
劇空間としては、ぜひ観るべき。特に狭い劇場を呪っている作り手は、勉強になると思う。作品としては、好みが相当分かれそうだと感じたため、★は3つとした。