満足度★★★
主人公Aの勝利でした
マルチエンディング方式という結末に興味を引かれ観劇してきました。
どういった舞台になるのかと思っていたら、観客を巻き込んでのクイズ対決。
これは、出演者のファンならとても楽しいだろうなと思いました。
反対にクイズ対決にまで持っていくストーリーがクイズ対決ありきでおざなりな印象も。
ただ、色んなパターンでできるかもと思うと、可能性としても色々広がっていくんじゃないかと思いました。
緊張感の演出について
ミリオネアみたいなクイズ番組があって、それに出演する人物の物語。
クイズはガチで、その結果によってエンディングが変わる様式の演劇。
しかし、ガチだというのに
決めウチでもあんまり違いがないような空気感だった。
どうしてかな?
もっと、人生を賭けた
緊迫感溢れるものをイメージして制作されたのではないか?
ミリオネアでは人生を賭けるようなことはないのに
演出方法が非常に上手く、緊張感があった。
舞台では寄りで人の顔を映すことが出来ない。
みのもんたとにらめっこする長い時間もない。
改めて、演劇の可能性を追求する必要があると感じた。
生の方が強い、なんて絶対はないのだと痛感。