カナヅチ女、夜泳ぐ 公演情報 カナヅチ女、夜泳ぐ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★★

    悪い芝居初観
    当初は観劇予定なかったのですが、数日前に王子小劇場の
    ギグルTVに出演していた吉川さんを見て観劇しよう!
    という気になりました。何がきっかけになるかわかりませんね(笑) 

    都会に疲れて田舎に帰るという展開は良くありますが、
    その先が独創的で興味を駆り立てられ面白い◎ 

  • 満足度★★★★★

    初めてでしたが、
    雑多なリアルさに突如出てくるファンタジーな部分。
    現実なのか、夢なのか。
    一様には理解できない不思議な空間が広がっていた。

    関西の劇団で全体的に芝居のテンションが高いと感じた。

    特に客演の村上さんと大塚さんが
    東西のコメディリリーフの代表になっているようで
    面白かった。

  • 満足度★★★★

     
     

  • 満足度★★★★★

    初見でしたが最高でした
    東京のセットとしてブランド/チェーン店のロゴをたくさんぶらさげる手法や、街頭・部屋・故郷のファミレスなどすごくたくさんの場面をそれほど凝ってるわけでもないセットで椅子の見立てで次々と転換させていくところもすばらしかったし、なによりも多めの登場人物がみんなそれぞれ魅力を発揮してて本当におもしろかったです。
    とりわけ主役(?)の吉川さん呉城さんがすばらしくて確たるものがあり、脇の男性陣では大塚さんと村上さんがおもしろくて最高でした。
    この劇団は初見だったんですけど、また必ず見たいと思いました。
    物語的には最後の15分くらいが全然理解できず、リピする機会もなかったのが心残りです。

  • 満足度★★★

    かっぱ?
    30歳になる女性が東京に出てきてからの10余年を振り返る話なんだけど、回想と妄想?が混然一体となってだんだん頭がボーッとしてくる。主役の吉川さんが実に魅力的。悪い芝居はだんだん評価が上がっているようだけど、個人的にはもっとぶっ飛んでいた昔の方が、観ていて腹が立つけど面白かったように思う。

  • 満足度★★★★

    例えば走馬灯のように。
    変わった劇団名と、中身が想像できないタイトルに惹かれ観劇。蓋を開けてみれば、「重力に逆らうような」ちょっとイイ話。ノンストップでフルスロットルで確かな熱量を帯びた舞台でありながら、走馬灯のように記憶を駆け抜けていく舞台でもあった。満点とは言い難いが、観てよかったと思います。

    ネタバレBOX

    ネタバレではないのですが、佐藤佐吉演劇祭2012のWEBページの写真(裸のヤツです)にインパクトがあったので、ちょっとだけ拍子抜けしました。あ、思っていたより普通だな、と。そういう意味で舞台の中身が「宣材写真負け」しているという印象を持ちました。
  • 満足度★★★

    悪いけど
    私はおもしろいとは思いませんでした。寺山修司知らんからですか、その辺が一番笑い大きかった気がしましたです。

  • 満足度★★★★

    未来も少し良くなってるかな
    そんな思いがした後味でした。時間も行き来しますが解りやすく、笑もあって飽きさせない2時間。登場人物の個性も魅力的で、魔女の佇まいもしっくりくる感じ、役者さんが常に舞台上に居る(時々消えますが)けれどスッキリ見れたし、何より退団した吉川さんの登場が嬉しいです。昨年の「駄々~」がまさか岸田ノミネートでしたが今作の方が好きですね、浮遊感漂いつつ最後はちゃんと自分の意志で泳ぎ始める感じがいいです。村上さんはハマッテました

  • 満足度★★★★★

    無題419(12-162)-2
    18:30の回(晴、暑、強風)。信号機が風でブンブン揺れてます。そのくせ頭上、青い空の綿のような雲はノンビリしている。昨日に続き、2回目。45分前受付と思っていたら、入口横に「18:00受付開始」…あれれ、早く来過ぎた…でも、メール(定形文なんだろうけど)には45分前と書いてあるし…と待っていると、スタッフの方が出てきて説明してくださいました。連日の観劇は眼科画廊に続いて今年2回目。何度でもみたい。

  • 満足度★★★★★

    無題419(12-162)
    19:00の回(晴、暑い!!)。今日は最寄りの駅前でお祭り、おかげでバスが遅れ、
    電車も途中で小休止、受付開始に間に合わず...18:20受付(整理券あり)、少し前から整理番号順に整列、黄色の先行予約~オレンジの順。18:31開場、最前列は桟敷、2列目ミニ椅子、3列目から椅子。最前列は、当然、役者さんが迫ってくるので荷物を預ける方、多数。舞台..にはいろいろなものがありました。下手から、E.ギター(アリア プロⅡ)MAC-STDZっぽい。ソフトケースにテーブル、スピーカーに襖、上手、テープル。舞台上、アーチ状に有名企業(店舗名)のロゴ、ユニクロ、スタバ、マックに吉野家、コンビニ、居酒屋、薬局、激安店に家電量販店、外食にハンズ、信号機、バス、サザエ?道路標識。タンスにテトラポット。オレンジの照明が場内をぐるぐる照らし、ゴゴゴっという音が響いてきます。19:02場内アナウンス、19:05、Eギターのアルペジオで開演~21:03終演。 吉川さん「ハリーポタ子」、呉城さん「夏も」、村上さんは柿喰う客で。まだ途中

