期待度♪♪♪♪
まんま
まんまのタイトルだが、時間の不可逆性などは無視して、売買の対象とする発想には恐れ入る。フライヤーが砂時計になっていて、上下が対象で抜きになっているのは、まずまずのセンス。説明を読むと、物理法則は、やはり逸脱しないようであるが、では、時間を閉じ込めるのか。夢野久作は、ある意味でこれをやったのではないか。それとも瞬間に永遠を捉える、今では陳腐になった方法を採るか。勝負所だろう。予測もつかない方法を期待する。
期待度♪♪♪♪♪
TIME
偶然でしょうが、時間格差社会を描いた映画「TIME」が17日から公開されますね。
時間を売り買いするという考えは、みんな一度は持ったことあると思います。
私も一度ならず考えました。受験のときとか、仕事がチョー忙しいときとか。
この話題になると、私の母が55歳の時に私に送ってきた手紙に「30歳にもどれるなら今持ってるお金は全部捨ててもいい。一銭もいらない」と書いていたのを思い出します。
自分の母からそんな言葉を聞くのは初めてで、ちょっと衝撃でした。
それ以来「後悔しない年の取り方をしたい」と思ったのも、母には申し訳ないのですが、事実です。
(ちなみに今、母は幸せに暮らしております)
時間が買えるとしたらその世界はどうなるのか、とても興味があります。
そしてそれができなくなった世界で、人は何を考えるのでしょう。