満足度★★★★
見た
デヴィッド・ルヴォーさんの演出・舞台美術がすばらしい。シルエットに近いシンプルな背景なのに奥行きを感じる。
和音美桜嬢の歌声は神の領域。
村井国男さんは、水木しげるの漫画に出てくる戦前の軍人さんみたいだ♪
満足度★★★
井上さんと和音さん→
井上さんと和音さんの組み合わせは、あってないように気がして、井上さん以外の俳優さんで観たくなりました。
wikipediaによると2009年の海外での公演をルヴォーが演出したそうで今回のはその流れなんですね。演出というか、舞台装置の使い方が素適でした。Youtube にその公演DVDの動画がありその内容と概ね同じのようです。
満足度★★★★★
ふたりの想い
今更ながらなのですが、初演を観る事ができずにいたので再演は何があっても行こうと思ってました。ルドルフの苦悩は半端ないものだったのだなと。自分の考え、周りの考え、父とのわだかまり、、、悩むなという方が無理なくらいの環境下の中、マリーと出逢い救われ求めたのだなと。マリーもまた同じだったのかと。あるシーンのふたりは本当に幸せそうで楽しそうだった。だから余計に最後にとったふたりの行動は悲しすぎる。人は追い込まれるとそうなってしまうのかと。切なすぎるお話でした。
満足度★★★★★
感謝の気持ちでいっぱい
4回目、そしてマイラスト観劇。
こんなにも、心を揺さぶられたミュージカルは久しぶりでした。
たぶん、「モーツアルト!」(中川バージョン)以来でしょうか。
何度も観ても、どこにも厭きる場面がなく、全ての台詞に深い意味が籠められていて、これ程、完成形の舞台にもなかなかお目に掛かれないと思いました。
最初は、違和感を感じた、坂元ターフェも、どんどん演技が深くなって、進化していました。
竜真知子さんが、ミュージカルの翻訳に携わられるようになって、もう10年くらいになるのでしょうか?
当初は、歌詞が曲に馴染まなかったり、歌いにくそうだったり、聞き取れない部分が多かったりして、やはり、岩谷さんの穴を埋められる訳詞家はいないなあと感じていたのですが、今回の「ルドルフ」の竜さんの訳詞は、素晴らしいと思いました。それもあって、このミュージカルが、より心に沁みるのだと思います。
満足度★★★★
カーテンにほれぼれ
ルヴォー演出…凄いっ!!迫る壁と揺れるカーテンのコンビネーションだけでも、観に行った価値がありました。おすすめしてくださった皆様ありがとうございました。
満足度★★★★★
何と崇高な作品か!
3回目にして、やっと全てを堪能して来ました。
1度目は、B席なのに、オペラグラスを忘れ、2度目は、睡眠不足の連れが舟を漕ぐのを阻止するのに、気を取られ、満喫できなくて。
観れば観る程、この作品の完成度に目が眩む気持ちがします。
二人のデュエットが、2回目観劇の日から、今日までずっと頭の中でリフレインしていました。
先日のトークショーで、出演者から、「私もこの舞台を客席から観たい。ルウ゛ォーさんの演出舞台を日本にいて観られる幸せを噛み締めて下さい」という発言がありましたが、本当に、そう思います。
「人形の家」も、かつて出演したことがあるのに、全く理解できていなかった部分が、彼の演出舞台で、全て明白となったのです。
本当に、非の打ち所のない演出!!
台詞やシーンに、一切の無駄がなく、人物の苦悩や心の動きが手に取るようにわかる。
たとえ、歴史を知らなくても、これ程、観客が自分に引き寄せて、舞台を直視できる普遍性を描ききれるなんて、天才的演出だと感嘆しました。
本当は、毎日でも観たいのですが、そうも行かないので、後1回行く予定です。
満足度★★★
歌はさすがに良かったが
井上よっちゃんが皇太子ルドルフに見えなかった。
この間まで散々見ていた「エリザベート」のルドルフの印象が強いからかもしれない。
愚かな男にしか見えなくて(実際、愚かな人物だったのかもしれないけれど)マリーとの不倫も共感できなかったのが残念。
しかし、二人のデュエットは綺麗だった。
曲は、二幕になってから印象に残る曲がチラホラ。
イチロさんが、久しぶりに華のある姿で登場してくれてうれしかった。
(一幕の曲は彼女のイメージじゃないけれど。)
舞台は、シンプルな中にも欧州風の美しさがあって良かった。お盆はクルクル回りすぎ。
満足度★★★★
久しぶりのミュージカル
とても久しぶりに本格的なミュージカルを見た。面白かった。
徹夜明けで、どうしてもウトウトしてしまったけど
それでも随所でハッとさせられて話に引き戻された。
難しいことを考えずに純粋に楽しめた。
突然歌いだしたり、ただのショー的な感じになったりするような、
歌に違和感のあるミュージカルはたまにあるけど、
ルドルフは歌が芝居に融和し、とても見やすかった。
満足度★★★★★
今日はペア券で
(家族が出てる舞台ではないので、観ただけ書きます)
この間、久しぶりに、心底堪能できるミュージカルを観て、でも、オペラグラスを忘れ、一路さんも認識できなかったので、今日は、ペア割りで、おまけにトークショー付きという、嬉しい再度の観劇と相成りました。
今日は、1階で、塩田さんもしっかりと、目に入り、それはちょっと気になりましたが、改めて、デウ゛ット・ルウ゛ォーの演出の素晴らしさを再認識しました。
今日は、ステファニーとマリーの教会の場面が、心に沁みました。
ステファニー役の吉沢さん、四季にいらした女優さんですが、若い頃の有馬稲子さんそっくりで、華がある女優さんで、演技もしっかりとされ、今後のご活躍が楽しみです。
満足度★★★★★
亜門演出とは、まるで別物
いやあ、驚きました。
こんな素敵な作品だったとは!
亜門さんの演出舞台は、どうも、男女の3角関係に重きが置かれ、あまり共感しなかったのですが、今回の舞台は、さすが、デウ゛ィッド・ルウ゛ォー演出!
見事に、人間ドラマになっていました。
それにしても、予想通り、井上・和音の黄金コンビが、素晴らしい!
近来稀に見る、3拍子揃ったお二人の組み合わせに、あちこちから、賞賛の声が聞こえていました。
会場で耳にする感想が、こんなにも絶賛ばかりだった体験も久しぶりです。
井上さんの歌う「明日への階段」、もしCDで聴きたいなと思われた方は、彼のソロアルバムより、先月発売の、ミュージカルコンピアルバムを購入される方がお得ですよ。(と、ちょっと、企画、選曲した人間より、宣伝させて頂きます。)帝劇売店で、売っています。井上さんのソロCDと同じ音源ですので。