天地に咲く 【全18ステージ無事終演致しました!皆様のご来場まことにありがとうございまいた!】 公演情報 天地に咲く 【全18ステージ無事終演致しました!皆様のご来場まことにありがとうございまいた!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    テンポ良し。
    ストーリーのテンポがよく、見やすいなぁといった印象。
    ただ、それ以上の何かを感じなかったです。
    もっと女性の芯の強さを見てみたかったです。

  • 満足度★★★

    エンタメ性のある舞台
    志編を観劇。
    個人的には、演出が好みだった。
    上演時間90分。

    ネタバレBOX

    幕末の長州と萩を舞台に描いた物語。

    エンタメ性のある舞台でその点は好みであったが、。
    残念ながら、物語の世界に惹き込まれた感じはなかった。
    舞台美術がシンプルであったためかもしれない。
    セリフも現代風な感じ(例えば手品等)で、あったためかもしれない。

    劇場が段差のある客席のため、舞台も3段に分けた舞台セットであったが、
    個人的には、今回のような公演の場合、舞台を中央におき、
    観客が四方から観劇するという方が臨場感があり良いように思えた。
    (d倉庫では無理であるが・・・)

    後方席での観劇であったが、役者陣の芝居は、声が聞き取り易くて良かったし、衣装も雰囲気を感じ良かった!
    その反面、芝居はたんたんと流れ、平坦で単調な感じがした。。

    ダンサーによる、踊りを交えた演出は好みであった!
    照明の使い方も良く、踊りが引き立っていたように思えた。
    ただ芝居とあっていたかは微妙かも。

    最後、役者全員が正座で挨拶したのは、ちょっとびっくりしたが、
    清々しくて良かったと思う!
    あと受付の対応も丁寧で良かった!

    パンフレットは年表・用語解説があり工夫されていた。
    出演陣全員写真つきであり、劇団のコンセプト等も、
    詳細に記載があり、なかなか良かった。
    登場人物の相関図もあれば、さらに良かったかも。

    時代劇を主として行う劇団のため、今度は海外のものを観劇したいな。
    ダンス演出が、日本の時代劇よりも引き立つような気がするから(笑)。
  • 満足度★★★★

    志ver.
    なるほど、3D写真の右眼用と左眼用の如く一方だけでも成立するが両方観ると作品世界が単品より浮き上がって来る、みたいな。
    両ver.に共通する場面もあるが、演出が別人なためアングルが違う的なのも画期的?
    ただ、こちらの終わり方は微妙に座りが悪いと言うか、完結した感が薄い気がしないでもない。(観た順によるものか?)
    そんなところも踏まえて両編合わせた「全長版」を観たくなったり…。

  • 満足度★★★★

    華ver.
    一言で言えば「裏から(あるいは女性目線で)描いた幕末」、それを時代ものではあまり使わない手法(←ネタバレBOX参照)も使って描いた意気やよし、的な。
    が、今一つこなれきっていず、部分的にギクシャクした感が無きにしも非ず。

    ネタバレBOX

    ディッケンズの「クリスマス・キャロル」のように、霊が人に時空を超えた場を見せるのも、コンテンポラリーダンスによって人物の心象を表現するのも、現代劇では使うが、時代ものでは珍しいのではあるまいか?
  • 満足度★★★


     こちらは、芸妓、舞子を中心に作られたバージョンで、それゆえにこそ、ふんだんに洋式のダンスも挿入されているのではあろうが、それが、志そのものでないところに、必然性の無さを感じ、劇的効果を減じていると感じた。
     狂言回しを幽霊になったもと芸妓がやっているのだが、霊体であるのに、
    喉が渇いたり、湯のみ茶碗や急須を持つことができる。而も、飲むと茶は、
    ダダ漏れになって、辺りは水浸し、という矛盾を平気で組み込むことによって、男と女、体制と反体制。つまり恋と革命に於ける志と歴史の非情を、志側に惹きつけることにある程度は成功しているのだが、興ざめさせてもいるのだ。今後、矛盾の使い方をもっと工夫すれば、更に練れた作品になるであろう。その為には、大筋には矛盾を持たせず、サブプロットの中で矛盾を出す方が、劇的効果が高まるように思う。
     また、雰囲気を出すのならダンスグループの衣装をもっと工夫した方が良かろう。革命と恋なら深紅の衣装とか、衣装が白なら真っ赤な照明とかいくらでもやり方はあるはずだ。

