六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~ 公演情報 六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/04/17 (木) 19:00

    4月から8月までのロングランで、期間中は同じ作品で多くの俳優が入れ替わり立ち替わり出演するという企画公演だが、その第一期の剣チームを観劇。

    エンタメとして楽しいのだが、気になる点も多々…。それらは第三期の「観てきた!」に記すことにしよう。
     → https://stage.corich.jp/watch/811366/stage_comments

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/04/08 (火) 19:00

     片肌☆倶利伽羅紋紋一座の劇、第33回公演『六道追分』剣チームのバージョンで観た。
     片肌☆倶利伽羅紋紋一座、通称「ざ☆くりもん」というらしいが(以後くりもんと略す)、そのくりもん一座が今回は、今までありそうでなかった試み、今年の4~8月に掛けてのロングラン公演、更には、出る役者も1期、2期、3期、4期でそれぞれ違う上、2期目からは、座長(山田拓未さん)が主演しないチームで公演されることもあるということで、画期的で、斬新で、それぞれ劇の内容は一緒なものの、その期ごとに、また同じ月内でも、大きく2つのチームに分かれて役者が出ることで、アドリブや、役者の個性が違うので、公演ごと、期が変わる度に、違った印象を感じ取れるんじゃないかと感じ、その試みが面白かった。

     前回初めて観た、くりもん一座のBIG TREE THEATER(池袋グリーンシアター1大きな小劇場)での公演『冥土遊山』の際は、ファンタジーコメディ江戸時代劇ではあったものの、いまいち笑える場面も多々あったはずだが、劇場が大きかったせいもあるかも知れないが、役者との距離が遠く感じて、どこか客席と舞台の間に大きな見えない幕が下ろされて、仕切られているかの如くの距離感を感じた。
     なのでこの作品を観た時に、途中休憩が挟まったのもあって、劇の作品世界にいつの間にか引き込まれるといったようなことがなく、観ている途中度中で現実に引き戻され、大いに笑えなかった記憶がある。
     まぁ、内容が意外と悲惨で救いようが無く、シリアスな部分も結構目立っていたことも大きいかも知れないが。

     但し、今回の劇の『六道追分』では、ファンタジーでない上に、前回以上にかなり笑いに特化して、シリアス部分が無いわけではないし、どうしても、江戸の吉原遊廓を描く上で、悲惨な部分を描かず通る訳にもいかないので、そういった部分をちゃんと描きつつも、全体としては、吉原の大金盗んで逃げる鬼アザミ清吉を頭領にした盗賊たちと、流れ的に行動を共にして逃避行する羽目になる生まれも育ちも吉原遊廓花魁のお菊との凸凹コンビを中心にした、ドタバタ、時々人情なロードムービー喜劇で、旅の途中で出会う個性的でアクの強い人たちと出会いながら、さらに旅につきもののアクシデント(ゲリラ豪雨で川の水がこのままだと浸水)に見舞われたりといった、何が起こるか分からない珍道中ぶりに、腹が裂けんばかりに、普段のストレスや嫌な事が全て吹っ飛ぶほど、大笑い出来て良かった。
     それに恐らく、劇場が池袋グリーンシアター1小さいBASE THEATERでの劇ということもあって、くりもん一座の江戸情緒溢れる、馬鹿馬鹿しくて、騒がしくて、ドタバタ人情喜劇、笑って、最後は泣ける時代劇というコンセプトにピッタリハマると感じた。
     それに、こういう小さな劇場だからこそ、殺陣やダンスが臨場感に溢れ、音楽も含めてすぐそばに迫ってくるような錯覚に陥り、舞台と客席が非常に近いので、距離が感じられず、役者の演技を間近に観ることができるので、ちょっとした楽屋ネタやオーバーリアクションに大いに笑うことができ、劇に没入して、我を忘れることができるんじゃないかと考えた。
     大きな劇場では、大きな劇場ならではの良さや効果があるが、それ以上にこういった極小劇場ならではの良さを改めて実感した。
     それに、くりもん一座の場合、個人的には、役者やくりもん一座の世界観を狭い空間に最大限活かしきれていると感じた。
     但し、今後は大きな劇場で演る際にも、くりもん一座の江戸情緒溢れる、馬鹿馬鹿しくて、騒がしくて、ドタバタ人情喜劇、笑って、最後は泣ける時代劇というコンセプトを活かしきり、大いにに笑わせられるような空間造りができるようになるよう期待している。

