実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/05 (火) 19:00
何らかのわだかまりが氷解してゆく様を描いた中編2編。個人的な印象で比喩だが従来は色彩がはっきりしたペン画あるいは細密画だったが本作は柔らかい色使いの水彩画、みたいな?
大学時代の先輩の実家売却を担当する不動産仲介業の男が意外な人物と遭遇し、な「枯れる……」は人情喜劇、転勤する夫に帯同するため退職するアナウンサーの父への想いを描いた「ハロー……」は「今様人情噺」なオモムキ。
はらぺこペンギンの「円熟味」を感じた。
実演鑑賞
満足度★★★★
『ハローグッバイ・オン・ザ・レディオ』を観劇。
フツーに「イイ話」なんだと思う。
朝日新聞の「ひととき」みたいに、身近にありそうな話し。
でも「ひととき」みたいな「ほっこり感」はない。
母親はヤク中で、娘はAV女優、親父は娘の親友と逃亡…みたいな、小劇場によくあるブッ飛びシチュエーションじゃないのが、すんごい良かった。
身近にあることをどれだけ掘り下げられるか、広げられるかってのが観客にジワジワと効いてくるんだと思う。
ちなみに朝日新聞の「ひととき」は、橋田壽賀子がスクラップしてたそうです。
村田康二…
やっぱイイ俳優だわ〜。
俳優っぽくない所と誠実さが滲み出ていて、観客を抵抗感なく劇世界へ引き込む。
どのオカズとも合う「ご飯」みたいな俳優だねー。
ファンとしては「ガッツリ村田康二」みたいなもっともっと出番の多い芝居が観たい!
コスモス洋子は、あんだけインパクトあるのに出番が少ないのは勿体ないよ。
コスモスにも「ジョージ相原」語らせなきゃ!
あと10年経っても同じ服着てるのは、さすがに無理があるだろwww