公演情報
「昭和から騒ぎ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かった!!原作の方は見たことがありませんが、だいたい想像できました。しかし、大学の先生ならお嬢さんが旅芸人と結婚しても認めてくれそうですが、王侯貴族だとどうなんでしょう?それとも原作では商家の娘さんあたりなのでしょうか。原作版も見てみたくなりました。
昭和の映画のような話し方も笑えました。
好きな人の声くらい聞き分けてよね!と思ったのは私だけ?
シェイクスピアの舞台ではこう言う間違い、勘違いみたいなのが多い気がします。
まあ、当時は夜は本当に暗かったろうから仕方ないのかなと思ったりしますが。
実演鑑賞
小津作品の雰囲気漂う鳴門家の居間に掛けられてある額の書
「翁莎惟恩感」
は、翻案・演出者のさりげない、原作者や翻訳者等への
リスペクトの表れか(例えば、役名の付け方一つとってみても)。
六割ほどそのまま原作翻訳の台詞を残して台本が構成
されている感触あり。
ちなみに、翻訳者の方が、自らの新訳・作・演出で上演する公演活動
Kawai ProjectのVol.1で取り上げたのが、今回の原作『から騒ぎ』。
実演鑑賞
満足度★★★★
シェイクスピアの戯曲を昭和の時代設定に落とし込むという大胆なアプローチは、
とてもユニークで面白い試みでした。
違和感なく馴染んでいたら本当にすごいことだと思いますが、
今回はあえて勢いとノリで押し切るような演出が多くて、
そこが逆に笑いにつながっていたように感じます。
ごり押し感も含めて楽しめるつくりだったので、
型にとらわれない自由さと遊び心に、観ているこちらも自然と引き込まれました。
こういう解釈ができるのも舞台ならではの面白さですね。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/06/07 (土) 17:00
2度目の観劇。やはり面白いし、良くできている。(108分)
2度目なので、ちょっと冷静に観ていたのだが、とても良く出来た戯曲だと思う。展開はシェイクスピアのオリジナルを活かしつつも、8人の登場人物それぞれに「見せ場」を作るあたりが巧い。特に、脇のどん平(松島庄汰)の話す場面で照明がちょっと落ちて、ダークな雰囲気を出すあたりの巧さが凄いと思う。8人それぞれに見事さがあるのだが、峯村と山崎の巧さが光る。それにしても、舞台は3作目の松本の初々しさがステキ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/05/31 (土) 17:00
シェイクスピアの喜劇を三谷幸喜が翻案して、達者な役者陣での上演。とても面白い。107分。
『から騒ぎ』を戦後すぐの鎌倉に置き換えて翻案しての上演。そもそもの戯曲を観たことがないので、どう変わっているのかは分からないのだが、とにかく笑った。オープニングからテンポの良いセリフの応酬で、とんでもない物語が展開される。軸は、びわこ(宮沢りえ)と木偶太郎(大泉洋),ひろこ(松本穂香)と定九郎(竜崎涼)の恋の成就だが、脇を固める4人もさまざまな活躍をする。宮沢りえの美しさに息を呑むが、舞台は3作目(だと思う)松本穂香の活躍は凄い。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/05/31 (土) 13:00
ドタバタしたコメディで面白かった。
宮沢りえさんのコメディエンヌを久しぶりに観られて良かった。