縮図といえば縮図
現実の物事には決まった終わりがあるわけではない、だからこの物語にも「綺麗に収まる終わり」は必要ないのかもしれない。それが現実世界だ、という作り手の意思ならば。
満足度★★★★
あえて?
タイトルや説明から、期待していたのですが、想像とは若干違ってました。
もう少し深くいい話に持っていけたのではないかと思ったのですが、あえてこうゆうストーリーになったのかしりたいところです。
満足度★★
好きになれない
"懸命に元気に疾走する若者たちの等身大を 冷たく、温かく描く"とあるが、そんな爽やかな話じゃない。
自分の事しか考えない連中が自己主張して、受け入れられずに喚きちらす話。
登場人物のほぼ全員に嫌悪感。
脚本家には、今の日本の若者はこんな風に見えているのだろうか。
満足度★★★★
よかったです
登場人物が入れ替わり立ち替わり出てきて、話がどんどん膨らんで、一体どこに行くのやらと思いましたが、うまい具合に収拾がついている。お見事!近くで見るとセットもかなり凝っているのね。
満足度★★★★
無題360(12-103)
19:30の回(小雨)。指定席なので19:10会場着、座席は後方。席に着く前、舞台を眺めると、E.ギター(こちらもストラト系)にソフトケース、CD、ラックやサッカーボール、なぜか布団一式、テーブルにTV、PC、CDラジカセ、服や洗濯物(?)が架けられ床はフローリング、戸建てではなさそうだし、マンションの一室か...、奥の上手側が玄関のようです。吉永役の鈴木さんが「さよなららら、ニッポン」のとき、こちらの公演に出演されるとおっしゃっていたのでみに来ました。
ジ~パンズは3作目、「空から」が初めてでこのときは2回みました(DVDにならないですね...)。今回も人が出てくるたびに話がややこしくなり、ほぐれそうな絡みがどんどん固くなっていきます。ここらがもしかすると好き/嫌いになるのかなと思いました。後方だったので舞台上の細かいセットはほとんど見えませんでした(全体的に照明も暗め)。21:18終演。
満足度★★
演技は悪くないのだが
登場人物は腹立たしい奴らばかりで,勢いで懸命に元気に疾走する若者たちと云っても自分勝手な理屈で,その言葉が自分には全く通じず,関わり合いになりたくない感だけが先立ち,芝居自体も受け入れがたい。だもんで,唇だけでなく,視線も評価も冷たくなってしまった。
満足度★★★★
モロモロ巧妙
同時多発修羅場でありながら単に多発するのでなく、飛び火したりキーワードがカブったりとそれぞれ関連しあう緻密なツクリ。
そんな中に程よく笑いもちりばめ、それぞれの行方を観客に委ねて締め括るなどモロモロ巧妙。
満足度★★★
冒険が欲しい
観客を驚かすような趣向が無いのは寂しい。話の展開は、業界の多少、ブラックなコメディ或いはパロディなのだろう。観客は、シナリオレベルでも、良い意味で裏切られにゆくのだ。そういう新鮮味が感じられない。無論、こなれていて、ソツはない。演技も上手い。だが、折角、そこまで積み重ねてきたのなら、思考レベルでももう少しアクロバティックなことに挑戦すべきだとは思うのだ。でなければ、とてもヨーロッパなどの興業には勝てまい。
満足度★★★
正統派!
銀座みゆき館劇場って初めて行きました。何か昭和を感じるレトロさがあり、座席もゆったりでした。大人たちの青春事情って感じで、しっかりしたお芝居です。