成り果て 公演情報 成り果て」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    プロ棋士を目指し夢破れ、それでも将棋から離れられずにコンピューター将棋の開発に携わる男を軸に周囲の人々を描いた作品ですが、初期型iMacを持ち出したり、TV等への露出も多く誰でも知っていた名人を登場させたりと当時を想起させる仕込みもあり、当時を思い出させ引き込まれた。時々ぐっとくる場面もありとても良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    実際の将棋の世界を再現された感じでとてもよかったです。
    主演と思われる師匠の演技、さすがですね。
    舞台セットにライトもすごく考えられていてとてもよかったです。
    昭和時代の大好きな楽曲が流れていてとても心地良よかったです。

    ネタバレBOX

    前説の将棋講座はあまりにも超超初心者過ぎていまいち。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    物語がとても味があってしかも面白く、良くできている。舞台装置もよく考えられている。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    棋士VS女流棋士、コンピューター将棋どちらも見ごたえがあり関係性が進んでいくにつれ場面に合った曲の効果もあり涙が・・・
    女流棋士の続きをぜひ見てみたいです。

  • 実演鑑賞

    将棋を差す場面が何度か出て来る。対戦の会場は舞台セットの天井をギリ攻めた上段で、盤を挟んで上手下手に対戦者が向き合う。客入れからそこに人が居て、下段すなわちセットの大部分は主人公の棋士森が経営する将棋道場の広間。開演前のそこでは大盤(将棋盤を拡大した、Eテレで良くやってるやつ)を出して観客向けに女流棋士と新人棋士(と名乗るが役だろう)が将棋の入門講座をやっている。
    この大盤は最終局面での勝負でまた出て来るが、多くは上段で、その多くも「今対局が行われている」状況説明として、それを背景に目前でドラマが展開する、という構図だ。この対局の打ち手が全て「フリ」でなく実際に打っただろう手を打っていると見えるのである(そこまでのこだわりを当然作り手は持っている、と確信されるのだ)。将棋愛に貫かれた作劇であり、将棋をやってる自分への「なぜ」の問いは誰しもの人生に通じる普遍性も備える。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    以前の上演を見逃していたので、ようやく拝見。期待に違わぬ仕上がり。セットが巧みで展開もスムーズだし、選曲もよかった。個人的には、クライマックスよりも中盤の人間関係でうるうる。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    内容は説明文通りで
    丁寧に人間関係を見せていきます
    開演前の将棋講座は面白かったが
    BGMでニャー将棋音頭とかは
    使えなかったんだろうか 残念だわ
    偶に舞台上に時間経過の
    1ヶ月後とか表示されてたが
    もっと多用しても良かったのでは
    と思えたデス
    結構サクサク時間が過ぎてゆく
    舞台でしたから割と強くそう思えたかな
    ガラケー多用したりとか
    時代感もっと出して欲しくも思えた
    まぁ懐かしいカラーアップルPCの箱見れたけどね

    ネタバレBOX

    兄の意思を継いだ形の妹は初の女性棋士になる
    兄は将棋AIを残し将棋界等に貢献
    他の皆様も将棋界にてーと締めます

    小道具も凝っていて
    盤面の映像がラビラビ生放送とかで出てきたり
    良い感じの将棋盤が色々と出てきて眼福でした
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    三度目、5年半ぶりの観劇。
    名作。

