地球は僕らの手の中 公演情報 地球は僕らの手の中」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-8件 / 8件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    少し分かりづらい?表現の伝わりづらいところが有りました。メリハリが有ると更によくなったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    舞台美術は何もなし、話の筋も荒唐無稽、でも面白いものは面白いんですね。次回公演が楽しみです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    びっくりするくらい良かった!芸達者たち。セリフが秀逸でスピード感があって、ラストに向かって怒涛の伏線回収。見事!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    A公演を観劇しました。
    どんな展開になるのか興味津々でしたが、ラストは登場人物達の関係が繋がり、意外性もあり、良く出来た脚本だと思いました。
    ちょっと全体的に早口で(演出?)台詞が聞き取りにくい部分がありましたが、役者さん達の一生懸命さが伝わってきました。
    1日だけの貴重な舞台を観る事が出来て良かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    物語は、説明にある通り 銀行支店長になったその日に強盗に入られ、銀行強盗をした犯人が逃亡、さらにヤクザの事務所から大金を盗んだ三姉妹、その3つの話が収斂していく。話は 二転三転しアップテンポに展開するが、何となくご都合設定のような…。そして一発芸や漫才を所々に挿入し笑いを誘うが、あまり受けていないよう。何方かと言えば失笑。

    一方、素舞台で緩い演技のように思えるが、光景や状況は想像できるところが好い。何故3つの話を繋げるのか、銀行強盗など危ない橋を渡らずとも大金を手に入れることが出来ると思うが…。何となく辻褄合わせをするため、いくつかの伏線がある。前提は その金額…ボソッと生涯収入は約3億円といった台詞がある。銀行から盗んだ金は2億円、ヤクザの事務所から盗まれた金も2億円、そこには繋がりがある。そして何故か支店長が或る方法で弁済(そんな義務はない)しようとする、その手段というか算段も…。

    一発芸や漫才、そのお笑いを挿入するのが 劇団の特徴なのか。そうであれば もう少し工夫が必要。少しネタバレするが、銀行強盗後 逃走中に警察に包囲された。その際、面白く笑わすことが出来たら、包囲を解くという交渉をする。敢えて、滑稽な描きを本編に入れることなく、ドラマとしてストレートに描いたほうが楽しめる と思う。登場人物の裏があり、一癖も二癖もある設定が面白いだけに 惜しい。
    (上演時間1時間30分 休憩なし) 【B】

    ネタバレBOX

    素舞台。舞台技術の照明や音響・音楽といった効果はあまり感じられない。どちらかと言えば演技主体の劇団。

    ヤクザの「サブ」が組の資金を盗られた。その穴埋めをすべく、兄貴分の「アニキ」と「サブ」が銀行強盗をし2億円を奪った。その銀行の支店長「ダーリン」はその日に着任したばかり。ヤクザの2人は逃走する際中、警察の検問をどうにか突破し山中にある屋敷に闖入する。そこには三姉妹「るい」「ひとみ」「あい」がヤクザから奪った金を持って潜伏、祝宴をしようとしていた。偶然に出会った二組、しかし「アニキ」と長女「るい」は恋人同士。示し合わせた計画で2人は弟分の「サブ」と妹たちを置き去りにして逃走。しかし残された者たちが必死の追走。

    銀行を辞め妻の「じゅんちゃん」と一緒に自殺しようと、そこへ猛スピードの車二台がカーチェイスをしている。その車に飛び込み自殺を図るが、2人のタイミングが合わない。ダーリンは、盗られた金を保険金で弁済しようとしていたが、実は「じゅんちゃん」に掛けられており…。そして彼女は闇商売ー武器の仲買のようなーをしており姉妹の次女「ひとみ」に噴射式催眠ガスを提供していた。2台が衝突(追突)し、混乱している最中に、じゅんちゃんは同種のガスで2組を眠らせ、ダーリンと共に4億円を…まさに棚から牡丹餅といったところ。

    「アニキ」と「るい」は恋人で、組の資金を盗んだ相手を知っている。銀行強盗などしなくとも、その気になれば金は返せる。また「サブ」から金の情報を聞かなくとも、「アニキ」⇒「るい」を通じて知ることが出来る。生涯収入が約3億円、盗んだ金額では 遊んで暮らすには少し足りない。冒頭に登場する銀行支店長「ダーリン」は巻き込まれ被害者のようだが、この人物も 何時 妻「じゅんちゃん」に保険を掛けたか定かではないが、一緒に自殺に見せかけてといった企みへ。伏線の回収なのかご都合設定なのか判然としない。

    ダーリンは妻じゅんちゃんを騙し、その彼女はダークな仕事。ヤクザのアニキは弟分を騙し、その弟分はアニキを裏切っている。三姉妹はそれぞれ役割分担があり、長女「るい」は計画立案、次女「ひとみ」は武器調達などの実行、三女「あい」は情報収集で、サブから組に金があることを聞き出す。皆 一癖も二癖もある人物ばかりで、騙したり裏切ったりと二転三転する物語。緻密とは言えない荒唐無稽な展開だが、テンポが良いことから引き込まれるように観てしまう。その意味では飽きさせない 力 がある。それだけに 緩い笑いの場面は工夫がほしい。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/04/06 (日) 13:00

