満足度★★★★★
なるほど・・
わりと行く前からここでの評価の低さを気にしていていたのだけれど・・
自分の目で見る限りは、正直、その低さの理由が良く分からなかった・・。
設定のリアリティとか、プロットの複雑さとか・・・
そういった類のものを重視する芝居読みには・・
「イマイチ」な感じになるのかもしれないけれど・・
自分は、まぁ、そういった感じでもなく、
舞台の中で何か光るものがあればそれで十分というか・・。
確かに、「斬新」と言えるほど目新しい何かに挑戦しているわけではないのだけれど、
ラスト20分くらいでそれまで積み上げてきたものが
つぎつぎと新しく姿を現してくる感じはなかなかに魅力的だな、と思ったり。
自分が何よりもこの舞台が素敵だな、と思うのは・・
主人公がとても無気力なようで
実は夢見がちの青年であるということ。
こういう設定、ありそうで実は舞台ではなかなか見かけない。
自分もまぁ考えてみれば、
踊ってる時と仕事をしてるとき以外はけっこう
「眠くて死にそう」
と顔に書いてあるタイプなので(苦笑
こういうぼんやりとした主人公というのは共感できる気がして好みだ(笑
上はキャラクターのハナシだけれど、
次に物語のなかで自分なりに見所っぽく感じたところを書いてみます・・(以下、ネタバレへ・・
満足度★★★
結構楽しめました
内容を知らなかったので、回転ベッドのセットにはちょと期待しました(自嘲気味)。話はファンタジーなのかな、なんとなく分かりにくかったけど。この世界でも屁理屈ニート(?)は生きづらいようで、少し物悲しい。意外に70分が長く感じました。
満足度★★
今後に期待しましょう
メルヘンっぽく作っているのだろうが,ストーリー,演技,何もかもが中途半端な感じがします。まず,状況設定が最後までわからない,だから話に入り込めない,入り込めないから演技の質もわからない。70分で終わって良かったと思ったけど,丁寧に状況や背景を説明して90分の作品に仕上げてくれたほうが良かったのか。まぁ,第1回本公演でもあるり,まだまだということで,今後の精進を期待しましょう。