  • 満足度★★★★

    女性陣の艶やかさ
    エンタメ性の強い舞台でした。本当に芸者の艶やかな事。芸者と幽霊の友情に似た結びつきは素敵でした。

  • 満足度★★★

    斬新さの活用
    華の方に行きました。
    女性の方が多いなと思いました。ダンスは面白くて取り入れは斬新に思います。その分、その使い方や場面転換の尺など課題も見られました。着物は麗しく、着付けとからよくわかりませんが早替えなどあったりテキパキ動いていました。軽快な気分になる音楽や、時間は長くなり過ぎず良いです。

    ネタバレBOX

    各部屋の話の流れをそれぞれ進めたり、演出の面白さがありました。台詞が被さり過ぎてるともったいないです。日舞やられてる方はいるんでしょうか。色や艶を感じる所作の方もいましたが、普通に動くだけに見えてしまう方との差を感じました。まだまだ未熟だとしても、芸妓として稽古を積んだ中でのそういう芝居とはまた違うのではないかなと思います。男性陣は端整な方多いので、芝居の深みを出すとより魅力的です。芸妓さんに比べるとどうしても地味になってしまうから、衣装の違いを出した方が良いかなと思います。殺陣は移動で剣先があまり下向いてなかったり危なかしさがあったので、要改善でしょうか。話も王道な内容でない分、非常に興味深かったです。なので展開の流れや最後、幽霊の因果関係とか細かく欲しかったのはあります。現代の女の子ならゲームはわかるけど、その辺りはよくわかりませんでした。
    終演後のキャストさんの面会で帰る準備していたら、別の方に対応してるキャストさんの着物がやたら当たるのもありました。受付の方は丁寧だったのでちょっとナイーブ。控室から客出しまで、役者は役者はである大事さを感じました。
    こういう題材は非常に良かったので、改良を加えていって欲しいと思います。志の方も気になります。
  • 満足度★★★★

    面白かった!
    華組を観劇させていただきました。

    突っ込みどころは満載でしたがそんなのは観たあとにああそういえば、程度にふと思ったくらい。
    舞台はテンポよくさくさく進む。
    小気味よいセリフに分かりやすい心の動き。
    意外なほどすんなり馴染む幕末の雰囲気。

    序盤は人物の名前が不明なこともあり訳の分からないところもあったが、じわじわくるそれぞれの個性が空気を作り出してくれる。
    『主人公のための物語』ではなく、その時代を精一杯生きた人々の群像劇といった感じ。
    前説・後説で拍手を起こしていた、ふく梅役の山崎さんがとても可愛らしい。


    場面の雰囲気を体現してくれていたダンサーズは非常に好印象。
    見事に場の空気として存在し、人物の心情表現や観客感情の誘導をしてくれていたように思う。
    指先まで美しく、冷静に考えれば邪魔でしかない場面でも全く違和感を感じさせないその存在だけでもまた観たいと思わされた。
    志チームの舞台も是非拝見したいです。


    いやしかし、女は強いなぁ。

  • 満足度★★★

    華組
    チケットプレゼントにて鑑賞。90分くらいの程よい公演時間が良い。

    ネタバレBOX

    幕末の佐幕派と尊皇派、その恋人の芸妓たちなどの話。

    登場人物が多いわりにキャラがたってないので、のっぺりした印象。新米舞妓の小桃(吉田彩花)は無愛想が笑いにもなってて良かった。幽霊の夕鶴(水口早香)は、せっかく人でないものなので、見た目も動作ももっと差別してアクセントつけてよかった(DSかなんかやってたけど、それがどんなキャラ造型につながっているのかが理解できなかった)。
    パンフに相関図あってもよかった。

    志がひとつのテーマなんだろうけども、ちょっと汲み取りにくい。演技力の問題か演出の問題かわからないけど、そこのとこが散慢な印象。ただ、蘭学医の所(鈴木紀進)は、医者の矜持を覗かせてくれたので○。

    ダンスはあってよかったと思えた。場面転換のつなぎみたいな使用は控えめで。

    照明や音響のミスがあったのは別に良いけども、照明がちょっと暗すぎというか効果的に作用してたのか疑問。舞台美術がそこまでない舞台なので、照明効果をもっと活かしたほうが、場面場面でいい空気を作れたんじゃないかと思う。

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