満足度★★★
時代と大きな出来事を背景に。
2011年 大きな出来を背景に、1977年不況のアメリカ ニューヨークを背景に二つの時代をダブらせながら、現実と夢が交差して物語は進む
若者達の、欲望の、乱痴気騒ぎ、役者のレベルは高い、ダンス、場面の切り替えも綺麗でした。
「2012おうさか学生演劇祭Vol.5」で感じてた学生演劇のイメージは、
①物語は、とても面白い。
②役者の力不足の感がある。
このお芝居は、逆でした。
時代と出来事を背景にしているのは面白いのですが、無理やり感があり、物語が薄っぺらく感じてしまった。 欲望と浮気と乱痴気騒ぎのはてに、ふられただけの物語に、感じた。
役者のレベルは高い、ダンス、場面の切り替えも綺麗で、上手ですが、・・・しかし・・・面白いのですが、・・・しかし、私には、こじんまりと、まとまり過ぎてる様に感じた。
観る人により、感じ方が、大きく異なるお芝居と思います。
満足度★★★★
実は問題作
実は問題作である。
色んな問題作はあるが、あえてこの日の、この時間に公演を行うという意味付けに託された舞台であった。
しかし、
その事による風評被害すらも彼らは受けきる事が義務づけられた。
何故なら、
賽は投げられたからだ。
序文が過ぎた。
僕自身は、色んな意見もあるだろうが、かなり素晴らしい作品に近づいたものだと感じている。
しかし僕は観劇をした後に、他に来ておられた観劇仲間にこうつぶやいた。
「やり逃げですね」
実はこの一言に全てが表されている。
ネタバレは避けたい。
何故なら東京公演が今週末から行われるからだ。
なので、もうネタバレで感想をアップしようと思う。