ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 公演情報 ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    森山ヘドウィグ
    観て来ました。開場時、英ロックが流れており。stone roses ,fools goldが掛かる中、ヘドウィグ登場!映画と比べて、あ?こんな髪形だっけ?とか蝶の衣装は?とか思ったけど、ビジュアルもストーリーも、オリジナルを踏まえつつ、日本の近未来に生きるヘドウィグに変貌しておりました。アングリーインチを持つヘドウィグの半生が、森山未来くんの肉体を借りて体現されて行く。映画と違って、日本語で歌われる歌詞が凄くいい!訳詞はスガシカオ。会場が渋谷o-eastで演るだけあって、演奏もライブそのもの。スタンディングは大盛り上がりでした。東京千秋楽はカーテンコール3回。zepp tokyoでは、椅子席のみみたいですね。会場でチケット売ってました。森山くん凄いなあ。「100万回生きたねこ」も行きたくなって来ました。

  • 満足度★★★★★

    ロック
    演奏メンバーが、セッション系の人やミュージカル系の人じゃなくて普段バンドで活躍しているバリバリのロック・ミュージシャンだったのが功を奏していたと思います。筋や設定の変更については少々?????でしたが、へたなライヴよりロック・スピリットが感じられるパワフルかつ過激なステージでした。

  • 満足度★★★★

    二度目。
    前回はスタンディングにて参加、今回はフロントシートにて鑑賞。
    初日のふわふわ感は消え、堂にいった森山ヘドウィグを堪能しました。
    若干声がかすれていたようですが、それがむしろヘドウィグらしさを醸し出しており良かった~。
    これだから森山未來の舞台はやめられない。

    ネタバレBOX

    ■着席orスタンディング■
    やはり今回の舞台、個人的にはスタンディング(それも出来る限り前列で)がおすすめ。
    シートだと後ろの方の邪魔になりそうで、音楽にノれないですね。

    初日も今日も、途中で気分が悪くなって倒れる方がいたので、
    あまりライブに参加したことの無い方はシートの方が無難。
    観客自身は元より、演者ダイブの際避ける方があまりに多すぎる様では
    演者さんにも危険が及びますので。

    ■ヘドウィグ■
    登場シーン、あまりの美しいコケっぷりに、客席が息をのむ息をのむ。
    「え、本気でころんじゃった・・・?」と思わせるだけの演技力が恐ろしい。
    演出だとわかっていても、血の気が引きました。
    後半に差しかかり、肌が露出したあたりでは、
    今までの舞台で重ねてきた痣や、ひっかいただろう血の跡があらわに。
    ヘドウィグを演じているのではなく、ここにヘドウィグがいると感じられる強さ。
    本当に森山未來が体現するヘドウィグがいる。

    ■イツァーク■
    やはり浮いている。
    スタンディングの時は常に参加しているので、流れを追うというよりもライブに参加しているようだったのでまぁそこまで…でしたが
    (正直森山ヘドウィグにしか目がいかない)、
    改めて着席で舞台として鑑賞してしまうと、イツァークがどうしても違和感。

    原作とかけ離れている設定は演出なのかと思いますが、
    演技力・歌唱力共に正直厳しいものがあった。

    極めつけは声質…
    最初から最後までどう考えても甘めの女性の声なので、
    自分自身との葛藤や苦悩が感じられず、
    最後に女性として生きることを選択しても
    「あれ、最初からそれ悩んでたの?」みたいになってしまうんですよね…。
    (格好もショタっぽいので)
    要するに舞台からアングラ臭が欠けて感じられる要因の一つ。

    ■バンドメンバー■
    素晴らしいの一言につきます。
    ミュージカルの醍醐味と言えば、生演奏!という感もあり、
    非常に楽しみにしている要因の一つではあったのですが…想像を遥かに越えていました。
    まさかこの舞台の為だけに集められたとは思えないほどの安定感。
    メンバー紹介の即興演奏は毎回ドキドキですが…(笑
    JUONさんは今回の東京公演のみに参加されるようですが、実はかなりのキーパーソンですよね…
    彼が抜けた後、一体どのような感じになるのか楽しみです。

    それにしても音源は出ないんでしょうか。
    CD化してもらえたら、これほど嬉しいことはないのに…!
  • 満足度★★★★

    森山未來ヘドウィグ素晴らしい
    「ヘドウィグ」にインスパイアされて作ったパフォーマンスなんだと思えば、私的には大丈夫。個人的には見る価値大と思います。スタンディングエリアはノリノリでした。

    ネタバレBOX

    20km圏内で生まれ育った「原発二世」という設定には感心できないけど。トミー・ノーシスは今まで観た中で最高。
  • 満足度★★★★★

    THAT'S ENTERTAINMENT!!!
    公演初日にスタンディング席で鑑賞しました。

    映画ヘドウィグは見たことがあった為、
    森山未來らしさが最大限に描かれるヘドウィグを期待しての鑑賞でした。
    今回はシートではなく、スタンディング席なので、舞台の一効果として参加できるのではないかとわくわくしていましたが…期待を遥かに上回る舞台っぷり!

    今までこんなに「楽しんで」鑑賞したことはなかった。

    森山未來のパフォーマーとしてのレベルの高さには、涙が出るほど。
    舞台を見に行くというよりも、もはやヘドウィグのコンサートを見に行った…という方が正解かもしれない。

    映画ヘドウィグを見たことがある方は勿論、
    全ての人に自信をもってお薦めできる舞台。
    音楽が好きな方、体を動かす舞台が好きな方は、見ないと後悔かも。


    本来のヘドウィグは、一部の熱狂的なファンを生み出したと同時に、テーマがテーマだけに導入部であきらめてしまったり、独特のアングラ臭を毛嫌いしてしまう方が多かったように記憶している。
    (映画が上映された当時、私の高校ではギター部や軽音部で熱狂的に支持者を増やしていたが、他生徒はほとんど関心を持っていなかった)

    大根仁さんによる演出が、その何とも表しがたい敷居の高さを取り、全ての人にわかり易く伝えられる様手を加えていた様に感じた。
    現代の日本に置き換えてのヘドウィグ。違和感も全くなく、あっという間に舞台の世界観に引き込まれた。

    加えてスガシカオさんの威力は絶大だった。
    ヘドウィグの世界観、音楽感を壊すことのない、舞台の魅力を存分に引き出す音楽。
    先日「ウサニ」を観劇し、舞台を軽薄に見せる音楽が存在することに衝撃を受けたばかりだったので、涙が出そうなぐらい今回嬉しかった。
    正にスガシカオワールド全開。

    (逆にいうと、ヘドウィグのアングラ臭が好きな原作派や、スガシカオの音楽が苦手な方にはこの舞台は辛いものがあるかもしれない)


    森山未來の素晴らしさについては、
    実際に目で見て、肌で体感して頂きたい。


    彼にしか演じることの出来ないヘドウィグワールドをご堪能あれ。

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