公演情報
「煙が目にしみる(脚本・演出|堤泰之)」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/05/25 (日) 13:00
たぶん二桁回数観てはいるものの気が付いたらここ10年以上観ていなかったがやはり名作。
熟知しているだけに先が読めたりもするが「あー、そうだったなぁ」などと思いながら観るのも一興。「極私的好きな戯曲TOP10」のうちの1本の地位は揺るがずといったところ。
来月観る他団体での上演に対する期待もさらに高まる♪
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)5(今感)3(完成度)5
ひょんなことから昔の知人が出演しているのを発見して赤阪見附へ赴く。ミュージカル俳優だったはずだが、さて、こんなに演技の上手い人だっけ?舞台での堂々たる仕事ぶりに感心する。
堤さんといえば80年代半ばに駒小でサーフボーイを観たのが最初だと思うので、もうかれこれ40年。
「夕日が沈む十秒前に水平線に花を投げよう。」
いい歌詞だ。
当時、キッドもスリムもまだあった。音楽系小劇団も昔は層が厚かった。東さんにはペルーの野球という名作があったが、堤さんのサーフボーイもこの作品も野球モチーフ。青春と野球は永遠と一瞬の対比を表現するのに強力な舞台背景だ。
当時の駒場は野田さんが大きな小屋に移ってしまったあとで、関中などがいたものの、ネヴァランが一番のスターだった。
今回の作品はミュージカルでこそないし、テイストも大きく違うが、観劇後の余韻が、あまり変わっていないように思える。音楽の力に違いない。ミュージカルの作り手は皆、基本的にロマンチストなんだと思う。
静かに胸を打つあの感じが、時を経て、蘇る。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/05/23 (金) 19:00
GRチームを観劇。堤泰之の代表作だそうだが実は初見。とても見事な脚本を、しっかりした役者陣が演じて、素晴らしい舞台だった。(2分押し)92分。
堤が1997年に鈴置プロデュースに書き下ろした戯曲で、その後も多くの劇団が何度も上演した作品だが、堤自身による演出は初めてらしい。私も初めて観る作品だが、とにかく脚本の巧さが見事。初めの2シーンで登場人物の個性が分かるし、無駄なエピソードがなく、どの話題も巧みに光る。と同時に、役者陣の配役もピッタリで、しかも確実な演技を見せ、本当に面白い作品に仕上がっていた。最終盤はベタな展開とも言えるが、ベタにはベタなりの、いや、ベタならではの良さがあるということも示して、見事な作品だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
SSチームGRチームの両方観劇
初演から20年以上経ってもなお毎年どこかの劇団が上演してる演目
今回のは脚本家の方の演出
お時間ある方はぜひ