#ヘスティア 公演情報 #ヘスティア」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-8件 / 8件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/11/03 (日) 14:00

    価格3,500円

    今の日本🇯🇵には日常的な家族の悩み、孤独感など見事に表現。セリフ回しの受けがうまく、CG、音響、照明の効果も素晴らしい。
    みんな同じ物背負って生きてるという、不思議な気持ちの共有してしまう。3500円はコスパ良い。

    ネタバレBOX

    昭和はテレビのある日常。令和はネットのある日常。
    ネットは非日常的と思われがちだが、その裏側は現実の家族、友人、同僚などが、本音ベースで生きている。
    距離感が近い方が良いのか、遠い方が良いのかわからないvtuberがいるとなると、、、人間関係も
    でも私の結論は、「それで良いのだ!」と、思うのだ
  • 実演鑑賞

    良かったですよ。

    ネタバレBOX

    毒親に傷つけられた子供の話ですね。

    ヘスティアはギリシャ神話の女神らしいけど、かなりマイナーですよね。
    どんな女神か知っていたら、理解が深まったのかなあ。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     タイトルのヘスティアは、今作に登場するVチューバーの名前である。(追記後送)

    ネタバレBOX

     物語は現代日本で暮らす日本人という可成り特殊な生き方に固定されたまま相変わらず受け身で生きて行く術しか持たぬ多くの人々が抱える日常を、正(まさ)しく現代日本の哀しいカリカチュアとして生々しく描いた作品と観た。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    機能不全家族を題材にした作品、テーマが明瞭で実に見事ですね。リアルで自然な展開にはまり込んでしまいました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/11/02 (土)

    ぐぐっぐぐぐ!ぐつぐつぐつ…
    この感想は??
    一言で語れない!
    強いて言うならば『良かった!』
    登場人物それぞれが活かされていて、
    感情移入も出来て、わわっ!って。
    泣きました。
    だって、ねぇ。うん。

    ネタバレBOX

    樋口双葉さんと岡本セキユさんのシーンが好き
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    不器用なある家族を描いた素敵な舞台でした。
    Vtuberの存在が物語のなかに巧みに絡められていて新鮮でした。
    個人的には物語の展開的には少し物足りなさも感じましたが
    ラストシーンには心打たれるものがありました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    説明では、「インターネットと家族。人と人との繋がり。関係性の下に拗らせていくディスコミュニケーション会話劇」とあり、家族でありながら対面で会話をすることが苦手 または出来ない家族関係を連想していたが、少し違った。たしかに出雲家という家族を描いているが、中心は その兄妹のモヤモヤとした不安や依存・他律など、表し難い心の葛藤を繊細に紡ぐ。 自分は何者なのか、何をしたいのか、アラサーになっても定職に就かず実家に住んでいる兄の悠太。一方、妹の環奈は家を出て見知らぬ男の家を転々としている。そして VTuber「丙栖てぃあ」として活動を始めた。

    人物の関係性は早い段階で明らかになり、だんたんと性格や立場 おかれた家庭環境が深堀されていく。物語のテーマは「家族と VTuber」らしい。そして当日パンフの主宰 後関貴大 氏の挨拶文を読むと彼自身を投影しているような。物語の見所は、ありふれた家族物語…しかし家族とは、と突き詰めて問われた時に 即答することは難しい。色々な家族があり一概に言い表すことが出来ない。その漠然とした「家族」を、兄や妹そして父や母、さらに周りの人々を通して浮き彫りにしていく過程が面白い。ちなみに、出雲家だけではなく、登場人物たちの家族についても触れられ、そこに家族の多様性を描き出す。

    前作「明けちまったな、夜。」も良かったが、既視感が否めなかった。今作もありふれた「家族」を取り上げているが、VTuberという第三者的というか俯瞰するような描き方が、内面を見詰めるという深み味わいを感じさせる。自分に言わせれば、出雲家は典型的な家族構成で他の登場人物の家族に比べれば恵まれている。単に不器用なだけ。その意味では家族というよりは自分探しの彷徨のような物語だ。

    舞台美術、その色調と効果的な照明のバランスが実に巧い。配置等はネタバレに記すが、暗幕で囲い配置されているセットは白色。舞台全体がモノトーンのようで落ち着いた、というよりは沈んだような重苦しさを感じる。そこに登場人物の抱えた問題が垣間見えるような気がする。照明は薄暗いが、人物へのスポットライトを多用し 心情表現を豊かにしている。
    (上演時間1時間45分 途中休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は暗幕で囲い、上手に環奈が転がり込んだ朝倉くりす の部屋。そこにVTuber「丙栖てぃあ」の配信セット、中央奥にモニター、その手前にテーブルと椅子。下手にも細長いテーブルと椅子、セットは全て白色。

    出雲家の食事風景、厳格な父は息子の食事マナーについて注意するところから物語は始まる。それは拳骨で頭を叩くといった行為。悠太はそんな父が嫌いだが、それでも定職にも就かずバイトしながら実家に寄生している。環奈は早々に家を飛び出している。そしてVTuberとして発信を続け 登録者数5万人迄あと僅か。達成させるイベントの最中、裏アカが流れ炎上する。その事件を通して兄・妹が繋がり出す。

    家庭内の事は、ある種 密室での出来事のよう。躾と虐待の線引きは曖昧で、毒親なのか否かは一概に決め付けられない。ただ幼い子供たちにとって躾と言われても解らないだろう。その痛い思い出だけが鮮明に残り、ますます萎縮させてしまう。そして家族の中における自分の存在とは という疑問と困惑、さらに家庭内孤独に陥る。悠太と環奈は親に反抗することで必死に自分自身を守っているよう。

    さて、悠太の知り合いに一嶋琉衣という女性がいるが、実は環奈の高校時代の級友だったことが後々分かる。彼女は両親が離婚し、母親の苗字になったことから気まずい思いをしてきた。そんな時、環奈は それとなく寄り添ってくれたと感謝。また 朝倉は母一人子一人だったが、母が愛人と出奔し一人になった。何れも親の都合・勝手で子が嫌な思いをした経験を持つ。

    悠太と環奈は、自分だけが恵まれない家庭に育ったと思っていたかも。その思い込みが、父危篤の知らせにも蟠りが…。環奈=VTuber「丙栖てぃあ」として、自分自身を愛せないし 他者とうまく関係が築けない。そして誰かに依存し自分を悲劇のヒロインに見立て逃避しているだけ、そんな独白が印象的だ。ここに第三者的な観せ方ーモニターに承認欲求の象徴的な画像を映すといった巧さ。全体的に昏く、自分の心が暗闇を迷走している、そんな表現し難さを表した好公演。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/10/31 (木) 19:30

    vtuberを使って演劇って、いったい何するんだ!?と思ったら、めっちゃ大真面目に人生の話でした

    アフタートークであまねまい氏が指摘してたが、Vtuberをモチーフにするのではなく舞台装置として使っている
    今回のVtuberという装置は、演劇的に必要な「物」として存在してた

    人と向き合うことって苦しいことだし、でも直視できずに逃げることも必要だし
    でも逃げられない現実もあるし。

    最前のセンターで観れたのがうれしい

    こりっちのチケットプレゼントで鑑賞

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