     支店長になったその日に銀行強盗に入られた、不幸満載男の「ダーリン」。
    そして人の不幸が何よりも大好きな妻「じゅんちゃん」。
    責任を取って夫婦心中しようとするが、話は思わぬ方向へ進む。
    一方、銀行強盗をした「アニキ」と「サブ」は必死に逃亡。
    犯罪を犯すにはそれだけの理由があったのだ。(それだけの理由は、サブが謎の女達に噴霧状の睡眠薬を振りかけられ、意識を失っている間に組の軍資金が謎の女たちの怪盗団に組織的、計画的に盗まれたので、組のお金の分を銀行強盗で得た金で取り戻そうとなる)
    更に一方、ヤクザの事務所から大金を盗んだ「るい」「ひとみ」「あい」。
    3姉妹は成功の余韻に浸っていた。
    更に成功の余韻に浸って盗んだ金を3姉妹3人で分配しているところに、警官隊から逃げてきたヤクザ2人が、暫くの隠れ場所として、3姉妹を脅して居座る。だが、ヤクザの「アニキ」も「サブ」もお互いにこの3姉妹の内の2人と面識があり、お互いに言えない隠し事をしており、劇の途中で明らかになる。
     さらに劇の終盤「サブ」を裏切った「アニキ」、3姉妹を裏切った長姉が車で逃げるのを、2人の姉妹とサブが車で全速力で追いかけ、3姉妹の内の末っ子の持つ車で逃げてくアニキと長姉をアニキの車に次姉が崖付近で思いっきりぶつける。そしてぶつけられたアニキの車に急に飛び出してきたのが銀行支店長の妻じゅんちゃんと言ったふうに3組が一堂に返し、3つの話が一つの物語に繋がっていく様が余りに見事で、華麗で、テンポが良すぎて、トントン拍子に話が調子良く進み、回収されて行っていて、現実はこうは上手くは行かないだろうと思いながらも、笑える場面も多かったので、大いに笑えて、その調子良く、小気味良い物語展開にスカッとして、日頃のストレスも吹き飛んだ。
     しかも3姉妹が盗んだ金も、アニキとサブが銀行強盗で盗んだ金も、最後はちゃっかり意外な物語の最初に登場した1組の夫婦に全て持っていかれるという、そんなバカな、想定外で予測不能な、不合理だが良く出来た劇展開に息を呑み、観客の予想をも良い意味で打ち壊してくれ、途中のカーチェイスや騙し合いも馬鹿馬鹿しくも笑え、ドキドキハラハラのスリル感もあって良かった。
     そんな群像喜劇が、劇が終わる頃には狐につままれた気分にさせられた。
     笑いと緊迫感と馬鹿らしさ、全然先が読めない展開の均衡が見事過ぎて、感心してしまった。
     
     また、ベタな芝居がかった演技でなく、過度に誇張しない役者たちの素に近い演技が、返って信用して、まさかこう来るかという意表をついた終わり方過ぎて、ただ、ただ、唖然とさせられた。

     銀行強盗の場面やカーチェイスの場面や山間の崖に繋がる道路の場面、3姉妹の家の場面等で、能·狂言のごとくに大道具や背景、小道具を使わず、映像さえ使わないという(一部で大金が入ったバッグ2つや明らかに玩具の拳銃、ナイフが使われるが、それを除いて)在り方に、道具や映像を殆ど使わずとも、人の言葉や演技だけで、ここまで想像力を観客に膨らまさせることが出来ることに大いに感心してしまった。もっとも、表情力豊かで個性的、アクが強くてジェスチャーゲームで優勝できるレベルの身振り手振りで今どんな状況か、何を運転しているのか、どこにいるのかなどがひと目で分かり、よくできる粒揃いの役者ばかりで、物語も理解できるしと感心してしまった。決して美男美女ばかりではないけれども、完成度が高くて、なかなか見応えがあった。
     
     やはり演劇は、見た目の良い役者やアイドル、声優から引っ張ってきて動員稼ぎにやっ気になるよりも、無理に舞台狭しと大きな舞台セットや中道具、小道具、映像を最大限使って、観客の創造力を摘むよりも、背伸びし過ぎず、地道に公演を殆ど何も使わずに表現し、作品の魅力や純粋に役者の演技力だけで評判を呼び、人が自然と埋まる、こういった在り方の劇公演のほうが、至極真っ当だと感じた。
     まぁ、その代わり見た目や人気に頼れないし、舞台セットがほぼないし、場面を説明するものもほとんど無いので、観客の想像力に託された形となるので、説明的にならず、役者がどんな状況、場所かなどを観客が思い浮かべられるよう、さり気なく身振り手振りやちょっとした会話から分かるようにしなければいけないので、大変難易度が高くて、演技力も相当求められるものなので、役者にとって相当普通は磨かないと出来ない物だとは思う。天才を除いては。そう考えると、今回の劇団は笑いを自然に取るのも含めてプロの劇団の中でも高度な今どきなかなかいないプロフェッショナルだと感心した。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    芝居に躍動感があり、迫力ある舞台でした。心理描写が緻密なので、本当の悪党が誰なのか?暫くわかりません。非常に惹きつけられる舞台。6月の合同公演も楽しみです。

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