ダム・ウェイター 公演情報 ダム・ウェイター」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    日本では観ることが少ないテイスト
    標題でも書いたように、こういうお芝居って、
    日本の劇団ではほとんど見せてくれないんじゃないかなあ?

    色々な出来事はあるし、まあナンセンスでもあるのだが、
    ある意味スマートで、洗練されているというか、
    その辺が何より新鮮に感じられた。

    ただ、逆に言えば、緊迫感あるシーンもあったものの、
    それにしてはスッと終わってしまった感もあり、
    欲を言えばそこは物足りないかなあ、という印象も。

    でも、こういうテイストのものも、もっと上演されたらいいな、
    観てみたいな、と思った。

  • 満足度★★

    うーん
    自分には難しくてヒットしなかった・・・。
    面白さが分からない。

  • 満足度★★★

    ばかみたいに待ってる人
    という意味にも取れる話。題名だけでも二重の意味があり、きっと英語では内容にもいろいろ隠されているのでは?と想像される。あまり身構えたので素直に笑えず、もっと気楽に見ればよかったと反省。観る人が勝手な想像をしていいらしい。

  • 満足度★★★★

    面白かったです
    不条理劇ということで、不条理なのですが、その状況に振り回される2人の心情はリアルに伝わり、観客を引きつけていたと思います。
    劇場のコンパクトさがさらに緊密さを増していて、空間をうまく使っていたと思います。
    わからないことはわかっていたのですが、誰が何を知っているのか、知らないのか、何を隠しているのか、隠していないのか、探っているようないないような、ぎりぎりのやり取りを覗き見している感覚でした。わからないけど、面白かったです。

  • 満足度★★★★

    男性の二人芝居
    なので、すごい緊迫感があるかな、と予想していたのですが、とても面白かったです。なんだか洒脱な劇だったなぁ。小物の使い方もうまいけれど、何といっても「小劇場 楽園」という小屋がこの劇のシチュエーションにぴったり!柱の使い方、劇場の入り口の使い方、カーテンの使い方、どれ一つとっても素晴らしかったです。こういううまさが洒脱な感じを生んだのかな?一人芝居などの場合、役者さんの劇への執着やがんばりが感じられてしまうことが多いけれど、(こうなると私たち観客はかなり疲れてしまう)今回はすんなり役柄を楽しめました。不条理劇というほど小難しくも無く、さまざまなその後が想像出来て、こういう二人芝居劇をもっともっと見たくなる、そんな劇でした。

  • 満足度★★★★

    身構えた割には
    意外に分かり易く、不条理ってこともないような。

    ネタバレBOX

    イギリス・バーミンガム、ベッドが二つ置いてある地下室に入ってきたスーツ姿の二人、先輩格で几帳面なベンとがさつなガス。会話の内容やピストルを所持していることから、彼らは組織に雇われた殺し屋で、直前に女性を一人殺してきた様子が窺える。新聞には年寄りが車の下に入り込んで死んだり、女児が動物を殺したりの殺伐としたニュースが載っていて、ベンは自分たちの存在意義が霞んでしまうと嘆いてみせる。

    地下室への差し入れはマッチだけで、しかもヤカンに火を点けようにもガスは遮断されている。次の仕事が来るまで待機しなければならないのに、それなりに組織に貢献しているであろうに、なぜだろう、待遇が悪過ぎるように思える。

    気が滅入っているところに料理用エレベーターから料理の注文が来る。ガスの持っているお菓子などを上に上げたりもするが、元々この建物がレストランだったというだけのことで、上の階にいる組織の誰かがからかっているのだろう。

    料理用エレベーターの脇には伝声管があり話はできる。ガスが流しの方に水を飲みに行ってしばらくすると、伝声管から呼び出しがあり、ベンが出ると、次に部屋に入って来る人間を殺害せよとの司令が下る。ベンがピストルを構えて待っていると、ドアが開き袖のちぎれたワイシャツ姿のガスが飛び込んで来る。…で終了。

    流しの奥で通路を見付けたガスは組織の誰かに待遇の悪さを訴えでもして、殴られて地下室に逃げ帰って来たようにも見えますが、事態はもっと深刻だと思います。不覚にも上層部の顔を見られてしまった組織としてはガスを生かしておくことができず、ベンに殺害を命じたのではないでしょうか。

    殺し屋はあくまでも組織に雇われた末端の存在です。雇い主との接点は無いに等しいくらいのトカゲの尻尾以下の存在です。雇い主の司令に従うプロの殺し屋としてベンは必ず撃つでしょう。

    ところで、二人が最初に部屋に入ってきた時点でストーリー性を感じました。二人の意志で入ってきたのですから理由があるはずで、次の展開も本人たちはある程度予想しているはずです。不条理劇だったら、二人は初めから部屋にいて何で俺たちここにいるんだろうって顔をしているだろうなって思いました。
  • 良かったです。
    有名な作品みたいですが、初めて観ました。

    たわいもない会話や想像力を掻き立てるような事、おもしろおかしいシーンなど楽しめました!

    観に行くなら前の方のお席がオススメだと思います!

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