    ネタバレBOX

    個人的には2017年の最初の観劇が一番。
    特に天野兄弟の二人はあの配役が抜群だったので。
    それでも今回も面白く感動的でした。
    5点つけるくらいに。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    最近見た部隊の中でもトップクラスに面白かったです。
    まずあの舞台装置、場面の使い分けが良いですね。わかりやすかったです。
    内容も各キャラクターの個性が光っていてとても良かったです。
    こちらの劇団さんの作品を、また見に行きたいと思いました。
    ありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    これも傑作。再演を繰り返し4回目の公演。紀伊国屋ホール挑戦の演目にこれを選んだ事もあり、劇団にとって一番手応えのある作品なのだろう。クライマックスは気持ちが入っていて皆涙ぐんで演じていた。確かに人の心を動かす力がある。ストーリーとかシチュエーションとかではなく、ただの将棋好きの純情に感じ入る。いつも人生の脇には将棋盤がついて回った。泣いて笑って悔しくて悲しくて淋しくてやり切れなくて、ふと将棋の駒を弄る。そんな連中の織り成す精一杯の純情模様。生きても死んでも成れの果て。

    選曲のセンスがずば抜けている。Superflyはハマる。このシーンにはこれだな、と曲を吟味し気持ちを託す光景さえ見える。

    大阪の将棋道場、プロ棋士としては負けまくっていて評価は低いが、その人間性から弟子やファンからの人気は絶大な森棋士(井保三兎氏)。その弟子である天野兄妹、兄(三浦勝之氏)は奨励会二段でプロ(四段)入りを目指し、女子高生の妹(漆間虹美〈うるまこうみ〉さん)は女流棋士を。だが世の中そんなに甘くない。幾ら将棋が好きでもどんなに頑張っても報われないことの方が多いもの。彼等の流転と激動の日々。

    ジャージ姿の女流棋士、成塚衣和美さんが妙に気になった。
    女流名人、江崎香澄さんも引き締まった役柄、女流棋士の悔しさを滲ませる。(女流棋士としてプロになれる研修会B1クラスは、奨励会では6級程の棋力だと言われている。「所詮、女だから」と舐められる男社会)。
    会長(=米長邦雄)に松沢英明氏。

    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    2006年、日本将棋連盟会長の米長邦雄は将棋普及の為、プロ棋士対コンピュータ将棋ソフトの公開対局をプロモートすることを宣言。
    ニコニコ動画を運営するドワンゴが2010年より将棋電王戦を開催。世界コンピュータ将棋選手権優勝ソフトとプロ棋士の対局をネットで生中継する企画は大人気となった。
    2017年、第2期電王戦二番勝負にて現役名人佐藤天彦が将棋ソフトPonanzaに連敗。一つの歴史的役割を終えたとして電王戦は終了。叡王戦と名前を変えて8番目のタイトル戦に昇格した。

    森棋士は森信雄がモデルなのだろう。

    船井(渡辺あつし氏)と亡くなった天野高志(三浦勝之氏)の開発したソフトとの対戦。二人でずっと語り合うシーン。いいね。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白かったです。
    将棋を軸とする愛溢れるストーリーに、最初から最後まで目が釘付けでした。
    そして、AIと人間について、改めて考えさせられました。
    役者さん達は魅力的な登場人物達を好演していて、全ての役者さんが良かったです。
    とても素敵な舞台で、心が温かくなりました!観劇出来て良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    さすがラビット番長!ラビット番長の舞台は久しぶりですが、ほんとすばらしかったです。私は将棋を指しませんが、でも、最後は泣きました。Superflyの曲が流れた瞬間に涙ボロボロでした。あと、開幕前のMUSEの曲も最高でした。ラビット番長の選曲にセンスを感じました^^ さて、舞台の内容ですが、非常にわかりやすく最高でした。演出も舞台のセットも申し分ありません。私はニコ生にどっぷり使っていたこともあり、当時のことをかなりリアルに思い出しました。あと、そうそう、iMacの空き箱よく探してきたな‥です。ほんと最高の時間をありがとうございます。知人に舞台がんがん勧めますね^^

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    昼公演、観劇してきました。
    あらゆる愛情(親子、師弟、兄弟、友達)があふれる物語。
    師匠の弟子を振り返る語りにもろに撃ち抜かれ、おいおいと涙してしまいました。
    涙しているのに、笑いを取ってくるの、ずるいです。
    千穐楽まで多くの方に見ていただきたい作品です。

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