    ネタバレBOX

    終始ハイテンション、よく続くものです。「今」←→「「12年前」の行き来かと思っていたら、2020年になったりで????、そこは勢いで見続けます。そうか、覚えている自分、忘れてしまった自分、忘れようとしている自分。そんな自分をちょっぴり覚えているだろう11人。場面が再現され、カラダが浮く。東京へ、東京へと向かった12年前と今。

    椅子がカタチを変えてシーンを彩ります。ベッド、ビル、ファミレス、王将。舞台奥には小道具が準備されているようでした。桟敷前を走り抜け、迫り、思いを吐き出す者たち。12年前の自分と対峙する今の自分。

    絶望の中での帰還でなく、凱旋でもなく、ただ帰ってきたのは夢破れて、いやいや、もともと、いうほどの夢もなかった...のか。

    楽器が4つ、Eギター、Bギター(これは手入れができていなくて、ピックアップ周辺にホコリ..音楽を志す者、ピカピカに磨き上げるように)、アコースティックギター(これは、生音は出てるけど別に録音済みの演奏と重ねている)、ハーモニカ。
  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    2時間、全く飽きさせずに引き付ける演出の豊かさと役者のパワーに脱帽。
    作者の東京と寺山修司へのコンプレックスを感じた。

  • 満足度★★★★★

    しびれた
    悪い芝居、初見でした。新宿ミラクルのU-25演劇人企画で山崎さんとお話させていただいて、告知されていたこの公演非常に楽しみにしておりました。
    打ちひしがれました。演劇って本当にすごいんだって改めて思いなおせました。とにかくかっこいい。音響と照明で見事に彩られ、役者の方々がとにかく輝いておられました。本当に素晴らしいお時間ありがとうございました。友達に勧めまくります。

  • 満足度★★★★

    もう一回、観たい
    ☆5に限りなく近い☆4

    自分が生まれた町を離れて暮らした経験がないせいなのか、ピンとこない部分はあったものの、ストーリーに収斂しきらないほどの「遊び」が多いからか、空気の濃さに感覚的にグイッと持って行かれる素敵なステージ。

    ストーリーテリングに関しては色々と唐突に感じられる部分も少なくなかったものの、演出の見事さや美しさ、セリフ自体の面白さや役者の芝居の楽しさ等々の説得力によるものなのか、終わってみると「ちゃんと成立していた」感があるのが不思議。

    前回公演を観たときに感じた役者の声の聞き取りづらさは今回あまり気にならず、セリフの美しさがちゃんと感じられることができてよかった。

    役者陣では、客演の村上さんが特に好印象。身体の自在さ、存在の自由さが作品空間の面白さを増幅させていたのではないかと。
    照明デザインや音楽、音響の質の高さも印象的。

    時間と財布が許すのならば是非ともリピートかけたいところ。

  • 満足度★★★★

    どことなくロック
    面白い。タイトル「カナヅチ女、夜泳ぐ」も面白さがジワジワ伝わってくる。

    ネタバレBOX

    発作的に宙に浮いてしまう螢(吉川莉早)は、地元から上京し、また地元へ戻ってくる。何しに上京したのか、上京して何をしていたのか、なぜ戻ってきたのか、色んな記憶が欠落している螢は、親友・小雪(大川原瑞穂)や魔女と呼ばれる女(宮下絵馬)らを通じて記憶を取り戻す…。

    客をおいてきぼりにしないテンションで、エネルギッシュに駆ける115分。派手なパフォーマンスだけでなく、細かい演出も散りばめられて、飽きることはない。話も、単なる記憶を辿る話に終わらず、哲学的というか人間物理学的要素とカッパの合の子とかタイムリープというSFエッセンスも添加され、小さくまとまらず魅力的。

    重力とか時間とかいう「一方向な力」に、ジタバタしながらも一矢報いるという、妙な力をもった舞台だった。
  • 満足度★★★★★

    勢いがある!
    今乗りに乗っている劇団という感じ。一作一作、大きな進化を感じられることがうれしい。

    開演した瞬間からワクワクドキドキの連続。主役の吉川莉早がきらきらと輝いて見えた。その他の登場人物も皆魅力的。中でも小雪役の大川原瑞穂、コハル役の大塚宣幸が良かった。

    舞台上の山崎彬が絶妙の立ち位置で、芝居に スパイスを効かせている。それも見事だった。

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