実演鑑賞
暖かみのあるファンタジー。
クリスマスにぴったり。
アコーディオンの生演奏が素晴らしかった。
私ゃハーモニカ、アコーディオン、バンドネオンなんかの音色が好きなので、なおさらに。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
素敵なアコーディオンの音色の中、夢か現実か分からない不思議な世界を堪能しました。
少し混乱はしましたが、優しくも切ないストーリーが素敵でした。
良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
無邪気なメルヘンと大人の哀愁が共存していて、とても不思議な味わい
何なのだろう、この物悲しさと一緒にポコポコ湧き出てくる幸福感は
存在感ある空想的な樹木、アコーディオンの旋律は古き良き時代の映画を彷彿させ、更にはアンサンブルの猫ちゃん、登場人物達の美しい台詞で紡ぎ描かれていく舞台はまさに総合芸術の賜物
それらの芸術性が堅苦しいものではなく親しみやすさで満ちているのが良い
貴女は何者?・・・そういう貴方は・・・
現実と現実ならざる世界との境界線を漂っているかの様な、どこかふわふわした掴みどころのなさはイメージ遊びとして楽しめば良いのかと思いきや全てが紐づけられ、やがてはそれぞれの想いが立ち上がっていく流れが何とも感動的でした
これは男性目線だけでなく、間違いなく女性目線から観ても切ない
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日を拝見しました。ここ数回拝見していますが、一つ一つのお芝居がとても丁寧で懇情豊かに演じられていてとても好きな皆さんです。今回の作品は再演のようですが、切なくでも暖かくが、感覚的な印象です。とても心に残りました。次回も楽しみにしています。
実演鑑賞
満足度★★★★
初日観劇、ほぼ満席。
現実と夢想を交差させ、優しくも切ないファンタジー作品。それは心の彷徨のようでもある。梗概は説明の通りだが、その謎めいたことを記すとネタバレになってしまう。当日パンフによれば、本作は1992年 文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作を受賞し、劇団大樹では2005年に初演したとある。そして20年振りの再演にあたり、新たなシーンを追加し更に深みが加わっていると。初演を観ていないから何とも言えないが、タイトルや説明にある「ポプコーン」が膨らんで弾けたような…映画を観ながら食べた記憶があるが、その懐かしき味わいと香りがするよう。
登場する中で、名前があるのは探偵・野放風太郎と助手・タキ、それ以外は女・男・老人であり正体が知れない。この抽象的な設定が肝かもしれない。人物の過去や現在など背負っているものを明らかにしていない。唐突にして曖昧な出会い方、緩い関係性の中で謎を膨らませていく。そして絵画の人物とは という謎へ繋げていく。途中から だんだんと事情が分かってきて、言葉の端々から滋味溢れる物語が構築されていく。全体的に抒情的な印象だが、物語とその雰囲気を支えているのがアコーディオンの生演奏、とても好かった。
コロナ禍を経て不寛容・無関心といった世の中になったような気がするが、本作は未練と想いが しっかり詰まっている。それは人間だけではなく身近な動植物に愛と情を注いでいるよう。少しネタバレするが擬人化した猫、そしてアンサンブルとして踊る姿が愛らしく、しかも力強いといった感じもする。そこに過去だけではなく未来が…。
(上演時間1時間50分 休憩なし) 12.08追記
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日、観てきました。これは大人のメルヘンか?あるいはクリスマスの奇跡なのか?自分自身沢山の作品を観てきましたがこれは自分にとって新しいジャンルの作品でした。映画にでもなりそうな作品ですね。この団体さん次回作も観たいですね。