     今回、剣チームでの念念(坊さん)役の吉田真綸さんと珍念役の馬場真佑さんとのコミカルで、坊さんたちな筈なのに、非常に現世的な感覚でのコミカルな掛け合いが面白かった。
     あと、念念役が鬼アザミ一味たちと花魁お菊に六道輪廻について詳しく、分かりやすく解説していたのが、大変勉強になった。例えば、仏教における天国や地獄、畜生道などは、実は人間誰しもの心に、大なり小なり潜んでいて、嫉妬や怒り、喜びなどといった形を取って現れる。つまり、皆が考えているような天国や地獄、畜生道といったものが極端で遠い世界、または空想の産物といったことでなく、もっと身近で、人間の感情や観念といったものと切っても切り離せない考え方だと知って、考えさせられた。
     剣チームでの遣り手役の太田有美佳さんが、遣り手役にしてはだいぶ若い人が演っていると感じて、驚いた。太田有美佳さん演じる遣り手は、見た目の怖くて、強気で、妖艶で、したたかな雰囲気で、声もドスの効いた低い声とは裏腹に、花魁や禿に対して、怖く、辛く当たってるようでいて、その実、意外と優しい一面が所々垣間見られて、悪役、憎まれ役と言い切れない、独特な味があって、憎み切れない人物造形になっていて、中々役から、役者の性格が滲み出てくるようで、印象に残った。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    話は説明通りで導入部ですね
    本編は東海道での逃避行と
    追跡者の動向が展開する
    全席指定の作品

    小劇場で観る歌舞伎みたいな感じでした
    舞台美術こそ簡易でしたが
    演者の衣装等は豪華で見応え十分な
    舞台でありました

    ネタバレBOX

    義賊 鬼アザミの名の由来やら
    幕間等に入れる踊りとか
    丁寧な時代劇ともいえる
    作品に仕上がってました

    義賊を追う側も
    成功報酬を狙う岡っ引き組と
    与力の火付盗賊改組で
    コメディ要素も入れながら
    カッコよく締めるところは締めて
    綺麗に物語を進めていました
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    龍チームを観劇。
    踊りあり、笑いあり、涙あり…久しぶりに、泣きました。今後も、大いに期待しています!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    【龍】チーム観劇。哀しみの人情時代劇、濃厚な内容でグッときますね。ロングラン公演の良い所なのか、こなれた感じが心地よい。百合香さんイイですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    びっくりするくらい良かった!美人さんとイケメンさん。それだけじゃない芸達者たち。久々のヒット!グッとくるストーリーに思わず泣いた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    二度目の「ざ☆くりもん」さん。「剣」チームを観劇。
    期待通りの面白さ。
    令和の今風の風刺もあり、時代が変わっても変わらない正義感とお互いを想う気持ち。
    笑いもあるのに、胸をぐっと締め付けられ、思わず涙する、せつない展開。
    あっという間の約2時間。

    小さな劇場で、こんなに近くで堪能できる、ロングラン公演。
    贅沢!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/04/17 (木) 14:00

    王道のストーリーは最高!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    「ざ☆くりもん」 前から観たかった作品で、今回中澤隆範さんが出演されるのですごく楽しみにしていました。盗賊達と花魁達のお話が面白くて笑ったり泣いたり、あっという間に終わっていました。

    ネタバレBOX

    シーン再現撮影会があったけれど、数秒間しかなくてとっても残念でした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    第四期どころではないんですね。この無謀とも思える公演を応援したいです。
    検校とか忘八とか最近はだいぶ耳馴染みのある言葉が聞こえて来て、いい時期の公演かと思いました。
    表向きは華やかだけれど悲しい吉原の様子や、義賊として筋の通った生き方をしようとする者たちが描かれていて良かったです。

    ネタバレBOX

    カタカナ言葉が出て来たり、劇中で物販の宣伝をしたりと言うところを笑ってしまうと言うのがお約束ならそれはそれでいいのですが、一転あんな結末というのは私にはいささかショックでした。
    2人は逃げおおせてめでたしめでたし・・・が希望です。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ネタバレBOXに記載します。

    ネタバレBOX

    江戸を舞台にした人気盗賊と花魁たちの物語で、目が離せないほどドキドキする展開が魅力的でした!
    花魁たちの煌びやかな衣装や繊細な髪型は、まるで絵巻物のようで、ため息が出るほど美しかったです✨厳しい花街の世界で生き抜く彼女たちの覚悟に心を打たれましたが、ときには普通の娘のように恋に悩んだりする姿にも共感し、「強さ」と「儚さ」が交錯する生き方の切なさを感じました。
    また、六道や仏教の教えが織り込まれたことで、江戸の人々の死生観に触れ、昔ながらの日本文化の深みを味わえたのも印象的でした。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    2.5次元のような趣。
    制作費を存分に遣ったのがはっきりと分かります。

    山田さんは上手かった。
    百合香さんは華があった。

    ネタバレBOX

    自己犠牲の話ですね。

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