面白そうですね。
心理サスペンス的な内容・・・なのでしょうか。もっといろいろな解釈ができるのかもしれませんが。
特設ページを拝見しましたが、登場人物一人一人の心中や役割が、それぞれ興味深いです。気になります。
期待度♪♪♪♪
刑務所
刑務所という所、おそらく多くの人が考えるより遥かに興味深い場所だろう。ドストエフスキーや埴谷 雄高、安部 譲二、永山 則夫、森恒夫、佐藤優等々、ちょっと思いつくだけでも監獄に入った経験を持つ表現者は多い。また、犯罪は、時代を測るゾンデでもあろう。更に実際に起こった犯罪にヒントを得て作られた傑作も数多く存在する。「曽根崎心中」も実際に起こった事件をもとに書かれているのだ。
事実の持つ重みや歪み、それに関する噂や報道、判断など様々な要素が噛み合うのが、実際、事件や犯罪が起こった時の状況だろう。何をどのように読み解き、どんなメッセージを伝えてくれるか。楽しみである。