帰って来た蛍~慟哭の詩~ 公演情報 帰って来た蛍~慟哭の詩~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    泣けました
    戦争物で「泣いた」のは普通かもしれませんが、過剰にキラキラとした演出ではなく、等身大に描かれた感じがよかったです。
    学生さんなどに見せたいと思った舞台でした。

  • 満足度★★★

    人間の成熟度の差
    67年前の人たちはずいぶん大人だったのである。(戦争に行かずとも平均寿命は今より20歳ぐらい違うだろう。)トメさんの役は今なら60歳ぐらいの人がやってもいいような役どころかもしれない。特攻隊員も今の十代の役者がやったらあまりに子供っぽくてかえって違和感があるかも。と、いうわけで、さとう玉緒のトメさんはなんだか若すぎる感じがした。特攻隊が本土へのアメリカ軍の上陸を遅らせたなんてことはないので、あまり美化したり英雄扱いするのは亡くなった方たちにも失礼。舞台転換にもう少し工夫がほしかった、回り舞台は多用するとちょっとうるさい。花道から落ちた役者さんはお怪我なかったでしょうか?お気をつけて。

  • 満足度★★★★

    鳥濱トメさん
    彼女の人となりやその行動を知ることができて良かったと思いました。

    ネタバレBOX

    機体の不調や視界不良で戻ることがしづらい風潮、良し悪しは別として真の目的から逸脱してしまうこと、そしてそれを修正できなくなってしまうこと、今も昔も何も変わらないと思いました。

    特攻隊の実態を伝えるためにこれからも再演されると思いますが、蛍として還ってきた、そういう偶然があったということですが、あまり神秘的に扱わないように願います。

    冒頭の映像シーンは必要でしょうか。生のさとう珠緒さんを見ようとする気勢がそがれてしまいました。それに、観音堂の前で神様の思し召しはないでしょうとか、銃後の生活を守るために亡くなって天国に行ったもないでしょう、そこは極楽などの言い回しじゃないですかなどとも思いましたし…。

    さとう珠緒さんの抑えた演技は良かったです。ただ、昭和20年6月10日当時41歳だということをどこかで台詞として話してほしいと思いました。一般論として、若い人が史実に忠実におばちゃんなどの老け役を演じる場合には必要なことだと思いました。

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