公演情報
「SMOKY ROAD」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★
久しぶりに走りまくるステタイさんって感じの物語はマラソンランナーとコーチ?を中心に大会を作る人々のお話し
当然のごとく走り続けるんですが、今回ってもしかしたら走ってるのと走って無いシーンどっちが多い?ってぐらい走ってる気がする
ここまで走ってるのっていつ以来だろう?
そしてそんな感じから作り出される物語は熱いものだけでは無い素敵な変化が見られる魅力的な作品やった印象
久しぶりに見られた #竹林なつ帆 さんがかなりいい人、そしてあたたかいスポーツマンって印象
このキャラがいいアクセントになってた気がする
そして #青城里花 さんの作り出す娘がなかなかに真っ直ぐ
そしてそんな気持ちが周りに伝染していく感じの真っ直ぐさがなかなかに良かった
今回の #喜多彩葉 さんがかなり振り切ってますね
その振り切り方から一瞬見せる鋭い感じがまた良かったりしたんです
基本はふわふわしてますが
やはりいいのが #高瀬川すてら さん
この感じのすてらさんってなかなか見たことが無いなって感じ
気持ちの変化が見事すぎて引き込まれる
実演鑑賞
満足度★★★★
初日観劇。
客演の高瀬川すてらさん&湯浅崇さん、そしてブリっ子な喜多彩葉さんが良い味💕
小野愛寿香&青城里花さんやズッコケ親子の親子愛、マラソンへのリスペクト、色んな想いが詰まったハートフル公演🥰
最後にSHASENご卒業おめでとう🎉
実演鑑賞
満足度★★★★★
観終わった後の帰り道の興奮たるや!うおおお!さいっこおだぁ!!こころ燃えたぎる!この景色が観たかった!最高の景色!語彙力がどっか遠くへいってしまう!落ち着けるわけもなく!燃えたぎりながら熱く帰る帰り道でした!
ステージタイガーの舞台にはランマイムがある作品が多い。だがしかーし!今作はあの協走組曲をも凌ぐ勢い。オープニングから、うわ〜身体仕上がってるなぁ!と目ん玉ひん剥き。劇中のランマイムシーンの疾走感、躍動感のクオリティの高さに爆裂に興奮する。しかも台詞クリア。
剛さん作品でよく描かれる、ひとは誰しもひとりでは生きてないというところ。描かれ方がいつも作り物めきてなくストンと入ってくるし、真正面からしっかり乗せてるの、好きで。自分の人生だけでなく、誰かの人生も共にある。だからままならなくもあり、また自乗されることもある。
もうなんか、みんなみんなめちゃくちゃ頑張ってて。頑張れ〜って思わず握り拳ぎゅうってしちゃうくらい目の前で頑張ってて。必死に生きてて。胸が熱くなる。天才じゃないし、頑張らなくても楽勝な人生でもない。頑張り続けるのしんどくもなる。でも頑張ろ〜って励まされる。
不倫して他所で子供作って離婚して…っていうの、ステージタイガーではあんま観なかったかもしれないなぁと、ちょっと意外性をもって観てました。不倫の理由も、走ることしかないと思い込んじゃうところも、根っこ同じやなって。
それしかないなんてことはないんだよって。あなたが持ってるものが、持てるものが、ひとつしかないなんて、そんなこと思い込んじゃだめだよって。極めるなら他の全てを捨てててでもって考え方も個人的には賛同しかねる派です、尊重はするけど。
プロランナーとは。その定義は、やはり広く一般的なプロと定義されるものと同一で、それにより収入を得られるか否か、らしい。でもプロ意識というものの定義に関しては人それぞれに異なるだろう。ランナーに限らない、その対比が明確に描かれてるの良きで。
毎日それなりに幸せ。そう思える環境で生きられることは、それは本当に幸せなこと。そう思えない環境なら…幸せになりたいと思うのなら、抜け出さないと。それがたとえ困難な事だとしても。幸せと思えるようになりたいなら、努力、根性、忍耐だ。うおー。
マラソン大会ラスト。先に完走し終えた堂林さんが何のメリットもないのに灰島さんの元に引き返してきて一緒にゴールする場面。あそこ最高だった。たまらんかった。いくつになったって、ちゃんと独りよがりではない誠心誠意で向き合っていれば友情は育める。いいシーン。
その場面、模して作られた劇中の作品舞台である番西市の広報紙に写真が掲載されててエモくて、終演後に頂いて帰ってきたのですが。できればもっと本番みたくボロボロに、なんならリアルに走った後に撮影とかでも…と鬼のような事を思った鬼ファンがここにいます。
開演前には読んでなかった当パン読みながらさらに気が付くこと、振り返ることも多々。榊さんから堂林さんへの恋心に気が付かず当パンで知ったり。湯浅さんと愛寿香さんのなんともいえない雰囲気にはもう元サヤに戻っちゃえばいいのにと思いながら。
堂林さんに対する荒川さんの気持ちもすごい良かったよねって思ったりも。堂林さんは怪我させてきっと恐れてた。罪悪感に打ちのめされてた。でも荒川さんは事故に関しては悪感情なんて抱いてなくて。ただただ逃げられた事に怒ってた。勝負したかった一心だけ。なんて気持ちの良いひと。
観ながら思ってた事、ぜんぶアウトプットできてはいない気はする。そういうのもきっと、これから日常生活送る中でふわっふわっと蘇るのだと思う。今年は一回こっきりの観劇だったけれども、それくらいにはしっかりと私の中に染み渡ってる。共にあり続けるよ。