実演鑑賞
満足度★★★★
初見団体、初日観劇。
ファンタジー?因習にとらわれた家系の悲劇?
いや、人生論、哲学みたいなお話の印象。
母の死に絡む後半の展開は少し唐突な感じがしたが、そこからよりリアルな人間の本心が浮き彫りにされる流れが良かった。
静かな芝居は少し苦手だが、今後も注目したい。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/13 (水) 19:00
初見のユニット。丁寧に積み上げられた会話劇で、面白い、というのとは一寸違うが興味深く観た。(1分押し)前説含め118分。
地方都市で、300年の記憶を持つことになっている「おくしさま」というフィクションをベースにした群像会話劇。いろいろなエピソードを積み上げつつ、大きな事件が起こるというより、個々の人々の感情をしっかり積み上げる。演出も丁寧で役者陣もしかあり演じていたが、個人的に好みでないセリフ回しの役者がいたのがちょっと…、なのが残念。久々に観た島田の貫禄に安心しつつ魅了される。
セリフ量が多いので、私が嫌いな言い回しが出てくるけど、これはしょうがないかなぁ。